大江戸永田村 山椒魚の日記

2006/02/28(火)06:43

<続・食の安全>16回・・・「病気の蔓延を防ぐには牛の肉骨粉を牛に食べさせなければ、それでいい」

米国産牛肉(24)

アメリカの女性公認会計士スカーベックは、29歳の友人がクロイツフェルトヤコブ病で死亡したことがきっかけで、BSEが人に影響し始めている事例を追跡しながら、州・政府機関を相手に闘いを挑んでいます。 ニューズウィーク日本語版2月1日号から、続きです。 彼女、ジャネット・スカーベックが指摘した事例は、ニュージャージーの競馬場で1988年から92年に食事をした人のうち、27人がヤコブ病で死亡した感染源はBSE汚染の牛と主張、同州の保健所に訴えました。 保健所の判断はBSEと死亡事例とは関係がないというもの。しかも4か月という短期間で出された結論に専門家が疑問を提起しています。この事例のヤコブ患者の細胞を動物に移植して数年反応を見なければ、と。 スカーベックは、この記事の中で指摘しています。 「病気の蔓延を防ぐ方法は分かっているはず。牛の肉骨粉を牛に食べさせなければ、それでいい。彼らは(保健所など関係機関は)、真実が公になることを望んでいない。企業の貪欲さがそうさせている」。 「牛の肉骨粉を牛に食べさせなければ、それでいい」。気になる言葉です。 そのような米国産牛肉が日本に輸入されているということでしょうから。 振り出しに戻って、アメリカの牛は今でも肉骨粉の飼料を食べているか、勉強しなければ・・・。 (以下、続く) 今日は出勤前に書きました。

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