いまさらだけど Sex And The City
ここ何週間か、Sex And The Cityにはまっております。いまさら!ですが、はまっております。ご存知のとおり、30過ぎで独身のニューヨーカーの女性達の話です。仕事面では非常にクールな彼女たちですが、仕事の話はほとんど出てこず、際どいガールズトークのオンパレード。男性が見たら気分を害しそうな内容ばかり(笑)でも見ているうちに、愛すべき4人の女性たちの世界に引き込まれていきます。まず主人公キャリーは、4人の中でも一番バランスが良く、友人たちの信頼が厚い。困ったらまずキャリーに相談。というポジション。男に関しては、彼女は深く長く付き合うとだんだん女性特有のわがままさや傲慢さがあらわになってきてまあそれがリアルなんですけど、ちょっと痛い人になってしまいます。情が深くて、楽しくて、基本人間好きな感じ。弁護士ミランダ。非常に冷静で頭が良くてシニカルな会話が絶妙。Season5で出産&激太りし、これって私生活でも出産&激太りなのか非常に気になって検索したところ、「ミランダ役のシンシア・ニクソン カミングアウト」という記事が出てきてぶっとんだ。ガールフレンドはぽっちゃりさん・・・でも前のパートナーとの間に子供が二人いる模様。かなり好きなキャラクターです。Season2から登場する彼氏のスティーブ。最後まですったもんだするようです。恋愛に関して不器用なミランダ、無条件に応援しちゃいますね。セックス至上主義のサマンサ。彼女はとにかく目的がはっきりしているのが良い。そしてその目的のためなら手段を選ばないのが良い。彼女は誰にも傷つけられない・・・そんな強いサマンサが好き。そしてやることなすこと、非常におもしろいです。お嬢様のシャーロット。言葉を失うほどの猪突猛進ぶりで周りをどん引きさせてしまうことしばしば。永遠の妹キャラ。いろいろいろいろあったけど、なんか強い。やっぱり強い。Season1~3くらいまでは、彼女たちは自信満々なのです。欲しいものは必ず手に入るし、自分には不幸は訪れないと思っている。男にもモテる。振られてもパワー全開。でも、Season4あたりから変わってきます。自分が若くないことに気がつき、不安になってくる。誕生日に憂鬱になる。傷つくのが怖くなる。実際に大変なめに見舞われる。激太りする。リアルな姿なんだろうなと思います。でも、それでも彼女たちはへこたれないのです。4人で愚痴を言い合い、失敗を笑い飛ばし、友情という絆を深めていく。そう、たまに出てくる、友情のエピソードが私はたまらなく好きです。ところで、彼女たちは実に楽しそうにSexをし、Sexを語ります。日本では Sex という言葉はおおぴらには遣われませんよね。昔は「C」なんて隠語もありましたが(今使ってる人いるのか?)最近は「Hしたの?」とか「やったの?」とかが会話に登場しますよね。「寝た」っていうのも、最近あんまり聞かないなぁ。私のまわりだけか?SATCにも実に多くのSexを表現する言葉が出てきます。有名なところでは「f○ck」 特にサマンサが連発。でもキャリーもミランダも使ってるので、そんなに汚い言葉では無い印象。「ヤる」っていう感じかな?「sleep」というのも使ってましたね。「寝る」ですね。「make Love」は古典的。(ベッドで)愛し合う・・・って普通の会話じゃ出てきませんね。「do」てのもありました。「する」ってとこですか。話は戻りますけど、「H(エッチ)」の語源を調べたら、「Hentai(変態)」の頭文字という説が有力らしいです。Sex=Hentai 儒教の教えだか何だか知りませんけど、日本人は昔から変な罪悪感を植えつけられてるんですね。性に対しては日本人とニューヨーカーとは全く違う世界観。それもとても新鮮です。まだ最後まで見てないSATC。現在Season6の3巻目。最後どうなるのかなー と楽しく思いをめぐらせちゅうv