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2011.10.12
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カテゴリ:家族のこと
しっくりこない、意外な一面を持つ夫君。

それは、月曜の夜、23時少し前のこと。

私は、寝室で本を読んでいた。

ダイニングルームに居る夫の声が、寝室まで響いた。

「あ~~~!!あ~~~!!○○○○○○・・・・(ここは聞きとれず)」

寝室までは声が届くということは、かなり大きな声だったということ。

どうしたのだろう?スポーツ観戦で興奮しているのかなと不思議に思っていたら、

お風呂上りの*るる*が、笑い転げながら、寝室になだれ込んできた。

「とぉが!(お父さんの意味)とぉが!面白すぎる!

ニュースみたいの見てたから、‘北の国から‘観ないの?って聞いたら、

‘あ~~~!!忘れてた!あ~~!!なんでもっと早く教えてくれないの!

あ~~!‘って、叫んでる・・・」


夫は、毎週月曜午後10時から、「北の国から」の再放送(いったい何度目の?)を欠かさず観ている。

再放送される度に、何度も何度も観る。

「北の国から」をこよなく愛していると思われる夫、その日の放送を見忘れるという大失態に、

ショックの雄たけびをあげたらしい。

夫を知る方なら おわかりでしょう、彼が大きな声を出したり、興奮したり、感情を露わにすることなどないことを。

彼と出会って30年、1~2位を争う取り乱しようでしたわ。

娘たちに、何度となく

「とぉ、北の国から 好きなの?」

と聞かれても、

「別に・・・普通」

と答え、

「じゃあ、どうして、何回も同じの観るの?」

と不思議そうに問われれば、

「やってるから観るの」

と、答えにならない答えを返す夫。

「オレは、‘北の国から‘なんて、どうとも思ってないから」という仮面を被り続けていたけれど、

やっぱり、大好きだったんだね、と *るる*と大笑い。

好きなら好きと、素直に言えばいいのに。

前にも書いたと思うけれど、夫と‘北の国から‘、接点見つからない、意外な一面だ。

このギャップは、けっこう好き。






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最終更新日  2011.10.12 18:30:33
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