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2010/12/22(水)23:43

配当金の行方

投資スタイル・手法など(112)

 本日今年の受取配当金が確定し、前年比ジャスト10%増加となりました。チェルトの高配当がかなり寄与しました。来年は(ポートフォリオの変更がない場合)チェルトがディライトと合併した分やや減少しますが、シーボンとCTSがかなり貢献しそうです。セブン銀行やSHLが自社株買いを継続してくれればEPSがその分上昇しますので、ちょっと期待しています。エスクリも利益剰余金がプラスになっているので、そろそろ初配当かなと目論んでいるのですが。  自分としては配当を毎年10~20%増加できるような投資ができれば一番良いと思っています。たらればになってしまいますが、毎年10%の増加で40年後には40倍以上、15%なら200倍以上、20%なら1000倍以上になります。  仮に前年比20%配当を増やしたいなら、次の方法が考えられます。 (1)保有銘柄の業績向上で配当が20%増加する(最も望ましい) (2)20%元金を増やす(投資の初期において効果絶大) (3)保有銘柄の配当性向が20%増加する (4)配当利回りが20%高い銘柄に入れ替える(高利回り銘柄のリスクを勘案する必要アリ)  受取配当金を増加させるポートフォリオを構築するためには、永続的にそこそこ伸びそうなビジネスあるいは安定した売上と利益を確保できるビジネスをもち、株主への還元と株主価値向上を適度なペースで実施してくれる企業をいくつか探し、追加投資していけばよいことになります。といっても、ここが一番難しいのですけどね。  いつもならパーッとつかってしまう配当金、今年はほとんどドル資産に振り向けました。来年以降はドルでも配当金を受け取ることになるので、今からワクワクしています。今日もモトローラを買い増しました。

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