イメージコンサルタントが綴る・・・心に美のビタミンシャワー!

2006/03/21(火)00:59

変わる努力・変わらない努力

 この世の中に生まれる悩みとは、2通りしかない、と言われます。  「変わる」から悩む。  「変わらない」から悩む。  自分にとって「悪い側面」を見て、「変わってほしい」と悩むこと。   自分にとって「良い側面」を見て、「変わってほしくない」と悩むこと。  例えば、子供が成長すること=変わることは親にとっては嬉しいことだけれど、完全に手が離れてしまうと寂しくなる=変わってほしくない、と思うようになる.....つまり、同じ現象であっても、見方によっていとも簡単に「変わる」ということになります。  結婚とは1日で成立するものではなく、「毎日、相手の気持ちがよくなるようにお互いに注意することである」と言えます。毎日、人は変化しているのですから。しかし、このことを理解している人はおそらくとても少ないでしょう。1日で成立するのは結婚式だけです。「永遠の愛」が成立するのは、お互いに変化し続けていることを受け入れ、努力している場合のことであり、どちらかが手抜きをすると、もう成り立たなくなります。  さて、「変わる」ことを「成長する」ことととらえた場合、ずっと努力しなくちゃいけないなんて疲れるし、何だかしんどそう....って思う人も多いかもしれません。  では、「変わらない」ことはどうなのかというと、これもまたしんどいことなのです。歳を取りたくないと思っても、それは無理なことで、変わるものは変わるのです。  「変わる」ことも「変わらない」ことも結局は悩みの種。それではどちらの生き方がよいのでしょうか。  この世の中に「変わらない」ものは何ひとつない、と私は思っています。モノは古くなる。心も瞬時に変化する。永遠のものなんて何1つない。そのような視点に立って「変わらない」ことを願うと、不幸になってしまうことは必須であります。    「永遠の愛」を願わない人は誰一人としていないでしょう。私もその夢を否定はいたしません。しかし、あくまでも「人の心も肉体も変わっていく」ことを受け入れている二人の間でのみ、「永遠に愛し合う」ことが可能である、ということでしょう。  「今のままのあなたでいて」というのは不可能な相談です。  「今が一番最高」だから、時を止めたいというのは不毛な願いです。  変わり続けること。成長し続けること。いつでも現在進行形で生きること。どんな時も、このモットーを忘れずにいると、心はとても安定します。すべては大河の流れのごとく。人間にできることなどわずかしかないのですから。。。。  

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る