2017/05/21(日)20:36
第12節 FC東京戦〜まさにホームの空気が充満する幸せな空間だった
ヴィッセル神戸 1 - 1 FC東京
【得点者】神戸:渡邉千真(63分)
東京:永井謙佑(14分)
勝てなかったけど、いい試合だった。
選手の頑張りがストレートに伝わってきた。
その頑張りに心が震えた。
盛り上がった試合でもあった。
終盤のスタジアムの盛り上がりと一体感は滅多にないもの。
メイン、バックスタンドからの手拍子の圧力は凄いものがあった。
ゴール裏でもその圧力は強く感じた。
感動した、涙が出たなんて声も多く聞こえたぐらい。
まさにホームの空気が充満する幸せな空間だった。
アウェイで恐怖し、いつか自分たちもと憧れた光景がノエスタで出来た。
もちろんサポーターの力だけで出来た訳ではない。
むしろ、選手の懸命の姿や、招待客の数の力が大きかった気もする。
それに、たったの10分程度だけだから。
それでも、あの空間をホームで作れた事実は大きいよ。
個人的には一つ反省がある。
試合直後、この試合の素晴らしさを素直に認められなかった。
勝てなかった事実のみにとらわれ、心の中の感動に背を向けてしまった。
だから、試合が終わった時、拍手もヴィッセルコールも出来なかった。
悔しい気持ちに負けて、笑顔で選手を迎えられなかった。
斜に構えて素直になれなかったのは悔いが残ること。
そう、もっと素直になっていいと思うんだ。
立場や建て前で、がんじがらめのことも多い、めんどくさい毎日だからね。
大好きなヴィッセルのことぐらい、感動したら素直に感動したで、いいと思う。
心のままに泣いたって、笑ったっていいと思う。
そのために僕たちはスタジアムに集っているはずだから。
少し時間が経ち、素直になれたけど、それは選手の頑張る姿を思い出したから。
ネルシーニョも言ってたけど、選手は最後の最後まで全力で戦ってくれた。
勝つために全員が、勇気も気迫も集中力も全て出し切ってくれた。
懸命に戦う選手の姿を見る以上に、嬉しいことなどサポーターにはないのだから。
ここまでやってくれたら、結果なんて、どうでもいい話なんだ。
まあ、それでも勝ちたかったし、悔しい思いは残るけどね。
確信したのは、苦しかったチーム状況は底を脱したということ。
神戸が上昇局面に入ったのは間違いない。
鹿島に勝ち、この試合もやるべきことはやれたから。
そう、やるべきことを一人一人が出来つつある。
千真の2戦連続ゴールがその典型なんだ。
怪我人も戻りつつある。
神戸の季節は、これからなんだ。
恐れることはない、どこが来ても互角以上にやれるから。
8位と順位は変わらず、混戦は続く。
ただ、首位との差は5と、一歩後退してしまった。
これ以上離されるわけにはいかないから。
次こそ勝たないといけない。
さあ、今週はセレッソとの連戦。
まずはルヴァン杯の水曜日だね。
ルヴァン杯への想いの強さで負けるなんて、ありえない話だから。
実力はもちろん、想いの強さの差もセレッソに見せつけよう。
4年連続の決勝トーナメント、絶対に勝って決めようぜ。
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