2009/08/13(木)11:58
息子の少年野球 その13 公式戦結果
雨で流れた先週の、公式戦のリーグ予選が、行われました。
8月1日に1勝して、次の日にまた1勝しましたので、あと2戦2勝
すれば文句なしに予選突破となる日でした。
僕は、チームの兵站担当で6時半に小学校を出発。主だった大きな
荷物を荷物車で運び、他チームの第一試合の試合準備および
スコア付け等をする役目です。
我がチームは第二試合と第四試合です。
しかし、先週とは打って変わって炎天下の厳しい暑さが一日中
グランドに張り付いているような天気でしたから、第一試合で
ボールボーイ(球審にボールを補充する役目)をしながら
「今日は、子供達にはきつい一日だなあ・・・というか
俺ももたんよ・・・^^;)」
と強い日差しの前兆を浴びながら役目に徹しておりました。
さて、息子の試合ですが・・・
ピッチャーの投げあいというか、凡打の嵐のような試合でしたが
3-2の逆転勝ちで、まず勝利。
このところ、コントロールで崩れることのなくなった息子が
小気味の良いピッチングを見せてくれました。
相手チームはまたしても上背がしっかりしており、それだけでも
脅威を感じさせましたが、うちは守りのチームであることと
貧打でも、少ないチャンスをものにする果敢な走塁があって
見事な勝利でした。
活躍することの少なかったチームメイトが素晴らしい走塁で
得点を挙げたことがチームに勢いを与えていました。
「凄い走塁!でも次の守りでちゃんと0点で抑えないと意味が
ないんです!」
とコーチが言っていたのですが、その回をしっかりと抑える
ことのできた息子は立派でした。
さて、二試合目ですが、実は先週の試合の際、この相手チームが
我がチームの試合を観戦していて、
「八幡(息子のチーム)、弱いなあ」
などと言っていたそうです(観戦していた親御さんの情報^^;)。
だから、このチームには絶対に勝ったる!!という気持が皆が
強かったのです。
息子は一試合目で完投していたので、二試合目はサードを守り
ました。
で、結果から言えば、ピッチャーの「快投」ともいえる
ピッチングで、7-0の快勝だったのです。
そのピッチャーは、球にスピードが全然ないのですが
ストライクを投げる力があって、その山なりのボールで、相手の
打ち気を削いでいくピッチングをするんです。
先週の試合では、息子からの継投で、3球でチェンジ、つまり
3打者全員が一球目に手を出して凡打する、という一幕も
あって、僕は勝手に、我がチームの
下柳
と呼んでいるんです(^^;)
今回も相手チームは、例に漏れず、上背があって、ビュンビュンと
振ってくるタイプの打者が多く、皆、その山なりボールを
振らされて凡打の山を築いていました。
そして息子を含めて、皆が本当によく守りました。
練習の成果というか、相当練習をつんでないと、なかなか取れんよ
という打球も含めて、エラーは皆無でしたし、強い打球、難しい
バウンドとも、皆しっかりと拾っていました。
文句なしのリーグ戦突破です(^^)
さて、チーム全体が帰路についてからも、僕はチーム代表父兄と
して、最後の一試合のスコア付けをしてから、強い西日を浴びながら
車で帰宅しました。
最後の試合の強い日差しは本当に身体にダメージを与えるような
ジリジリ来るような光線でした。
プロ野球でも昼間の試合は極力しないわけですし、炎天下での
少年野球の試合って、実力をつけるのにどれほど役立っているのか
とも思います。
高校野球もそうですが、我々は、額に汗して、泥んこになって
炎天下に野球に夢中になっている少年の姿に、どこかしら
ロマンを感じてしまうのでしょう。
でも、夕刻の涼しくなった時間に凝縮してやりゃいいじゃないか、
と僕は思いますね。
「ガッツ」という言葉に代表されるような、無理やり自分自身に
強いるような努力というか、精神状態・・・これをあまり信じ
ないほうが良い・・・・そこにロマンを感じるのは危険だと
思います。
と心配するのは親だけなのでしょうか。
自らの意志をあまり前面に出さない息子は、帰宅して
「ああ疲れた!」などと言った後、少し試合の話をしてから
ゲームなどに集中しておりました(^^;)
「明けても暮れても野球」という状態には程遠い(^^;)
でもこれも息子の「やりくり」の方法のひとつなんでしょう。
今のところ、野球がいやになった・・・などという素振りは
微塵も感じさせませんから、心配はないのでしょうね。
僕なんかは、毎日お尻に痣を作って、辞めたくてしょうが
なかった、という記憶しか残ってないんですよね(^^;)
そういう意味では、今の息子の状態はとても幸せなことなんだと
思います。
明日は、場所を移して彦根球場での準々決勝ですが、僕は「ブドウ畑へ!」
で、見に行くことはできません。
自分の力を常に全力で出し切って欲しいです。