監督交代
GW期間中の様子を見てからと思っていたが、今回の報道は本当だった。和田ボンの功績は、皆さんご存知のとおりで、2010年紙一重の奇跡の残留、大きな補強のない中で2011年の9位と確実に実績を残してきた。今年は大型補強で、4位を目指していたが、前節柏戦で首の皮1枚繋がったと思ったが甘かった。対話型のティームづくりが功を奏し、誰からも慕われる“兄貴”のような存在だった。特に試合で使われない選手に対しても、1日1回は声を掛けるということを忘れず、誰にでもチャンスはあるんだ、俺はお前たちを見ているぞ、と、選手たちの心をつかんで、一つにまとめてきた。去年の終盤、山形戦前に、『今日は初めてみんなに命令する、絶対に勝て。』勝利し、見事監督に応えた。いつも試合や練習ではは命令口調じゃなく、人と人との対話を大事にしているんだなと心に響いた。しかしながら今シーズンは結果が伴わなかった。数字を追い求める厳しい世界なので仕方がない。2010,2011年も結果が伴わなかったら、同じようになっていただろう。クラブに残るという話もあるようだが、彼の性格上どうだろうか?サポーター側からすれば残ってほしいところであるが…どうもありがとうございました。和田ボンはまたいつか戻って来てください。その時はもう少し冷徹になってもいいと思います。神戸愛が人一倍強い和田ボン、しかし、もし他クラブがあなたを必要するのなら、あなたが考えて、そのコンセプトに合致するのなら、オファーがあればどんどん行ってください。この世界はそういう世界ですから。対戦するとなれば、拍手とブーイングで歓迎します。