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カテゴリ:本
主人公は、小学6年生の女の子 ふうちゃん。
主な舞台は、神戸の大衆食堂「てだのふあ おきなわ亭」 ジャンルは児童書。でも単行本でも350頁を超えるほど、長くて読み応えのある、そしていろいろ考えさせられる小説だった。 ![]() 少し前に、沖縄で生まれ育ち、沖縄で仕事をしている人とたまたま出会い、その人が「今、太陽の子を読み直している」を言っていたので、自分も読んでみたいと思った。 ふうちゃんのお母さんが切り盛りする「おきなわ亭」には、話し方が雑で、だけど心のきれいな人たちが毎日毎日集まってきていた。 そのほとんどが沖縄で生まれ、日本軍が見捨てた後の沖縄の惨状を体験し、生き残った後に生きるために神戸に移って来た人たち。そして移ってからは沖縄出身者へのいわれなき差別を受け続けていた人たち。 僕には軽々しくコメントできない、という気持ちになっている。 ひとつだけトボケた感想を言うなら、「おきなわ亭」のような空間に、僕はもう何年もいたことがない。10年前どころじゃなくて、もっと長い間、僕は何でも好きに話せるような場にいたことがきっとない、と思った。 そういう場所にいた時も僕はきっと、いるかいないかわからないような存在でしかなかったけど、賑やかな空間に埋もれながらぼーっと過ごしていた時間が懐かしい、と思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 22, 2026 12:00:11 AM
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