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カテゴリ:四大天使
708年。
私たちの国、日本では和同開珎(わどうかいほう・わどうかいちん)が作られ 藤原京から平城京への遷都が決まった年。 同じ年、フランスのモンサンミッシェルに近い「アヴランシュ」 という町に住んでいたオベール司教の夢の中に 大天使「聖ミカエル」が現れ 「岩山を崇敬のために捧げるように」と命令した。 天使からのメッセージが本当かどうか確信が持てなかったオベールは 何もしないでそのままにしておいた。 (天使なのに)業をにやした聖ミカエルは 三回目に現れた時 オベールの脳天に指を突き入れたり 司教とキリスト教信者を納得されるために 何度も奇跡を繰り返した。 たとえば、オベール司教は亡くなってから聖オベールとなった。 ある時、大切に保管されていた遺骨がなくなってしまったが 大修道院が建立されてからずっと後に 神の音楽が鳴り響いた。 修道士たちがその音楽がどこから来るのかを確かめようとしたところ 共同寝室の天井に小箱があり 奇跡の力により錠が外れ 聖オベールの遺骨がみつかったという。 聖オベールの頭蓋骨には 聖ミカエルが指を突き入れた穴があいていた ※アブランシュ司教オベールはアブランス司教アベール という記述になっている文献もありますのでご注意ください 参考文献:2008 editions Ouest-France-Edilarge S.A.- Rennes ISBN 978-2-7373-4478-7 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.08.28 18:17:33
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