ヴィーテ･イタリア高岡（Hiruccio）のイタリアワイン＆主夫日記

パレルモでのミサを告示するポスター、パレルモ空港にて


出発前からパレルモのガイド、ターニアさんから


「あなたたちが来るのはちょうどローマ法王がパレルモに
　来てミサをする日だから、道路規制とか観光地の
　出入り禁止とか、大変なことになるかもしれないわよ」


としっかり脅されていたので覚悟の上にパレルモに
降り立ちました。


すると、荷物引き取りの場所に上のような写真があったわけ
です。大々的なＰＲ。

カトリックの神父さんのような修道服を着た人から、
「あれ、これってユダヤ教徒？やばい？」と思えるような髭の
紳士までいましたが、パレルモの空港は「ごったがえす」という
雰囲気はなく、意外に落ち着いた雰囲気でした。


イケメンドライバーのラッファエーレ君とともにコンパクトな
ミニバンでパレルモ市街に向かいます。

「昼間は町中に車で入れなかったけど、今は大丈夫じゃ
　ないかな。できるだけホテルに近づいてあげるから
　心配しないで！」


と彼は言うが、ホテルの前までつけてくんなきゃ困るよなと
思っていたら、交通規制は幸いなく、すんなりホテルに
つけることが出来ました。



交通規制中のクアットロ・カンティ交差点



次の日は、一日パレルモ観光の日でした。パーパ（法王）来訪での
混雑が心配でしたが、意外にも、その混雑のお陰で我々一行は
とても良い思いができたのでした（＾＾；）


つまり、海岸沿いの大きな公園でのミサのために人込みは全部
そっちに行ってしまって、我々の行く観光地はすべて静寂の
中でゆっくりと落ち着いて見れたということです。



静寂の王室礼拝堂


この世界遺産「カッペッラ・パラティーナ」もほとんど人が
いない静かな環境で見ることが出来ました。


ガイドのターニアさんが「こんなの初めて！」と感激して
いる様子が印象的なくらいでした。