12日日曜日の夕方ブダペストに戻って来ました。Vinちゃんも元気で、獣医さんに「術後10日から2週間の間に抜糸してね」と言われているので、今週土曜日に抜糸しようねとVinパパと話し合っていました。火曜日の夜、VinパパがVinちゃんを抱き上げようとすると「キャン!」と悲鳴を上げたので、「何だろうね~?」とは言っていたのですが、あまり深く考えていませんでした。そして、次の朝もちょっと変だったので、Vinパパに前足をかかげてもらいタッチさせておなかをみると、な、な~んとおなかの真ん中にある長い方の傷の横がボッコリ膨らんで腫れているではありませんか!

触ってみると熱もあります。VinママもVinパパも大慌て!

ブダペストでは獣医さんにかかったことがないので、まずはネットで獣医さん探し。英語のホームページのある動物病院を探し出し、電話すると英語のできる先生が出て、すぐ来てくださいとのこと。タクシーで直行!

すぐに診察室に入れてもらい、先生が腫れているところに注射針を刺して中のものを吸い出してみると血膿が注射器に溜まりました。「あー、これはもう一回おなかを開けなくちゃね~。」と言われて、すぐに手術することに。

それでVinちゃんをそのまま病院に預け、Vinママはおうちへ、Vinパパは会社へ。
3時にVinパパと病院へお迎えに。

Vinちゃんは大喜びで飛び跳ねる、飛び跳ねる。術後なのに大丈夫かな~と思ったけど、とにかくとっても元気なので大安心。

獣医さんのお話によると、内臓を保護している膜と筋肉の間にバクテリアが繁殖していて、おなかから50mlくらい血膿が出てきたということです。バクテリアはスイスでの手術中に入ったのだろうということでした。手術のやり方があまりよくないとも言われました。内臓の方にはバクテリアが浸入していなかったのが不幸中の幸いでした。おなかの傷口から管が出ていて、2、3日はそこから中を洗浄して血膿を出し切るということです。

とにかく、大事に至らずに済んでよかった~。
あ~さらにエリザベスカラーとの生活は続く・・・。