2010/06/29(火)02:11
YOSHINO桜
結婚10周年辺りで、近頃 ...ケンカばっかりしている気が。
子供たちのサッカーの最終日の夕、夫のジョンは 僕が連れてってあげるから! とかってでてくれた。そりゃありがたい、と任せたら。
冷え込む日暮れ時、(あらかじめジャケットを持たせたのに 無視して車内に置いたまま)思いっきり風邪を引かせて帰ってきた。
お~ま~え~~~!!!(ワナワナ)
小梅はウィルスの悪いのにかかったらしく、2回小児科に連れていったし、学校も早退したり、熱と頭痛と洟と咳に悩まされる事3週間。
今やっと治ってきたところ。
可哀想じゃないか。
ま、他にもケンカの種は ぼこぼこ 芽を吹き、私は言った。
Tue parole sono tutto fumo! Sto ancora aspettando un albero di Sakura (un cillie'gio) da te!
Pensi che io vada a comprarlo?
(↑ あんたの言葉なんて煙よ! 私まだ あんたからの桜の木を 待ってんのよ!
私が自分で買いに行くとでも思ってんの?)
険悪なムードの中、それでもミニゴルフを家族で、と近場に向かった私たち一家。
ミニゴルフの隣りの ガーデニングの店に車を入れるジョン。
桜を探してみよう。(← 怒っている。)
あっ、そう?(← 当然よ、と一歩も引かない)
桜の木、ありますかー?
あ、奥にあります。係の者がそこにいますんで。
...係の若者は、 夫のかつての生徒だった。
ので、仲良く談笑している2人。
桜? これなんか、どう? ピンクだよっ。
知らない名前だ。 葉っぱもごつい。
...いや、別の。
これは? オカーミだよっ。これもピンク。
札を見ると、 OKAME(おかめ)Cherry と書いてある。
...おかめ? なんで、おかめ? この品種も知らない。
別のは、と。(もう勝手に見ることにした私。)
あー、それは白だよっ。
...えっ?
手に取った札には YOSHINO Cherry と書かれていた。
吉野 だ。
葉も 柔らかくて薄い。 ソメイヨシノに近そう。
アメリカ人には 桜色は白に映る ということにも気づかされた。
そのYOSHINOから 何本か見て、子供たちも呼んで立たせて、
これにします
と言ったら、夫が
エッ!
とびっくりした。
お、おまえ、もうちょと別の店で見て回ったり、価格を比較したりって、考えないのか?
と、イタリア語で 係の元生徒にわかんないよう言ってくるのだが。
(ホント、習ってたのに全然私たちの会話分かってないのね。アメリカの外国語教育って実をむすばないもんだわ。)
めんどくさい
というのと、
好機は逃すな
と、
夫に時間を与えるな (← すごい優柔不断)
が 私の頭の中で 合まって 即決した。
250ドルじゃん
とタカをくくったら。
税金に加え、配達と植樹作業で お金がかかる。
倍くらいになるらしい。(合計500ドル近く。)
新しいコンピューターより、桜の木1本を取った私。
ああ、日本人である。