神戸魂

先日劇団四季の「ライオンキング」を見てきました。

実家の母が見たいと前から言ってたので、一緒に行ってきました。

ミュージカルを見るのは初めてだったのですが、面白かったです。
より率直な感想を言えば「お金を払う価値がある」と言ったところでしょうか。
値段的に決して安くは無いのですが、それだけの満足感はありました。

休憩をはさんでみっちり3時間。
長いかなと思ったけど、あっという間に終わった感じ。

驚いたのは子供も最後まで集中して楽しんでいたこと。
小５の娘だけでなく、４歳の娘までが、しっかり集中して見ていたのには驚いた。
周りを見渡してもたくさんの子供がいたが、騒いだりする子は皆無。
普段ノエスタで騒ぎまわる子供を見慣れてるだけに、ここまで子供が集中するとは思わなかった。
ほんと全員が大人と同じように集中し、楽しんでいた。

凄いね本当のエンターティメントは。
世の中には子供だましなんて言葉もあるけどね。
本物は大人も子供も楽しめる。
大人だけが分かるのは、本物でないと思ったぐらい。

あと、印象に残ったのは満員の熱気の凄さ。
本当の満員の熱気とでも言おうか。
タダ券じゃない、ディスカントされてない、自分の意志でお金を払って見に来た人たちの作り出す熱気の凄さ。
絶対に楽しんでやろうという意思が充満する空気は素晴らしい。
舞台上で繰り広げられる熱気よりも、客席で観客の作り出す熱気の方が熱く感じた。

残念だけど普段自分が見てるノエスタとは、差を感じた。
絶望的な差と言っても良いのかもしれない。
ジャンルが違うので、比較すること自体が、おかしいのかもしれないけどね。
それにしても、同じ満員でも熱気が違いすぎる。

ノエスタもガラガラよりは良いけどね。
今年は夏の大超戦なんかの営業の努力もあって、観客がいつもより多いノエスタだけど、
作られた大入りという感は否めない。
無料招待の効果があるのは理解してるけど、ちょっとやり過ぎではと思える試合があるのも事実。

実際無理やり作った満員では、本物の熱気は出せない、いくら選手が熱いプレーを見せてもね。
ピッチとスタンド全てが熱くなって、スタジアム全体が本当に熱くなる。
ピッチ上の魅力向上も必要だけど、スタンドの空気改善こそ必要な気もする。

きっちりお金を払った人たちで満たされ、選手が最高のパフォーマンスを見せてくれた時、
最高のスタジアムに成るんだろうね。
ほんと、選手の頑張りだけじゃダメなんだ。
そう思うと、まだまだ時間がかかりそうですね

ランキングに参加中です。更新の励みになりますので、
よかったらクリックお願いします↓ また感想なんかも、お気軽にお願いします。

にほんブログ村