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さあ、本格的な復帰です(^^; 頑張りましょう。 やっぱりSigmarion3に触れない訳にはいかないでしょう。でも実はあんまり興味ないんですよね… 確かに待望のH/PCの新モデルですし、これまでもSigmarionの大きな欠点であった「シングルスロット」から「デュアルスロット」に改善されたり、このサイズのH/PC全般の問題であった縦解像度も800×480の液晶などで改善されています。 また、これまでWinCEの一番の問題ともいわれていたWebブラウジング時の表示速度の問題もPicselBrowserという新しいサードパーティー製のブラウザで改善されているようです。またこのブラウザはPCファイルビューアー機能も持っていて、これまでのPokcketOfficeでは不可能だった十全なOfficeドキュメントの閲覧も可能にしています。PocketOfficeには更に未対応機能の情報を削除してしまうという致命的な欠陥があったのですが、それもないようで戸外でのブラウジング、メール及びその添付ファイルビューアー端末としてはかなり理想的ともいえる感じです。 しかしというか逆にこれだけPCに近づいた分、より「中途半端さ」が目立ってしまうような気がするのは気のせいでしょうか?特にその重量とサイズは、最近のミニノートがA5サイズで800g代であることを考えると、どっちにしろ鞄にに入れなくてはならないことを考えればあまり変わらなく、それほどの訴求力はありません。 また、バッテリーライフに関しても標準状態では最近のミニノートとあまり変わらないというのが現実です。PDAというとバッテリーが持つというイメージがありますがそれは昔の話で、ノートPCでやるようなことを同様にやろうとすると今はノートPCよりもバッテリーが持たないというのが現実です。ちなみに僕が使っているLOOXSはMP3を流しながらAirH"でWebアクセスをしても液晶輝度を視認性が確保される3/8程度に落としておけばサラっと3時間は動いてくれます。同じことをSigmarionでやったらおそらく同程度以下のバッテリーライフになってしまうと思われます。 またLOOXSを使うようになって実感したのは、4時間も5時間も連続してACの使えない状況で作業することって殆どないってことでした。モバイル環境でもそれだけの時間じっくりと使うような状況では殆どACが使えるんです。また、WindowsもXPになってからサスペンドからの復帰がとても早くなっていて5秒はかかりません。そうなってくるとH/PCのメリットは、作業内容が制限されるというデメリットによって殆ど相殺されてしまうと感じます。 もちろん、H/PC登場時はノートPCの進化がまだまだでしたから、ノートPCとパームサイズPDAの中間に位置するデバイスとして非常に便利なものでした。僕も個人持ち、会社持ちの仕事用含めてかなり使い倒しました。でも今は正直言って「今更H/PCねぇ…」という感じでしかありません。ノートPCはバッテリーライフを中心に大きく進化し、パームサイズPDAでもデュアルスロット及びキーボード搭載が当たり前になってきた今、H/PCは非常に中途半端なツールだと感じます。 もちろんSigmarion3を単体でみれば、かなりオールマイティ度の高い魅力的なツールだと思います。しかし、ちょっと視野を広げてミニノートとキーボード内蔵パームサイズPDAを組み合わせて使うことと比較してしまうと、なんとも中途半端なんですね。ひとつにしてその両方のよさを制限されてしまうよりはポケットと鞄にうまく分けておいたほうが便利そうに思います。 そういうわけで、世間は非常に盛り上がっているらしいSigmarion3ですが、僕は殆ど興味を惹かれていません。というお話でした(^^; 今日は家からノートPCで。久しぶりの休日です。会社自体は10連休なのに、僕は今日まで休みが取れませんでした(^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年05月01日 13時01分19秒
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