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『ビジョン実現への道』

『ビジョン実現への道』

人生は一回限り。

人生は有限だ。

わたしが生きていく時間には限りがある。

10代、20代の頃のわたしには、
自分の一生を、いつまでも続く長い道のりのように思っていたが、
40代のわたしはそれは錯覚だったと、はっきりわかる。

どちらかと言えば、わたしは人から若く見られるほうだが、
自分では年齢を重ねてきているなと、身体の変化から実感できる。
これは自然のことだ。

輪廻転生の思想もある。

そうかも知れないな。とも思う。

生まれ変わったり、今生きているより別の人生も
あるかも知れない。

しかし、私が「今生きて実感している」
「今の現実の人生」は、一回限りだ。

現実の人生は、たしかに、しんどいこともある
自分の思い通りにいかないこともたくさんある。

「たいへんやなあ」
と思うこともたくさんある。

でも、「現実の今生きている人生」を私は大切にしたい。

今を大切に生きなければ、
今の私に与えられている課題を乗り越えないかぎり、

別の人生があったとしても
わたしの人生は同じことの繰り返しか、もっと大変な
人生を歩むことになるかもしれないと思うから。

限られた人生だ。

全てのことはできない。

たとえば、わたしは本が好きだった。
今でももの凄く好きだ。

しかし

いまから残された人生で万巻の書を読むことはできない。

速読をすることもあるが、私の場合は、
速読した多くの書籍の中から、

数冊ばかりの良書をじっくりと味わい、何度もひもときたい。

また、やりたいこともいっぱいある。
あれもやりたい。これもやりたい。

かつての私は目的もはっきり認識せず、
あれもこれも思いつきで手を出していた。
しかし、毎日たしかに忙しいのだが、
徒労感はあったが、充実感はなかった。

何をしているのかわからなくなっていた。

「俺はこんなに毎日忙しいのに、
いったい何をしているのかな?」

「何のためにこんなに忙しいのかな?」

と思った。

実際は日々に「流されているだけ」だった。

そう、本当は「自分で流していただけ」だった。

目的である
自分にとっての『本当にやりたいこと』をはっきりさせず、
やみくもに動いていただけだったと気がついた。

時間は限られている。

限られた人生だ。

全てのことはできない。

わたしには、できることしかできないのだ。

わたしで、しなくていいことはしなくていいのだ。

すると

何を残して何を捨てるか?

が大事だ。

残された人生の中で私には何が残るだろうか?

わたしには何を残すことができるだろうか?

「生きたあかし」を残したいなと思った。

できれば
自己満足だけでなく何か世の中の役に立つことで。

でも、それは
「立派なことや、たいそうなことでなくていいんだ」

日常で、自分の力の範囲で、できることがいいんだ。

それが大切なんだ。


かつての私は手段にこだわっていた。

手段とは「そのためにどうするか」ということ。

目的と手段が、ごっちゃになったり、取り違えていた。

目的である「なんのために」が、抜けていた。

本を読むことも大切だ。

考えることも大切だ。

しかし、
それだけでは何も残らないことに気がついた。

本を読むことはすばらしいことだ。
知識や情報が増える。

考えることもすばらしいことだ。
でも、自分の頭の中で、ぐるぐる廻っているだけで、
あまり役に立たないなとわたしは思った。

残らない。

それらは私にとっては手段なんだ。

大事なのは
「何をするか」だ。

アウトプットだ。

行動だ。

本を読んだり考えたりすることは
行動というアウトプットをすることで
はじめて役に立つ。

「何を」は自分にとっての「目的」。

いわば自分の人生の目的

「何のために」

ということ。


「するか」

は行動すること。

行動は難しいことではなく

口と手と足を
効果的に動かし働きかけること。

この人生で「自分にしかできないこと」
     「自分がする意味のあること」

が一番大事なことだ。

わたしにとって「人との比較は意味がない」

残された有限の「時」の中で「何を」「するか」?

先人の足跡をたどったり
親しかった人の死を目前にした時も

「人生って、その人が『やったことしか』残らないな」

と考えた。

限られた人生だ。

人生は一回限り。

「ほんまにそうやなあ」と思う。

だから

今、生きている「生」を大切にしたい。

そして、今日、今、生きている「生」を大切にしょう。

長いこと長いこと、
わたしは本ばっかり読んでわかったような気になって、
理屈ばかりならべて、口先ばかりで行動が伴わない、
だらしない、どうしょうもない頭でっかちの人間だった。

かつての私のように
「漫然とただ生きているだけ」だと、
残された時間は長いように思えるが、
「何かをなす」には実際は短いと思う。

いろんな生き方があって、それはそれぞれOKだと思う。

かつてのように
ボーっと生きていた生き方は
今の自分には向いていない。

だから余計に
これからの人生を大切にしたいなと思う。

わたしは
これからも、無理せず、無駄せず、たゆまず、
苦難やしんどい時も、むしろ感謝と喜びと学びに振り替えて

人生を楽しみながら、ええかっこうせず、
わたしの大好きなライフワークVISION ART METHODを
中心にベストを尽くし、今日も生きていこう!

昨日までの自分より、今日は少しだけでも向上しよう!

わたしの人生は
宇宙の流れからすれば、ほんの一瞬のきらめきだ。

せっかく生まれた、いのち。

限りある身の力、試さん!



VISION ART METHODでは、
私の大好きなライフワーク『VISION ART METHOD』について紹介しています。
よろしければ、ご興味のある方だけ、ぜひのぞいてみてくださいね。




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