神戸魂

・契約満了選手のお知らせ

予想された事ではありますが、さみしいね。

橋本については、在籍が3年と長くはなかったけど、一緒に闘えた実感は強い。
苦しかった2012年、Ｊ２での2013年をトモニ経験したからかな。
降格が決まった時も、すぐに残留を決めてくれたしね。
まだまだやれると思うし、橋本らしく頑張って欲しいね。

茂木については、クラブの判断が十二分に理解できるだけに、余計に悲しいね。

結局9年も居たけど、移籍しようと思えば、いくらでも機会はあったと思う。
あれだけのユーティリティーを誇る選手な訳だし。
特に数年ほど前は、必要とするクラブはたくさんあったはず。

でも、ずっと神戸を選んでくれた。
俺たちと闘うことを選んでくれた。
いつも当たり前のように神戸にいてくれた。

そういう意味では、茂木も神戸なんだね。
久仁衛やヒデと変わらないぐらいね。
神戸の出身でもなく、生え抜きでもないけどね。
でも、本当にそう思う。

それにしても地味な選手だったよね。
華やかなプロ選手とは真逆のオーラが出まくる感じ。
今すぐでも会社員になれそうな感じだったしね。

車掌の帽子が似合いすぎて、怖いぐらい。

でも、地味なルックスと違って印象的なゴールは多い。

2010年のホーム最終戦、土壇場での決勝ゴール。
あれが無ければ、埼スタの奇跡もなかった。
2011年の6月の仙台との熱戦での同点ゴールも、胸を熱くするゴールだった。

でも、個人的にはやっぱりこれだね。

２００７年１１月２４日　第３３節　ガンバ戦（万博）茂木弘人ロスタイムゴール（2：12ぐらいから）

以前ブログに書きましたが、私の人生のベストゴールです。
・Ｊリーグ２０周年記念クロニクルベスト～私だけのベストゴール

別にガンバの優勝を止めたからじゃなくてね。
自分が、神戸の人間なんだと気付かせてくれた、自分の人生で最も大事なゴール。
これ以上のゴールは、人生であり得ないと思う。

サポーターと言うより、一人の人間として感謝したい。
ありがとう茂木弘人。
私のベストゴールは、死ぬまでお前のゴールだからな。
一生忘れないよ。

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