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テーマ:主夫と生活(273)
カテゴリ:主夫
先週の金曜日、夕方から娘の発熱が始まりました。
39度以上になって、遅めの帰宅だった妻と救急病院にかけつけ ました。息子は一人、「安土城」のプラモデルをしながら 我々の帰宅を待っていました。 深夜医療という形で結構請求されちゃうんですけど それはさておき、まず心配だったのがインフルエンザ。 でも、インフルエンザの反応が出るのって、発熱後何時間とか ある程度範囲があるんですよね。 それで反応が出ずに、まずは無駄足を踏んだような格好に なっていましたので、土曜日に行きつけの病院に行って 検査してもらいました。 昨夜に引き続き、あの細長い棒をこれでもかというぐらいに 鼻腔に突っ込まれて、娘は涙目で、本当にかわいそうでした。 昨夜は大泣きしていましたが、この時は涙をこぼすだけで 絶えていました。 結果は、インフルエンザではありませんでした。 もう一つ、溶連菌という伝染性の病気の可能性もあったのですが こちらは、万が一もう一度発熱することがあった時に検査しなおす ということで、この日の受診は終わりました。 土曜日は一日つきっきりで、お腹をさすったり、背中をさすったり で僕もくたびれました。 日曜日は、神戸ワイナリーに行きましたので、日中は妻に任せて いましたが、帰宅するとすっかり良くなっていて、何度も 「おでこ触って!」と熱が下がったことを喜んでいました。 月曜日・・・そんなわけで元気だったものですから保育園に 送りましたら、午前中にも電話がかかってきて、また微熱が 出ているとのこと。 塩野七生さんのサイン会から帰る途中、妻からメールが入って 「明日は一日中看病、覚悟のこと」 とあります(^^;) 帰宅すると真っ赤な顔をして目を充血させて静かにこちらを 見ている娘がおりました。 火曜日、またしても病院へ。溶連菌の検査で、また細長い 綿棒を今度は咽頭に押し付けられて、ちょっと苦しがる娘。 まあ鼻腔よりはましのようでしたけど。 そして検査結果はまたしても陽性。 つまりはウィルス性の風邪で、通常のものよりも、今流行って いるやつは、かなりしつこいらしく、この週明けまで熱は 下がらないかもしれない、念のため血液検査もして、また 連絡させていただく。ということで、娘はまたしも、今度は 注射針で苦しまなければならない羽目に・・・。 「イタイ!」 とまた涙目で反応しましたが、ぐっとこらえて本当に賢い 子で、泣きわめいたりすることはありませんでした。こういう 時って、賢くなくてもいいんですけど・・・。 この数日間だけでも娘は熱と痛みに苦しんで、少しずつ 成長しているんだと思いました。いっぱいいっぱい褒めて あげましたけど、4歳の子供には何で褒められているかも わからんのでしょう(^^;)嬉しそうな顔ひとつしません・・・。 夜医者から連絡があって、血液検査も異常なしということで 「あとは、ひたすら熱が治まるまで耐えてもらうしかない」 ということでした。 解熱剤を何度か肛門から投与してあげるのですが、医者によると これも痛みや苦しみから一時解放はするけれど、病状が長引く だけでよほどぐずったり、泣き叫んだりということがない限りは できるだけ熱を出してやるほうが、治りは早いということでした。 確かに熱を武器にウィルスと闘っているわけですからその熱を 下げちゃうと長引くというのは良く分かる説明でした。 水曜日。この日は、またちょっと病状が良くなってほとんど 平熱に戻ったので、娘はまたしても「おでこ触って!」と 喜んでいました。こちらも嬉しくなって、ちょっとだけ、と 図書館に連れて行ったり、家の前の路地でわずかの時間ですが 自転車に乗せてあげたりしました。 でも、これがいけないんですよね。 夜から朝にかけてまたしても熱が上がってきました。 またしても一日中の看病です。「お腹よしよしして!」と ちょっと離れようものなら、朦朧としながらすぐに気づいて 叫んできます。 鼻汁は出るわ、熱は出るわ、「しんどい~、しんどい~」と 苦しがっています。こちらは抱っこしたり、身体をさすって 上げるのが精一杯です。一瞬だけですが断続的に寝てくれる 時もあるのですが、それも本当に一瞬だけで、僕もほとんど 覚悟を決めて、父親に専念しました。 先ほど、ついに熱は40度を記録。苦しがるので座薬を投与 しました。そしたらなかなか入ってくれないんですよ(^^;) いたいいたい!と大騒ぎするわ、無理やり押し込むわけにも いかないわ、で大変でした。 でも、最後にはすんなりと入ってくれて、さっきようやく いびきをかきながら寝入ってくれました。ホッとしましたが 油断大敵かもしれませんね。 というわけで、ちょっと困った一週間がすぎようとしています。 仕事はトータルとして一行に進めることができませんで、 こんなんでええわけないよな、という気分と、親としての責務は なんとか果たしてるよな、という気分が錯綜しています・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/02/12 11:21:06 PM
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