仙台の旧町名「琵琶首新丁」(今の青葉区大手町と花壇のそれぞれ一部)
仙台藩の城下町の町名、琵琶首新丁(びわくびしんちょう)は、琵琶首丁の一本南側に位置する小路。琵琶首丁と琵琶首新丁はどちらも市街地から一段下がったところにあり、市街地につながる北側を除く三方を広瀬川に囲まれている。都心でありながら豊かな自然に囲まれ、散歩好きには堪えられないエリアだと思う。琵琶首丁の西側にある広瀬川。正面に見える大橋が仙台城のエリア(橋の左側)と城下町とをつないでいる。東側にある広瀬川。正面がJR仙台駅のあたり。川を渡ってさらに東に行くと、伊達政宗の霊廟、瑞鳳殿がある。辻標33番「花壇川前丁/琵琶首新丁」は、琵琶首新丁を次のように説明している。・評定所は明治以降早川牧場になった。・その西の道は元禄以前に延長されて花壇に達した。・この道と川前を結ぶために元禄七年(1694年)十数軒の屋敷の並ぶ琵琶首新丁が開かれた。・幕末にはお城と御作事方に出仕の人が住んだ。・牧場跡も今は高層マンションの敷地となった。※作事方とは、お城の維持管理を担当していた人たちのことと思われる赤のラインが「琵琶首丁」。一本南側の緑色のラインが「琵琶首新丁」。琵琶首新丁の上の赤い◯のあたりに評定所(明治以降は早川牧場)があったらしい。かつての評定所あたりから見た琵琶首新丁。今も閑静な通りだった。花壇川前丁に突き当たり、その奥に広瀬川が流れている。