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カテゴリ:ワイン他お酒
【2月 4日 土曜日】
とある本の中で 「ワインとワイン趣味」 食事の時に飲まれるアルコール飲料のひとつ として、ワインを「ワイン」と「ワインの趣味としての鑑賞できるワイン」の二つに分けた論調がありました。 その分類をすることで、ワインが趣味であることを生涯の楽しみとできる、ワイン礼賛がございました。 随分と暴力的な表現をされると感じてしまいました。 そう煽ることで、文章を面白くしようとしているのでしょうか。 ★フォレスト・グレン メルロー オーク・バレル・セレクション[2003] 微妙なワインが明きました。 というより、昨夜、参加者が少なく、開かなかったワインを開けて頂きました。 果実味が、メルロー種の特徴を分かりやすく答えています。アルコールも12.5%とボルドー並みの度数までになっているので、飲み心地も優しいです。バニラの香りをアクセントにして、果実味の甘さと織り成し、「おいしい」が分かり易く伝わります。 でこのワインは「鑑賞できるワイン」か? 「とある本」からの話題を冒頭に書きましたのは、では、このワインはその本に書かれている「消費されるべき食品でしかなく、スーパーに並ぶ食品群となんらかわるものではありません。」に該当するのだろうか? 間違いなく、それに該当します、と判断してしまいそうな内容です。 でも、私にとってはワインです。そりゃもっと生産者の顔から、その土壌、気候までもボトルに詰め込んだワインもあります。それに、それほど伝わってくるワインではないからです。でも気難しさが無いから、とても楽しめるワインです。 それでも、カリフォルニアのヴィンテージはちゃんと表現しています。 98年は取り扱うのやめました。 99年は焦げた黒糖の印象が強かった 2年続きで、関心が無くなった。 2003年、洗練されたカリメロの印象再来で、採用決定。 そんな経緯を持つワインなのです。 少なくとも「ワインの基本」と特集を組みながら、冒頭で躓く内容でした。影響力が大きいワイン誌だけに、鵜呑みされる方がいらっしゃらないよう、願うばかりです。 工業製品的ワインと農業製品ワインとを明確に分類していただいた上で、この論調に入っていただけたら、もっと素直に受け入れられたのにな~と感じました。 ★イオス プティ・シラー [2002] カリフォルニア、パソ・ロブルスという地区とはこんな地区かと教えてくれそうです。誰が造ったかも明確に伝わります。 パワフルで、クリーミィーにしてスパイシー。美味しいワインで、三人で香りが開くまでに、ペロリと飲んでしまった。 鑑賞に堪えただろうか? 私は言いたい「勿論!」 人気blogランキングへ (少し下がってきました(ToT)↑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 5, 2006 10:16:24 AM
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