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Value Investment since 2004

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今は売り時?買い時?休み時?

今は売り時?買い時?休み時? 2006/ 4/12

 僕は、マーケットが今後順調に上がって、日経平均が2万円を超えるようなことは無いだろうと【予想】しています。数年後、日経平均は2003年の底値を割ってくるだろうと【予想】しています。またある人は、日経平均は今後数年にかけて、4万円を目指して長期上昇相場になるであろうと【予想】しています。楽観強気派は希望に心踊り、バリュー投資家はため息をついているのかもしれません。

 多くの投資家はこの自分なりの【予想】によって、その時その時の相場にどの程度参加するか(どの程度キャッシュを注ぎ込むか)などを考えています。【休むも相場】という有名な言葉がありますが、僕はこれを大して意味の無い格言だと思っています。マーケットが急落しているとき、【今は地合が最悪なので、嵐が去るまでキャッシュにして待つ】といったような発言も、株式サイトや掲示板では良く見かけます。休むとか休まないとか、その言葉は、マーケットが今後上がるのか下がるのか、それがある程度読める(予想できる)、つまり当たる確率が外れる確率より高い、という前提の下にあります。
 そうでしょうか?僕は以前にも言いましたが、それは【単なる気のせい】だと考えています。

 たとえば、個別銘柄の平均的バリュー度が以前に比べて低くなった(割高になった)から、投資対象が見つからず、キャッシュポジションを増やしている、というのも、その投資家の生涯のパフォーマンスを向上させることから考えると、ある意味【間違った行動である】と言えると思います。
 マーケットに訪れる、数十年のうちのたった1年の株価上昇の決定的タイミングを逃すと、その投資家の生涯のパフォーマンスは大幅に低下することが、過去のマーケットから実証されています。株価上昇の決定的タイミングを、【稲妻の輝く瞬間】を決して逃してはならないのです。その時に【フルインベストメントで市場に居合わせなくてはならない】のです。

 専門家から素人まで、今後上がるだろうとか下がるだろうとか、マーケットタイミングを予想しますが、そんな【悪魔のささやき】に決して耳を傾けてはいけないのです。市場平均のPERやPBRが以前より高くなったからと言って、投資を控えマーケットから一旦距離を置くなら、稲妻の輝く瞬間を逃してしまうかもしれないのです。重要な事は、マーケットのタイミングを捉えようとする事ではなくて、【マーケットのタイミングを逃さない事】です。その時その時の市場で、ファンダメンタルズ( 財務・業績・成長性など)から割安に放置されているものを保有し続けるのみです。

 まあ、もし今後日本市場に、PER30倍以上、PBR5倍以上、配当利回り1%以下、成長性は10%以下、といったような銘柄しかなくなったときには、そのときはキャッシュポジションが増えているかもしれませんが、そういうこともないでしょう、おそらく。
 ちなみに、【休むも相場】という格言は、パフォーマンスのボラティリティが大きく投機性の高い投資家たちに、【たまには頭を冷やせよ】と言っているのだと思っています。



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