クロアチア　～　またスト騒動

元々暑いのが苦手で、夏休みで混雑する時期の旅行を避けたい我家は
まだまだ過ごしやすい気候の5月、再び旅に出る予定が
あったわけですが、ちょうどワタシらが出国する一週間ほど前に
利用する予定の格安航空会社が、まさかのスト予告。
実際に我家の乗る便に影響が出るかどうかは不明で
早くても大々的なストに突入するかどうかが明確になるのは
5日後、いや、もしかしたら2週間後かも？
と、めっちゃアバウトな情報だったんですが
ほんま、めっさ楽しみにしてた旅行だけに、うっそーーん！　

仮にストに突入した場合、よその航空会社から飛行機と客室乗務員を
借りてきて臨時便飛ばすとか、ちょっとありえへんよーなことを
航空会社の社長さんがゆーてはったけど・・・・。
今回のストは客室乗務員のストということで、この社長さんは部外者。
が、『　ストを決行した場合、お前ら全員クビじゃ　』　　と、
半ば脅迫めいた発言をして問題になっておりました。

ちょっと対策を考えねば・・・・　と、あれこれリサーチ開始。
まあ、我家が買っていた航空券は格安航空券だったので
こちらの理由でキャンセルしても払い戻しは不可やけど
ストとなると返金、もしくは別の日のフライトに変更が
可能になるとのことで、ちょっと考えたんですが
我家は空いてて宿泊施設の料金もリーズナブルな
今に行きたいんですよ！！

と、なんとタイミングのいいことに、数日後に出発可能な人限定の
チャーター便の売れ残り航空券のたたき売りがネット上で
開催されており、二人でなんと往復196クローネ！　(　約3千円　)。
これに往復のスーツケースの値段が加算されるんだけど
それでも安い！
予定より3日早い出発になってしまうけど、ちょうど土曜日だったので
どっちみち休みだし、全然オッケー。
そんなわけで、2014年5月、行って来ましたクロアチア。

我家の今回の目的地はクロアチアのドゥブロヴニクだったわけですが
このチャーター便はクロアチアのスプリット行き。
スプリットもできれば行ってみたかった場所なので
いいです、いいです、スプリットで！　　
スプリットからドゥブロヴニクへはバスで移動できるし
この予定でいけば、ノルウェーから取り合えず出国できるし
帰ってくる頃にはストは終わっていて予定通りの格安航空会社の便で
帰って来れるかな？　という計算。　　
チャーター便の帰りの便は破棄することになるけど
この値段ならね？　　もしくはストの状況に応じて
旅行の日程を短くして帰りの足に使うとか？

まあ、安心料と思えば。　出発の日までストが決行されるんか
解除されるんか毎日気にして過ごすよりはええやないですか。　　
取りあえずは出国が目標なので、帰る日にストに当たったら
それはその時に考えよう・・・・　というのが我家流。　

でもノルウェーからクロアチアへの直行便飛ばしてるの
チャーター便を除いて、この格安航空会社だけなので
ストで帰れなくなったらちょっと面倒かも・・・
と思いながらも、どうせストで足止め食うなら、クロアチアで
足止め食うほうがええわ。(笑)

まーしかし、これで3回目よ、旅行に出るときのトラブル。
二度あることは三度あるってか？
前はオスロの空港のセキュリティコントロールの職員のストに当たったし
その前はスパンエアーの倒産！

でも、今回は禍を転じて福と為す、スト騒動のお陰で
スプリット滞在3日のおまけが付いて、ちょっと得した気分☆

結果的にはストは決行されず、ワタシらがクロアチアから帰ってくる
前日に回避となったので、めでたく予約していた便で
帰って来れました。

そんな訳で、無事ノルウェー脱出。
もうすぐスプリットな航空写真。　　多分、シベニク付近かな？

空港から市内へは空港バスで移動。市内までは30分くらい。　
30クーナ　(約540円)。　小さい空港なので飛行機の到着時刻に合わせて
バスが来るようで、バスの座席がある程度埋まるまでは発車しないような
感じだったので、ワタシらもバスの中で30分くらい待ったかなー？

なんとなく肌寒かったノルウェーとはうって変わって
思いっきり夏だったスプリット滞在。　好調なスタートです。

スプリットのプロムナード

スプリット大聖堂

さて、海辺の町ということで、やっぱり食べたいのはシーフード。
でもアドリア海では魚の乱獲が原因で、魚が激減。
近場での漁は不可能なため猟師さんたちはかなり遠くまで
行かないと魚が捕れないらしく魚料理より肉料理の方が安いそう。

メニューにマグロのステーキがあったので、ワタシはノルウェーでは
滅多に口に入らないマグロ～

ダンナはビーフステーキ

夕日を見にホテル近くの公園へ

ほのぼのノルウェー暮らし

クロアチア ～ またスト騒動

クロアチア　～　またスト騒動