......Vincent's Life in Europe......

今回のアルザス行きの目的のひとつは、ミシュランの3つ星に輝くレストラン、「オーベルジュ・ド・リル」に行くこと

このレストランは「なぜこんなところに3つ星レストランが・・・」というような、とても辺鄙なところにあります。アルザスワイン街道からも外れているし、このレストランがなかったら、こんなところまで来ることはなかったでしょう。

さてさて、ＶｉｎパパもＶｉｎママもちょっとお洒落したので、Ｖｉｎちゃんもちょっとはキレイにして行かなくっちゃ～ということで、Ｖｉｎちゃんもお出かけ前のブラッシング



じっとしててね～

泊まっているホテルのある村から車で約30分で到着～



いざ出陣

ここのオーナー兼支配人のエーベルランさんです。



このおじいちゃん、お歳はもう80を越えていらっしゃるそうですが、テーブルを一つ一つ回られて挨拶されてました。私たちのテーブルへ来られたときに、うちのＶｉｎちゃんに目を留められたので私は

「Ｖｉｎｃｅｎｔといいます」

と言ったのです。するとこのエーベルランさんが

「ほぉ～っこの犬がねぇ～っ」

とびっくりされたのです。私は、「う～ん、Ｖｉｎちゃんもこのブログのおかげで有名になったものよのぅ～」と感動していた（そんなことあるわけないっ！）のですが、よくよく聞いてみるとこういうことでした。

Ｖｉｎちゃんの名前Ｖｉｎｃｅｎｔ（ヴィンセント）はフランス語読みだと「ヴァンソン（ソンのところを鼻にかけてソーンと発音するともっともらしくなります）」ですが、この私の発音が悪かったためか、エーベルランさんには「Ｖｉｎｇｔ　Ａｎｓ（ヴァンアン：20才という意味）」と聞こえてしまったらしいのです。

それで、彼は「この犬はもう、20年も生きているのかぁぁぁ～」ということになったのでした・・・。今でもこの話は時々思い出してＶｉｎパパと笑っています。本当に20年も生きてくれればいいけど・・・。

さて、レストランの中はこういう感じ。




エーベルランさんによれば、彼のお父さんが1880年ごろ店を開いたのですが、第2次世界大戦で崩壊してしまったので、その後お兄さんと力を合わせ、お兄さんが料理を作り、彼がサービスする、最初は魚料理を出すレストランとして再オープンさせたそうです。それで入り口を入ったところにお魚のオブジェが掛けてあるんですね～

1967年にミシュランの3つ星を獲得し、40年間それを守り続けているということです

さぁ！それでは何を食べようかな～？



次回に続く・・・。