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雨の暴風を受けながらの農作業を終えてワイン城に
戻ってきました。 我々の畑の区画からワイン城の間には、ピオーネや マスカットベリーAを背の高い棚に伸ばして、将来 お客様のランチタイムなどの憩いの場所として使って もらおうともくろんでいる場所 ↓ と オーナーズクラブのカベルネ畑&ピノ・ノワール、 グルナッシュの畑があります。 上の写真は、ピノ・ノワール。我々の畑のカベルネよりも生育 状態が良いように思えたのは、やはり彼らの開花期がカベルネの それとは違うからでしょうか。 さて、テイスティングワインですが、 2004年のリースリング 2005年のメルロー=マグナム 2009年のカベルネ、メルローブレンド の3種類でした。 まず、神戸ワイナリーが誇るリースリングですね。 色は比較的強い麦藁色です。若いヴィンテージの神戸の リースリングにしては非常にしっかりした色合いです。 例年のリースリングに比べて、非常に良いヴィンテージ だったので、その分果実味が増し、その分、酸を少なく 感じるかもしれない・・・と醸造課の濱原さん。 この神戸リースリングは、驚くほど長熟できて、それこそ 10年ぐらいからまた新たな境地を開くようなワインなの ですが、2004は果実が十分に開いているために、例年 ほどの長期熟成は期待できないかも、とも言われました。 しかし、現時点での美味しさは素晴らしいです。 果実が凝縮していますし、空気に触れて果実味がどんどん 凝縮して、蜂蜜的なニュアンスも出てくるほどです。 話は、他の日本のリースリングからリースリングの本場 「アルザス」まで及びました。 日本では最近、山形や北海道などでもリースリングが手がけ られているそうです。 とはいえ、アルザスのように寒い地方でもアルザスは山形 などのように積雪がないために、ブドウを収穫せずに そのまま樹の上で過熟状態に持って行けるのに対して 山形などでは雪が降るために返って早めに収穫しなければ ならない、という事情も出てくるそうです。 早めに収穫しちゃうと甘さ、果実味、ミネラル…ワインに 重要な要素すべてをブドウが吸収する前になってしまうので やはりよろしくないようです。 濱原さんは「クリームソース系の料理にもぴったり!」と おっしゃっていましたが僕も同感です。 軽い黄桃のような香りが貴重となっているワインですが 綺麗で犯しがたいエレガントさを持ったワインですから クリーム系チーズ系の料理がしっくりきますね。 素朴でシンプルな魚料理、肉料理などには、ちょっときれいすぎ ますし、クリームやチーズでコーティングする、もしくは チーズだけとかね・・・。 割と臭い系のブルーチーズやウォッシュタイプのチーズを 使ったパスタ料理とか・・・美味しいだろうな(^^;)
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Last updated
2010/07/13 05:41:22 PM
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