2005/12/31(土)09:20
「似合う色を増やす方法」1月号
明けましておめでとうございます。昨年は、香りについてのテーマで書かせていただきましたが、今年は、色について書かせていただこうかと思います。
よくいただくご質問に、「私は何色が似合いますか?」というものがあります。似合う色は多種多色!というよりも、単色では、似合わないと思っていても、組み合わせ次第で変化します。
アイシャドウも単色よりも、二色。三色と使うと、似合わないと思っていた色が、似合うようになるのが不思議です。また、他のアイテムとの組み合わせも重要です。リップの色をご自身に合わせようと思うなら、やっぱりアイシャドウ・上半身に身に着ける物との組み合わせも必要。また、いくらアイシャドウをリップが合っていても、お肌色(顔色のくすみ、くまがあることないですか?毎日同じ肌色とは限らないのです)によっても違います。そして何よりも、光!蛍光灯の下なのか、太陽光の下なのか、それとも白熱灯の下なのかそれによっても、発色も違うのです!!
確かに、青系等が似合わない、赤系等が似合わないという方もいらっしゃるようですが、それは、つける色の発色や、質感がお肌とのバランスを崩しているからだといえます。
よくカラーコーディネートの方の色あわせを見てみると、「貴女は、この色が似合ってこの色は似合わない!」と言い切られてしまうこともしばしば。それはある意味間違えではないのですが、半分間違えています。その時の色あわせでは、その色は合っているけれど、肌色や、光が変われば、その時判断された色が合わないことも良くあることです。
そんなときは、ベースをまず見直すとよいと思います。最近は、ベースの色を見直す兆候があり、色メイクの幅が広がるので是非見直して頂きたいポイントです。
しかし、そのポイントも、スキンケアで変化することはご存知でしょうか?年をとったからという「言い訳」をされる方がよくいらっしゃいますが、まさしく、『言い訳』なのです。
確かに若干、生まれたてのお肌よりもいろいろな経歴(紫外線、手入れ不足、傷、打撲、過剰なお手入れ)で、痛んでいることもあるでしょう。
それでも、今のご自分に満足できていないのは、いかにご自分を甘やかしているのではなく、「いい加減に粗末に扱っている」からに他なりません。お肌が生き生きすれば、少々のカラーコントロールで、少なくてもお手入れ不足のお肌よりも、「似合う色」が増えるのは確実です。お肌のお手入れは、今まで何度もご説明してきたので、割愛しますが、スキンケア・睡眠・食事が大切なことを思い出してくださいね。
今年は、組み合わせによる色の感覚を紹介していきたいと思います。
来月から、お楽しみにね♪
《今月のテーマ》
赤と白・・・白い肌に、紅。
日本人らしい、色の組み合わせです。しかしながら、赤にもいろんな色があります。朱・紅・緋。血の色にも似ていることから、エネルギーを感じさせる色といわれ、エネルギーが過剰になれば、悪い印象に変化する色です。使い方によっては、好印象を与えます。また、純潔の白と交わることでピンクになることで、愛情の色に変化するといわれています。エネルギーと愛情を上手にバランスをとると素敵ですね。