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テーマ:プロ野球全般。(13967)
カテゴリ:スポーツ
西武、ダイエー、巨人で通算224勝を挙げた名投手、後にソフトバンクの監督としても成果を挙げた工藤公康さんが、プロ野球観戦を楽しむためのヒントをまとめた本。
…なのだけど、僕には今まで目にしたことがないくらい優れた野球の教本に思えた。 そして書いてある内容もなかなか高度だと感じた。 読みながら、もう一度子どもに戻って野球をイチからやり直したくなった。 学生時代を思い起こすと、僕はマウンドに立つ相手投手のベストピッチをいつも頭に置いて打席に立っていた。 アウトローにビシッと決まる速球とか、天井から曲がり落ちるような落差の大きいカーブとか、相手が得意とするボールに打ち取られたくなくて、その結果フルスイングはなかなかできず、“当てに行く”バッティングになっていた。 当時は、出塁するためには仕方がない、そもそも長距離打者じゃないし、塁に出ないとベンチに下げられるし…と思っていたけど、当時この本を読んでいたら違っていただろうな、と、今頃悔やんでいる。 ![]() 工藤公康さんの言葉を読みながら、野球は確率のスポーツであって、ある程度の割り切りが必要なスポーツだということを今さらながら理解した。 状況を整理して次の自分の動きをあらかじめ絞り込んでおく。それができれば、例えば自分が二塁ランナーになった時にも打った瞬間に迷わずスタートが切れる。外野を守っていても自信を持って守備位置を決められる。 備忘録的にいくつか趣旨を拾っておく。 ・接戦で終盤を迎えたら内野手は三塁線と一塁線を締めて守る。単打は仕方がないが長打は防ぎたい。 ・ランナー二塁の時、三塁手はランナーとバッターの両方が見えるように斜めに構える。 ・コースギリギリの球は打てなくても仕方がない。それより甘い球を確実にヒットすることが大切。 ・プロのピッチャーでも狙ったところに投げ続けるコントロールは持っていない。狙った通りにアウトローに投げるのは至難の業。 ・代打に出たらファーストストライクを必ず振る。ヒットになるかどうかは結果論に過ぎない。 ・二塁ランナーの時、自分の左に打球が飛んだら三塁へスタート。右側なら止まる。 ・「上から叩け」と以前は言われたが、上から叩こうとしたら下に落ちる変化球を打てない。球種が少なかった昔の考え方だ。 ・送りバント:一塁と三塁がどれだけチャージしてきても、投手前に打球の勢いを殺せればほぼ成功する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 12, 2025 12:00:16 AM
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