小春日和

2021/12/04(土)11:10

渋沢栄一と飛鳥山

ボランティア(172)

             音無親水公園     北区のボランティアガイドさんに誘われて、渋沢栄一と北区関連のコースを      ガイドしてもらいながら、歩いてきました。          渋沢栄一と言えば、飛鳥山     アスカルゴに乗って、飛鳥山公園へ。          飛鳥山の碑は、300年前からずっと同じ位置に置かれてるんだそう     内容は、かの渋沢栄一も読めなかったそうですよ          公園の奥に「曖依村荘跡(あいいそんそう)」があります。     はじめは渋沢の別荘だったのが、後に本邸となって、彼はここに50年ほど暮らして     いました。        お茶室があって、建物は空襲で焼けてしまいましたが、その跡の礎石などが 残っています。 お茶の素養のある人なら、興味深いと思います。          待合に座る正客の踏み石         茶室の礎石、水瓶もありますね 入る門が複数あって、その礎石もいくつか残っています。 脇がすぐ崖になっていて、そこから王子の街を遠望できるようになっていたそう。 渋沢が興した王子製紙の工場、煙突も見えていたのですね。 この茶室に徳川慶喜や新政府の要人を招いて、茶会を催したそうで、ここにその人たちが 集って、国の将来像を語っていた、と思うと一層興味深く感じます。 次は青淵文庫 氏の傘寿と子爵授与のお祝いに建てられた書庫            ステンドグラスと装飾タイルがすごい! 模様は、彼の家紋のひいらぎがついてます。ひいらぎの周りにはドングリ。 寿の文字も見えます。 晩香蘆(ばんこうろ)に進みます。 敷地内にある建物で、お客をまねいたときに使われたもので、清水建設が 彼の喜寿のお祝いに建てたそうです。 和と洋が調和した、とてもしゃれた建物で、内部の調度も素敵 かなりお金をかけたものだと思われます。 今は、青淵文庫とも、事前予約制なので、外から見学しました。    敷地内には、等身大の銅像もあり          某放送局のドラマが放映されてから、また一万円札の顔になると決まってから、 見学するお客さん用に、チケット売り場ができたり、おみやげ売り場ができたり してるのには驚き コロナ感染防止のためか、事前予約制にしたりしてるのもあって、まさに観光地化 してるみたいです。ちょっと残念 公園を出て、七社神社や一里塚の説明を聞き、ゲーテの小径を通って、終了。 飛鳥山にはもう何回かは来てはいますが、ガイドしてもらいながら歩いたおかげで、 茶室跡などの説明や、建物の細かい話など伺えて、新しい発見もありました。 本当にいい勉強になりました。 また、あらためて、ガイドの大事さを痛感しました。 さて私は、ここ約2年の間、ガイドをしてないので、再開したらどうなるかしら、 自信がありません

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