カテゴリ:天皇杯
ヴィッセル神戸 1 - 3 セレッソ大阪
【得点者】 神戸:大森晃太郎(90分) C大阪:水沼宏太(90分+1)、柿谷曜一朗(98分)、ソウザ(114分) 悔しいよ。 ほんと・・・悔しい・・・ あと4分耐えれば、元日の埼玉スタジアムに立てたのだから。 でも、つかみかけた宝物は目前でスルリと消えた。 夢が叶うと喜びに浸れたのは、ほんの一瞬のこと。 この喪失感を埋める術を僕は知らない。 泣いてた人も多かったと思う。 先制の歓喜の瞬間。 懸命に戦う選手の姿。 敗戦が決まり夢破れた瞬間。 僕もスタジアムで少し泣いた。 そして、この街へ帰ってきた時に涙が止まらなくなった。 その時疑問に思ったことがある。 本当に悔しいだけで泣いているのだろうか? この気持ちを悔しいの一言で済ませていいのだろうかと。 悔しい、悔しいと言うけど、色んな思いが湧き上がってくるから。 埼スタ行きを確信した瞬間の高揚感。 大きな宝物を逃した落胆。 千真や徳重の涙を見て感じるものもあった。 そして、この日までシーズンを楽しめたことへの感謝の気持ちもあった。 いろんなことを思い出しては涙が溢れ出た。 昨日も、そして今日も、このブログを書きながらも。 でも、悔しいだけじゃないと思う、涙を流させたのは。 感謝も含めていろんな面があるから。 それだけの価値がこの試合にはあるはずだから。 僕たちが得たのは悔しさだけじゃない、それが救いだと。 目の前で宝物を逃した経験も、また宝物なんだと。 逃した宝物が大きければ大きいほど、 逃した経験が多ければ多いほど、 本当に宝物を手にした時の喜びは何倍にも大きくなるから。 これは今年川崎やセレッソが身をもって示してくれたこと。 だから、昨日の出来事を少しポジティブに捉えてもいいと思うんだ。 もちろん悔しいのは悔しいけどね。 僕たちも大事なものを掴み損ねる貴重な経験が出来たんだと。 川崎やセレッソだってたくさんの悔しい経験を経て今があるんだと。 だから、この経験は次にきっと生きてくる。 次こそ宝物を手に入れるために必要な経験なんだ。 あと、最後は力及ばずだったけど良い試合だったとも思う。 あれだけ頑張って夢舞台の目前まで行ったのだから。 勝利を全員が確信するところまで来れた。 やれることは全てやったよ。 それに、あれだけ感情を揺さぶってくれる試合なんて滅多にないから。 最後心からの拍手で選手を迎えることが出来たから。 誤解を恐れずに言いたい、負けたけど楽しい試合だったと。 選手のみなさん本当にありがとう。 短い時間だったけど、夢を見れました。 素晴らしい経験が出来たことを心より感謝します。 来年もトモニ頑張り、この日逃した宝物を必ず掴みましょう。 【2019年12月20日追記】 あの日から明日で約2年です。 727日が過ぎました。 あの日のことをどれ程覚えていますか? あの悔しさを何度思い出しましたか? 何度涙を流しましたか? 僕は恥ずかしながら何度も思い出しては涙を流しました。 しつこいぐらい何度も泣きました。 明日も出来るなら涙を流したい。 もちろん悔し涙でなく、嬉し涙を。 きっと流せると思う。 あの日流した以上の嬉し涙を。 経験がないから決勝のことは分からない。 でも、決勝を逃した悔しさは、決勝の舞台に立つことでしか晴らせないことぐらいは知っている。 最後の最後まで選手とトモニ闘い抜こう。 そして、勝とう。 みんなの力で神戸の歴史を創ろう。 ランキングに参加中です。更新の励みになりますので、 よかったらクリックお願いします↓ また感想なんかも、お気軽にお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[天皇杯] カテゴリの最新記事
久々に、いや、もしかしたら初めてかもしれません。神戸の試合でこれだけ魂が揺さぶられたのは。
最後は地力の差が出た形で力尽きましたが、選手たちには感謝の気持ちしかありません。 多くの選手、そして恐らくは多くのサポーターも涙を流したと思いますが、これだけ感情を揺さぶられ、心底悔しいと思えたのも、この準決勝の舞台に立てたからこそではないかと思います。 我々にはまだ実体験がありませんが、(昨シーズンのセカンドステージよりもっとヒリヒリするような)リーグ戦の優勝争いや、カップ戦のファイナルといった舞台に立てたときには、更にはそこでタイトルを掴み取ったときには、きっとまた違う景色が見られ、感じられるものがあるんだろうと思います。 この悔しさを胸に、来シーズンもまた頑張っていきましょう。 少し早いですが、今年も有難うございました。また来年もよろしくお願いいたします。 (2017年12月24日 23時06分04秒)
僕もゴールの瞬間泣いた神戸サポの一人です。正直リーグ戦を3連敗で終えたのでぼろ負けも頭によぎったこの試合までの3週間でした。この3週間の間にいぶきの森へ練習に見学に行くこともできなかったので期待よりも不安の方が正直ありました。でも選手達はしっかり準備し、準決勝に臨んでくれました。何度攻め込まれても粘り強く守り、隙があればセレッソゴールに攻める。そして90分に先制ゴールが決まった時のあの歓喜というか何とも言えない最高の瞬間。アディショナルタイムが4分と表示されて、正直もう勝ったと思ってしまいました。そこからのセレッソの粘り、執念には本当に敬服しました。これが一つでもタイトルを獲った事があるクラブの力なのかと。神戸サポになって10数年、自分がサポになりたての頃は残留争いの常連でした。しかし10数年かけて残留争いをするクラブから半分より上の順位に位置するクラブなりました。有望選手も加入してくれるようになりました。ここからの10年で今度は常に優勝争いをするクラブを目指す戦いをしてほしいです。
(2017年12月25日 07時49分25秒)
何か妙な疲れが残っています。
個人的には1秒たりとも勝ったとは思わなかったのですけど、集中〜と叫んでる途中にやられました( ; ; ) つかみ損ねたモノは、また来シーズンにやり直しですね!頑張って応援しましょう。お疲れさまでした! (2017年12月25日 09時07分30秒)
ポン吉さんへ
確かに最後は地力の差が出ましたね。悔しいですが選手は良く戦ってくれたと思います。感謝の気持ちを胸に来年も頑張りましょう。違う景色を見ましょう。 (2017年12月27日 10時07分46秒)
一致団結さんへ
4日経ちましたが思い出しては涙が出ます。 私も応援を始めて10年程ですが本当に強くなったと思います。昔は弱くてダメなクラブの代名詞だった訳ですから。焦らず一歩一歩前に進んで行きましょう。 (2017年12月27日 10時12分42秒)
きのPさんへ
1秒たりとも勝ったと思わなかったのは素直に凄いと思います。私は「勝ったぞ〜」とガッツポーズしてしまいました。 つかみ損ねたものは来年以降ですね。チャンスはきっとあります。命ある限り僕たちのシーズンは続くのですから。 (2017年12月27日 10時16分58秒) |
|