2007/01/22(月)23:36
【シャトウ ルージュ】
シャトウルージュ シャトウルージュ 【古本】シャトウルージュ/渡辺淳一
ドレサージュ(調教)によって、女は変貌する
フランスにある古い妖しのシャトウの奥で、
異国の男達によって毎夜繰り広げられる美貌の妻・月子に対する性的調教。
そして、異国の男達によって弄ばれる妻の裸身を覗き見る夫の若い医師。
はたしてこの背徳の行為は二人の運命に何をもたらすのか
現代人の不毛な性愛というテーマが浮かび上がってくる。
『文藝春秋』連載時から、大きな話題を呼んできた恋愛小説の巨匠・渡辺淳一氏。
恋愛小説の第一人者が、現代の男女の『愛と性』というテーマに
正面から挑み、鋭く切り込む衝撃の問題作
此処が月子がいう『異常だけど正常な、反道徳的だけど自然な』場所であったのか。
そして僕と月子の間には、この溝と同じ、深くて遠い距離があったのだ。
容易に超えられない溝なのに、ある時、すぐに越えられると錯覚した。
男と女と、二人を隔てる距離なぞ、大した事はないと、たかをくくっていた。
(本文より)
なんだか凄い内容だった(^-^;
この本に忠実に、
ドラマや映画化はできないだろうなという感じ。
忠実に作ったらモザイクばかりで見る所が無さそうな。。。
でも、いやらしいだけの内容ではなく、なんとなく登場人物の気持ちがわかる。
どの登場人物かは秘密だけど。
※3種類の本は多分同じものだけど、
表紙と値段が違っているので一応全部紹介してみた。
私が持っているのは1番左側の本。
1番右側の古本は画像が無かった