この一週間
報道でライブドア関連が増えてきましたが、時価総額経営と分割が責められています。ライブドアが違法行為をしたかどうかはさておき、良く考えると分割を進めたのは分割による投資家の買い需要が見込まれ、その結果株価が上昇すればその後の公募資金集めはしやすくなり、株式交換による買収も有利な条件で実施できます。買収を進めて企業価値を高めていく経営ですから、なんら不自然はないように思います。 もちろん、それに伴って粉飾決算を伴う株価操作をしたのが事実だとすればしかるべき処分を受けて当然だと思いますが、分割投機に参加した個人投資家にも責任の一旦はあると思うので、ライブドアばかりが責められることではない気がするのですが。 結局この一週間でやったことはアインMを大部分売ったことと一銘柄買っただけでした。基本的に余裕資金があればつぎ込み、魅力のある銘柄を買い付けるだけです。大きく相場全体が動く時の対処はイマイチ思いつかないので、いつも通りの投資を続けるしかないですね。大きく下がった銘柄をまとめて買い付ける勇気も資金もないんで(笑)。 株価が上がったら自分のポートフォリオは時価総額で考え、下がったらルックスルー利益で考えればよいのですから、余裕資金で長期に取り組む個人投資家は気が楽ですね。といいながら、やっぱり「みんなどうしているのかな?」とばかりにあちらこちらのブログをいつも以上に徘徊していました。当ブログへの訪問も多かったですが。 とはいえ、今月当初からのマイポートフォリオの時価総額の激しい変動にメンタル面はかなり揺さぶられました。ある程度の分散投資が必要であることと無理な投資をしないことの重要性を改めて認識しましたね。