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2013/08/23(金)15:24

きんり その1

TAX(68)

今日、久しぶりにショッピングに行くぅ~♪ で、バージニアをチンタラ運転していると、メリーランドの覆面パト発見(日本にいた時から覆面を見つけるのは上手いのさ)。追い越したのはいいが、その後15マイル以上に亘ってテールゲートされましたとさ。マジでお店の駐車場までついて来るかと思った。メリーランドの警察が他州で違反車を見つけても直接どーこーはできないはずよね?別に私何も違反してないけどっ! もう日頃のストレスはショッピングで解消っ!!! ところでタックスの話。 受け取る金利にはいろんな種類がある。フツーの銀行金利から、債券で発生する金利などなど。で、アメリカでは金利を受け取る時はタックスは引かれていないんで、タックスリターンの際金利を申告しタックスを払う。 その金利には“ノミニー金利”と言うものがある。これは夫婦以外の複数の人が共同で口座を持った場合、口座名義は1人なんで金利に対するタックスは名義人に課税される。 例えば姉妹で共同口座を作って、姉は450万預け入れ、名義人の妹は50万だった場合、妹に500万分についた金利に課税される。その際、個々の正確な預け入れ金額に発生したタックスだけに払うよう申告することができる。こういった分割された金利をノミニー金利と言う。 で、離婚した元妻がやって来た。離婚で元夫から奪った全投資分についた金利をノミニー金利で分割したいと。例えば、11月末に離婚が成立して債券の名義変更をした場合、元妻は12月に発生した分だけで1~11月分は元夫が払うべきと。すでに夫婦ではないんで理屈的には問題ないが... これで申告した後、問題があったとは聞いてない。 この話がクラスで出た途端、至る所から“Oh, God!!! Good job!!!”と賞賛の嵐が(ただし女子の同僚達からだけだけど。)。 な、アメリカの離婚は怖いやろ?この元夫は老後用に貯めていた投資分をすべて元妻にとられたんやで。離婚ボンビーが一杯いるのわかるやろ? もう一つの金利の例。 あるぼっちんがチョー有名なプライベートロースクールを卒業したとな。もちろんバーに受かって弁護士になりましたとさ。で、ロースクールに払った授業料をタックスリターンで申告したいとさ。ちゃんと学校から1098Tの書類ももらっているし、まぁったく何の問題もない。が、却下された。 IRSからの質問は「誰が授業料払ったのぉ?」 ぼっちん「ボクが払ったよ」 で、また却下 次の質問は「どーやって授業料払ったのぉ?」 ぼっちん「クレジットカードで払ったよ」 ここですべてのクレジットレコードと銀行口座のすべての書類を提出するよう要請が。 一体何が問題? チョー有名プライベートロースクールの授業料は年間100K(1千万)近くするんでない? まぁ最低でも50K(500万)はする。そのお金の出所は?もしぼっちんがホントーに自分で払ったのなら、クレジットレコードがあるはず。それにいくら金利が低くでも確実に年間$10以上の金利はつくはず。その際、タックスリターン申告用に銀行から1099-INTの書類を受け取っているはずだが申告されていない と言うのが質問の主旨。 つまりIRSは、誰かに払ってもらったものを自分で払ったことにして教育費控除を受けようとしてるんでねーの?と疑っているわけ。で、ここまで来たら提出した書類すべて1ドル単位までつき合わせて調べられるのさ。 要は書類だけを信じるな、コミュニケーションをとって慎重にタックスリターンをしましょってこと。まぁ習えば習うほどある意味怖くなるさ。

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