2007/06/16(土)00:24
【銀河の雫】
銀河の雫 / 高樹のぶ子
先輩と婚約中のバイオリニストを強引に奪って23年、
充足しているはずの中年医師の心を、
スポーツクラブで水泳を教わる28歳のインストラクターが
魅きつける。
そして妻もまた、インストラクターの父である、
旧知のTV局局長と惹かれあう・・・。
激しく愛し、傷つけ、そしていたわりあう二組の男女を
それぞれの視点から描く長編。
『本のカバーより』
昔からの知り合いである4人。
その4人が交差して相手を好きになる。
実際に有りえる話でもあると思う。
と言っても、身近でそういう事はないけど(^-^;
この小説の舞台は福岡。
知っている地名が出ると、その場所に行った事がなくても、なんだか身近に感じる
この本に出てくる人達が実在しないとわかっていても、
実在していて、その場所に行ったり、福岡で生活している人達のような気がした。
かなり分厚い本だったけど、知っている地名が出て身近に感じたせいか、
面白くて一気に読んでしまった
※作者:高樹のぶ子さんの『高』の字は、紹介している本に書いてある字が本当だけど、
機種依存文字という事で反映されなかったので、『高』のほうを書いています。