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悠久なるポルトガルワイン

悠久なるポルトガルワイン

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2008.02.21
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ポルトガルワイン、と一口に言っても、
ほんとうにいろいろな種類のものがあります。

ポルトガルは、日本と同じように国土が南北に長いので、
地域によって気候がかなり違うのですね~。


     



そのため、作られたワインはその土地のぶどうで、
その地域の気候にあった形で熟成され、独特なものとなっていきます。

赤ワイン、白ワイン、ロゼはもちろんありますが、
ポルトガル独特のワインといえば、ポートワインと
ヴィーニョ・ヴェルデでしょうか。

今回は、ヴィーニョ・ヴェルデについて、
かんたんに紹介します。


     



ヴィーニョ・ヴェルデ(Vinho Verde)は、
ポルトガル語で

 Vinho = ワイン
 Verde = 緑、若い

を指すので、意味はそのまま
「緑ワイン(若いワイン)」ということになります。


このヴィーニョ・ヴェルデは、完熟1週間前のぶどうを
早摘みして収穫しワインにすることで、白ワインよりもさっぱりした
のどごしのいいワインにすることに成功しています。

そして、特徴としては「微発泡」していること!

冷やしておいたヴィーニョ・ヴェルデをあけると
新鮮なワインの香りと清涼感に、どんどん飲んでしまいますね~w

まあ、ヴィーニョ・ヴェルデ(Vinho Verde)もいくつかの会社が作ってますが、
よく私がポルトガル料理のお店で頼んでるのは、「カザル・ガルシア」ですかね。

ヴィーニョ・ヴェルデの中でも、炭酸がしっかりしているけれども、
ぶどうの甘みも感じられ、後味もさっぱりしていて、
ヴィーニョ・ヴェルデの中では男性的な印象です。


          
カザル・グラシア・ヴィーニョ・ヴェルデCasal Garcia Vinho Verde




ちなみに、ポルトガル北部のミーニョ(Minho)地方で作られるこのワインは、
日本で手に入るのは白ワインのような色合いで微発泡するものがほとんどですが、
実際にミーニョ地方にいくと、赤もあるそうです。

でも、ヴィーニョ・ヴェルデの赤は、結構色合いも濃く酸味も強いようで、
ミーニョ地方の料理にはあうけれど、その他の地域ではあまり人気もないようで、
ポルトガル国内でも、どこの店でも出回っているものでもないようです。

癖のある地の酒というと、
日本ではどぶろくやにごり酒といったところでしょうか?

ポルトガルの体格のいいおじさんたちが、ものっすごく楽しそうに
それこそ浴びるように飲んでいるんだろうな~、と想像すると
なんだか一度は「赤」も飲んでみたい気持ちになります。(笑)


※ヴィーニョ・ヴェルデと区別する言い方として、
 ヴィーニョ・マドゥール(Vinho maduro)と言い方があるそうです。

  maduro = 熟成した

 という意味なので、ほんとにvinho verdeの反対ですね。
 一般的には、ミーニョ(Minho)地方で作られるヴィーニョ・ヴェルデ以外の
 ワイン全部を指すらしいです。

 まあ、そのmaduroの方にもおいしいワインがごまんとあるので、
 それはおいおいご紹介していければとおもいます。


       
なんと!カザル・ガルシア 6本セット☆







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Last updated  2008.02.22 23:54:42
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