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南石切町(みなみいしきりまち) 仙台市若林区にある南石切町は、今も地番が住所として使われている。 現地に行ってみると「石切町」の名にちなむようなものは見当たらず、通りの両側には普通に住宅が並んでいた。 南石切町は、かつて石工さんの町だったそうで、そのことが辻標57番「南石切町/南染師町」に次のように書かれていた。 ・寛永初期に城下を南方へ拡張する際、石材需要に対応するため石垣衆をここに配置した。 ・彼らは石工の本場近江領から選抜されてきた人々で、特に細工物に長じ、伊達家ゆかりの墓所や社寺に灯籠、鳥居など数々の作品を残している。 ・なお、町の南端は明治18年に南材小学校敷地となった。 (町の南端「竹屋横丁」から見た南石切町。道路の右側に南材小学校がある。) また、仙台市HP「町名に見る城下町」では、南石切町を次のように説明している。 ・南材木町の東裏にある町。 ・寛文4年(1664)の絵図には「石垣衆」と書き込まれている。 ・南石切町の名は、八幡町付近にもあった石切町に対しての呼び名でもあった。 ・職人たちは近江な国(いまの滋賀県)から招かれた人々で、神社仏閣の灯籠や鳥居、墓石、石碑などを手がけた。 ・また、南材木町と南石切町を結ぶ道は竹屋横丁と呼ばれたが、文字どおり竹を商う人々が住んでいた場所である。 南石切町は、南材木町、新弓ノ町、八軒小路、南染師町に囲まれた小さな町。町の南端から北端まで歩いてみたが、ものの2〜3分で通り抜けた。 広さも名前も昔と変わらない石切町。コミュニティとしてはちょうど良い広さに思えた。
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Palacio1988
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