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March 13, 2026
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ピーター・ドラッカー。
いろんな人がドラッカーの言葉を引いて喋っているから名前だけはよく聞くけど、実のところよく知らない人。
今回、ドラッカー本人が書いた本を読んでみた。

【目次より】
1.失われた世界(フロイトの錯誤とその壮大な試み、他)
2.ヨーロッパの人々(キッシンジャーをつくった男クレイマー、他)
3.アメリカの日々(お人好しの時代のアメリカ、他)

【感想】
読んでみると、この本はドラッカーの自伝ではなかった。
ドラッカーが出会った人たちのことを、ドラッカー独自の視点から綴った本だった。
フロイトやキッシンジャー、企業で言えばゼネラルモーターズなど、誰もが知っているであろう名前が出てくる一方、私が知らない人についてもかなり詳しく書かれていた。

ドラッカー自身のことは書いていないものの、読み進んでいくうちに彼の人となりが少しずつ浮かび上がってくるような気がしたのが面白く、こういう仕掛けの本は初めて読んだ気がした。

淡々とした語り口の文章の中で、ドラッカーが時折「こうあるべきだ」と断言しているところにも興味をひかれた。
例えば、外交のリーダーに求められるものは何か、との問いに対しドラッカーは、才能豊かな大政治家ではない、とまず断言する。そして、凡庸でも誠実で真摯であることが求められている、と言い切っている。
そんなふうに考えたことはなかったけど、言われてみればその通りかもしれない…。そんな思いに繰り返しなった。

分類すればこの本は随筆になると思う。
そうだとすれば、ものすごく勉強になる随筆だ、と感じた。






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Last updated  March 13, 2026 12:00:14 AM
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