Garacters -ガラクターズ-

ユキという女性がワームに襲われた。ユキに擬態したワームは本物のユキを殺すことなく逃亡。２人のユキが存在することになるが、一人は警察が拘留、一人は逃亡したままになっていた。
連絡を受けた田所は、岬は留置所にいるユキを調べ、加賀美は逃げたユキを探せと命令を。
天道にライダーバイク「DXカブトエクステンダー」を奪われ、岬から「ZECT失格」の烙印を押された加賀美は汚名返上とばかり街へと飛び出す。
加賀美はユキを発見したものの、見逃してしまった。そこへ現れた天道はいい方法があると、加賀美をユキが留置されている警察署へと引っ張っていくが…。

ライダーバイク＝カブトエクステンダーを持ち出しながら、カブトに奪われてしまった加賀美（佐藤祐基）。大失態に怒りをあらわにした岬（永田杏奈）は加賀美を平手打ちにすると、あなたにZECTのメンバーはつとまらない、と言い放つ。

新たなワーム、ランピリスワームが出現した。ゼクトトルーパーを蹴散らすと、警官に襲い掛かりその警官に擬態。さらにその様子を目撃した女性・ユキ（菊地美香）に擬態する。瞬間、見詰め合う２人のユキ。パトカーが駆けつけると、片方のユキがもう一人を捕まえようとするが髪をほどかれたまま逃走。髪をアップにしたユキが逮捕される。

岬の言葉にショックを受けた加賀美は、悶々としながらもビストロ・サルでバイトを。クサクサする彼の目の前に、ひより（里中唯）がまかないのさば味噌を出してきた。やっとひよりのさば味噌が食べられる。大喜びの加賀美の前に、突然天道（水嶋ヒロ）が現れた。

天道は加賀美から７年前の隕石落下を契機にワームが現れるようになったこと。ワームが人間に擬態し、人類とともに日常を営んでいることなどを聞き出す。加賀美はそんなワームに対して異常なまでの怒りを見せる。

ユキの一件がZECTに報告され、岬は留置所のユキを調べ、加賀美は逃げたユキを追うことになった。加賀美は自宅近くで髪を下ろしたユキを発見、尾行するが気づかれてしまう。あわてて後を追おうとした加賀美だったが、意外な人間とすれ違い動きが止まってしまった。
「……亮!?」。
気をとられている間にユキを見失ってしまう加賀美。そんな彼の前に天道が現れた。

事情を聞いた天道はユキが留置されている警察署へ。２人のユキを泳がせておけば、どちらかが片方を殺そうとするはず。殺そうとする方がワームだ、という。看守の制止を振り切り、留置場までやってきた天道は岬の目の前でユキを連れて出て行く。
「あなた何なの？」。 岬の質問に天道は「総てを司る男…」と言い残しユキを連れ去る。

警察署を出た天道はユキを解放。加賀美と天道は逃げていくユキを尾行する。 ユキはデートの相手が待つ遊園地へ。そこでもう一人のユキと鉢合わせ。２人のやりとりを見て逃げていたユキをワームと判断した加賀美。留置場にいたユキをかばいつつ、銃を構えるが、その背後でユキがランピリスワームへと変身した。ワームに立ちはだかる天道はカブトゼクターを手にすると「変身」。 カブト・マスクドフォームとなってランピリスワームを追い詰める。が、ランピリスワームはクロックアップ。マスクドフォームもキャストオフし、ライダーフォームへ。自らもクロックアップし、ランピリスワームを追う。 超高速でランピリスワームと激しい戦いを繰り広げるカブト。 最後はライダーキックを一閃、ランピリスワームを粉々に打ち砕く。

変身を解除した天道は、ワームは加賀美が倒したことにしろという。 加賀美がZECTを解雇されては貴重な情報源が失われてしまうと判断し度重なる失敗を帳消しするためだった。。あきれる加賀美だったが、再び一人の青年を見かけると「亮！」と言いつつ走り去ってしまう。
一人残された天道、その背後に新たなワームが現れる。

失敗が原因で平手打ちされた加賀美。だが彼は正式メンバーではないはず（バイトしてるし）。だったら、ちゃんと正社員雇用すればいいのに。。。それとも試用期間中 ？

ワームの判別法が気になっていたけど、あっけなかった。。。ワームの習性である『擬態化した人間を殺害する』こと利用した判別法でした。今まで殺害してから擬態化するパターンしか見せずに、ここに来てその逆もありとは、ちょっと腑に落ちませんが・・・・。

結局、ワームの目的は明かされず（3話目だから？）。しかし、ワームが登場した経緯を知らず、ライダーベルトについては良く知っている天道。そうなると、ライダーベルト開発スタッフの関係者の子どもなのかな。。。

さて、加賀美が気にしている「亮」なる人物は、次週予告から『2年前にいなくなった弟』らしい。果たして本人なのか、擬態化したワームなのか（ワームの確率が高そうだが）、加賀美の過去を含めて第4話のメインストーリーになりそうです。