第4節 清水戦~悔しい結果だったけど十分過ぎるほどの希望は残った
ヴィッセル神戸 1-1 清水エスパルス 【得点者】神戸:ルーカス ポドルスキ(49') 清水:鄭 大世(88')少し遅れましたが清水戦の振り返りを。痛い引き分けなのは間違いないね。勝ち点2を逃した事実は小さくないから。もちろん負けた訳でもない。ただ、冷静に試合内容を振り返れば悪くない結果と言えるのかもしれない。それでも痛いものは痛いから。1点差で試合を締めにかかっていた訳で。十中八九勝利を手中に納めつつあった訳で。防げるミスからの痛い失点でもあった訳で。去年の第33節のイカサマ的な(清水に罪はありませんが)引き分けの記憶も生々しく残ってるだけにね。あの時間帯での清水相手の同点弾は余計に心にダメージが残るよね。失点の直接的な引き金は初瀬のクリアミスから。反省はもちろん必要ではある。クリアミスはもちろん、直後のエウシーニョへの寄せの甘さを含めて反省は必要。一連のミスがなければ、あのまま試合が終わっていたはずだから。ただ、初瀬だけに敗因を押し付けるのは視野が狭い気もする。よく一失点で済んだ試合内容だった気もするから。そもそも、そこまで優勢だったわけでもない。黛也のビッグセーブや大崎の体を張ってのブロックに助けられたのも1度や2度ではなかったから。黛也や大崎の頑張り、ダンクレーの落ち着きがなければ、勝ち点を一つも得られなかった可能性もそれなりにあったと思う。だから、そこまで悔しがったり悲観的にならなくてもいいのかもしれませんね。外国籍枠の関係で出番を得た黛也だけど良く頑張ったよ。スンギュとの差を全くと言っていいほど感じさせなかったのは見事の一言。これを続けていけば、日本代表も見えてくるはず。まあ、少し気が早いのかもしれないけどね。これからも頑張ってほしい。一番の驚きは大崎の頑張り。必死さを隠さずやってくれた。ここまで体を張る大崎を初めて見た気がする。これまで上手いけど、どこか軽い対応だったり、必死さが見えづらい感じだっただけに、この日の姿には驚いたし、ハートを感じさせるものがありました。リージョも言っていたけど、大崎に必要なのは強い気持ちなんだと思う。もともと技術もありフィジカル面も問題ないのだから。絶対にやられない、這いつくばってでも、相手を手で捕まえてでも絶対に抜かせないという強い気持ちを持てるかどうか。それさえ出来れば日本代表だって夢じゃないから。リージョを信じて、「自分を変える」「俺がヴィッセルを引っ張る」そんな気持ちで頑張ってほしいと思います。あと結果自体は悔しいものでしたが、十分過ぎるほどの希望は残ったと思う。逃げ切りには失敗したけど、リージョの交代策の意図は良く分かったから。一節ごとにチームの連携が深まっているのは明らかだから。サンペールも本領発揮はこれからだから。神戸が成長を続けているのは誰の目にも明らかだから。次の試合が本当に楽しみでしかない。中断期間で時間はあるから、チームはもっともっと強くなる。次は30日に吹田に乗り込んでのガンバ戦、もちろん絶対に負ける訳にはいかない。ちょっと欲張りな気もするけど、単純に勝つだけでは物足りない気分でもある。元祖面白いサッカーのガンバに、今の神戸の面白いサッカーを見せつけて勝ちたい。それぐらいの高望みをしても良いぐらいの潜在能力が、今の神戸にはあると思うから。ランキングに参加中です。更新の励みになりますので、よかったらクリックお願いします↓ また感想なんかも、お気軽にお願いします。にほんブログ村