【私の恩師の言葉】～今日が人生最後の日だとしたら～

私の中には、数人の恩師がいる。 その中の一人のお言葉。 「もし、明日という日がなかったら、 今日という日が人生の最後の日なら、 今までの人生を振り返りますよね。 その時、あなたは何を想うでしょうか」 あなたは、自分が本当にしたかったことを、 自分にやらせてあげたでしょうか。 自分が人にこうしてあげたい、 ああしてあげたいと思うことを、 自分にさせてあげたでしょうか。 もし、させてこなかったとしたら、 一体何があなたを止めたのでしょうか。 どうして、本当にしたいことを、 自分にさせてあげなかったのでしょうか」 私は、時々、この言葉を静かな音楽と共に、 瞑想する。 人生とは、毎日の小さな選択の積み重ね であり、その選択には納得感が伴うし、 中長期的なビジョンがいる。 ビジョンとは、簡単そうで実はとても悩ましい。 個人で言えば、ちょっと堅いが、人生哲学、人生の目的だし、 事業で言えば、理念、経営哲学だし、 国家で言えば、国の未来像 それが、だんだん進化して、 よりよい世界を作り出したいという、 エゴを越えた 覚悟を伴う意思に進化する（トランスフォームする）。 ＜トランスフォームとは、さなぎがチョウチョになるような変化） 小さな選択の積み重ねが、 とんでもないところに連れていってくれます。 （誰かの言葉に似てますね） 私は、知性、感性、そして、霊性の 融合（正確には拡大均衡）を目指している。 これは、簡単に言えば、 徳を積む ことと同じなのかもしれないと 最近思い始めた。 最近は、知性（政治、経済、金融、経営、IT、科学...）を磨く事に偏重気味。 勉強すればするほど、興味が湧いて来て、止まらなくなってしまう。 それはそれで大事なのだけど、息が詰まりそうになる。 ちょっと、病気かな、と思うこともある（笑）。 ああ、恩師に会いたくなってきた。 近いうちに顔だそっと。