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2006.03.13
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カテゴリ:カテゴリ未分類
事が起きたのは2月最後の日の夜だった。

前回 夫が逮捕されたのは2年以上前の12月7日、無原罪の聖母の祝日と呼ばれる12月8日の前日だった。 夫が連れて行かれた翌日にそれに気がつき、 マリア様が夫の暴力(あの頃は本当に暴力だったのだ)に歯止めをかけられたように感じられてならなかった。

別に今回は何の日に関わっているわけでもない...と翌日カレンダーをめくって...愕然。 今年の3月1日、 灰の水曜日。

英語では Ash Wednesday。イタリア語では Mercoledì delle ceneli。

一般にはその前日のカーニバル(謝肉祭)の方が有名だけど。

灰の水曜日 というのは、いわば痛悔の日。 「お前は塵から出て、塵に帰る。自らの罪を悔い改めなさい」 という司祭の言葉とともに、額に黒い灰が塗られる。

被造物として 人間がどれだけはかない存在か、創造主の神に対してどれだけおごりと罪を重ねているかを諭す日、と言ってもいいかもしれない。

この日から四旬節(英語でLent、伊語でQuaresima)に入る。
毎日、少しずつ キリストの受難へと 時が進んでいく。

さて。
脆くはかない存在の私たちが、家族として大きな問題を抱えている。
逮捕といっても一晩だけ警察に渡されて翌日は出される程度なのだけど、半年は私へのコンタクトは許されない。被害者保護のため、Protective Orderという書類が発行されているためだ。

これから先のことは、自分で決めなければならない。

夫が家族に対して手を挙げるとなると、家庭内の同居は社会上許されない。
DCFが親権を両親から奪ってしまうケースが生じることもある。
その場合、子供は 資格をもった里親(フォスター ペアレンツ)に渡されてしまうのだ。

あなたが離婚しないとなると、DCFが子供を取り上げることになるかも。そう私の弁護士は電話してきた。
彼女は、というか私の側は、離婚をカードゲームに喩えるなら 切り札を山のように持っている。夫に落ち度がありすぎるため やたらこちらに有利になっているのだ。
弁護士としては完全な勝ち試合。

だけど、私にはゲームじゃないのだ。

夫ならこんな時、自分の欲しいものをさっさと取りに出るだろうなあ、とも思う。いや、断言はできないけど。

子供を取り上げると言われたら、どんな母親でも耐えられなくなる。
それで離婚に踏み切るケースが多いわけだ、アメリカ。

私も苦しい。とても、とても苦しい。

どうしたらこの結婚を守れるのか。子供たちを守れるのか。

カウンセラーと、DCFのスタッフと、ソーシャルワーカーと弁護士と。

コンタクトを取りながら、何が最善かを決めなければならない。


ただ普通に子供たちの世話に追われるだけで一日が精一杯なのに...と思うけれど、これが神様からいただく十字架なら、 受けるしかない。

苦しみは祈りと労働に値する、と読んだことがある。
苦しみを通してしか、 贖えない罪がある。

いいや。誠心誠意、 苦しむさ。





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最終更新日  2006.03.13 22:13:14
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