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カテゴリ:考える日々。。。
マチュア(=mature)という言葉をご存知でしょうか。
もう15年ほども前になりますが、イギリスに留学中、仲よくなったシンガポールの青年が、会話の中にさらりと「あの人はマチュアだよね」と言った時、なぜかドキリとした記憶があります。いいな~と思ったのです。 マチュアを日本語で訳すと「成熟」という意味になります。日本では、「あの人は成熟しているよね」という言い方は、あまり一般的ではありません。特に、男性からそのような言葉が発せられることは、まずないのではないでしょうか。フランス人の男性ならさらりと言いそうだけど....「彼女、マチュアで素敵だよね」なんて。 2007年、時代は変わりました。「女性脳全開!」の時代です。多くの素敵な女性企業家たちが、「マチュア」をキーワードにビジネスを展開しておられます。「マチュアライフ研究所」代表、30代女性代表の渋井真帆さんは「女のたしなみ経済塾」や「やわキャリ塾」などを成功させている、パワフルでセクシーな女性です。 そして、40代女性の代表といえば、フラジュテリー代表の橘田佳音利さん。素敵なマチュアを育成する「マチュアバイザー養成プログラム」などの研修を行なっています。 私にとって「マチュア」と言えば....やはりアルゼンチンタンゴでしょうか。タンゴ愛好者には、本当にマチュアな女性が多いのです。 タンゴを楽しむ場【ミロンガ】。お洒落をした小粋な男女が日常を離れて・・・ バイキングの食事も楽しみの1つ。疲れたら一休み。次は誰と踊ろうか・・・ このような非日常空間を持つことは、精神的にも大変喜ばしいことです。特に、女性にとって普段あまり着ることのないドレスを身に纏い、高いヒールの靴を履く、快感と喜び。ドレスは肩・腕が出ているほどドレスアップ効果が高く、深いスリットも踊りの性質上、OKなのです。セクシーこの上ありません。 男性は女性を誘い、リードし、エスコートする役目。あくまでもダンディーでなくてはなりません。女性を優しく腕に抱き、タンゴの調べに酔いしれる至福のひと時なのです。 主催者「Tango Tango」の面々。先頭の女性は、今年還暦とは思えない妖艶な美しさ....! 「外見じゃないよ。中身だよ」というのは、まるでウソだと思います。内面の表現の一番わかりやすい部分が外見に現われるのですから、外見がみすぼらしい人は、中身だってやっぱりみすぼらしい....と、思われたって仕方ありませんよね。損です。わかりやすい部分を手抜きして、あとはどこを磨くつもりなのでしょう。 自分なりのお洒落とセンスって、本当に大切だと思うのです。 マチュアな精神とは、どのように創られるのでしょうか。また、その在りかたとは・・・? 先日、大学生の女性から卒論に協力してほしい、ということで「魅力的な女性であるために、関係すると考えられる要素」についてのアンケートの依頼がありました。30問ほどの問いに対し、かなり重要から全く重要でないまで、7段階で評価するものでした。 「最も重要だと思った3か条は?」との質問に対し、私にとって「魅力的な女性であるための重要な3つの要素」とは、以下のものでした。 自分を愛し、自信を持っている 姿整・立ち居振る舞いが美しい 精神的にも経済的にも周りに依存しない、自立した生き方をしている 他にも最重要と思った要素は、 聞き上手・性格の愛らしさ・にこやかな挨拶・美や若さを売りにせず歳を取るほどいい女に・清潔感のある外見・仕事にやりがいを感じる などがありましたが・・・。 価値観は様々ですが、多くの女性が「素敵!」と思う人にはやはり共通点がありますね。 マチュアな女性とは、外見はエレガントで品性があり、凛とした強さがあること。内面は精神的・経済的に自立しており、バランスがよいこと。包み込む優しさと母性があり、自分をきちんと愛していることではないかな~と思います。 信頼できるパートナーの存在も、マチュアな女性にはとっても大切 まだ先は長いですが、だからこそマチュアな女性になる道のりを、楽しみながら歩いていきたいと思っています。決して無理をせず、軽やかに、シンプルに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 16, 2007 05:26:24 PM
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