ヴィーテ･イタリア高岡（Hiruccio）のイタリアワイン＆主夫日記

[カテゴリ未分類] カテゴリの記事

全636件 (636件中 1-50件目)

1 2 3 4 5 6 ... 13 >

• 2015年上半期　サレッタ＝イタリアプレミアムワインを愉しむ会　

  2015年は、とりわけ伝統とプレステージと格付けを意識しながら新旧織り交ぜた　　　DOCGワインに注目してみたいと思います。僕がイタリアワインの勉強を始めた94年頃は確か10個そこそこのDOCGしかなかったかと記憶します。今や僕の知る限りで（じわじわと「気がついたら増えていた」という感じで「増殖」しておりますゆえ＾＾；） 73ございますm(_ _)m代表的なものは別として、「なんでお前が！」というような銘柄もございますが(^^;)しかしながら、ちゃんとした厳しい基準をクリアしていることでは全く異論の余地はありません。そして、そもそもDOC法というものが「ワインの質を守る」のではなく「地域の伝統とそれを継承する生産者を守る」ことを主眼に作られた法であることを考えればたとえ「ピンキリ」で「やっぱりイタリア的」と呆れ顔になるような現象が存在したとしても、やはりリスペクトする必要はあろうかと思います。それでサレッタでは、すでに名声を勝ち得た銘柄を中心に、新しいDOCGも織り交ぜながらご参加いただく皆様＝テイスター（伊語でデグスタトーレ　degustatore）とともに、検証しながら、じっくりと愉しみたいと思っております。以下、上半期の予定です。生産地方とDOCGに認証された年を明記しておきます。1月10日（土）　フランチャコルタ（ロンバルディア、1995）　　　　　　　　バローロ（ピエモンテ、1980）　　　　　　　　バルバレスコ（ピエモンテ、1980）2月14日（土）　アルバーナ・ディ・ロマーニャ（ロマーニャ、2011）　　　　　　　　キャンティ・クラッシコ（トスカーナ、1980）　　　　　　　　タウラージ（カンパーニア、1993）3月14日（土）　フィアノ・ディ・アヴェッリーノ（カンパーニア、2003）　　　　　　　　モンテファルコ・サグランティーノ（ウンブリア、1992）　　　　　　　　ゲンメ（ピエモンテ、1997）4月11日（土）　グレコ・ディ・トゥーフォ（カンパーニア、2003）　　　　　　　　　ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ（トスカーナ、1980）　　　　　　　　モンテプルチャーノ・ダブルッツォ　　　　　　　　　　　　　　コッリーネ・テラマーネ（アブルッツォ2003）5月9日 （土）　ヴェルディッキオ・ディ・マテリカ　リセルヴァ（マルケ、2010）　　　　　　　　　　　　　　ガッティナーラ（ピエモンテ、1990）　　　　　　　　カルミニャーノ（トスカーナ、1990）6月13日（土）　ガヴィ（ピエモンテ、1998）　　　　　　　　　カステッリ・ディ・イエジ・ヴェルディッキオ・リセルヴァ（マルケ、2010）　　　　　　　　チェラスオロ・ディ・ヴィットーリア（シチリア、2005）1銘柄につき2アイテム、代表的な生産者の作品をテイスティングします。時間はいつもの16：00～　前半は真剣にテイスティングを、後半はおしゃべりも(^^;)基本は一旦18：30ごろ終了ですが、だらだらタイム、いつも楽しんでます！参加料金は　税込の8500円（パンとチーズをお付けします）場所は、もちろん　ラ・ヴィネリア・ブラヴーラ　です！ワイン初心者、全然知らない、という方も大歓迎！　好奇心いっぱいのあなたのご参加をお待ちしております。viteitalia@gmail.com 090-3973-6688 までご予約のご連絡を！！　　　　　　　　

  2015/01/07

  コメント(0)

• イタリアワインとイタリア映画が出会う場所＝チネブラヴーラ　2015

  ◎チネブラヴーラ　２０１５　上半期公開予定作品です！1～4月は2000年代の傑作選◎カンヌ映画祭パルムドール！　ナンニ・モレッティ＆ジャスミン・トリンカ、チネブラ初登場！1月24日（土）　 「息子の部屋」　2001　la stanza del figlio di Nanni Moretti ◎「輝ける青春」「フォンターナ広場」のマルコ・トゥッリオ・ジョルダーナ監督作品！2月21日（土）　 「13歳の夏に僕は生まれた」　2005 　　Quando sei nato non puoi più nasconderti di Marco Tullio Giordana ◎巨匠プーピ・アヴァーティ監督、名優シルヴィオ・オルランドもチネブラ初登場！3月21日（土）　 「ボローニャの夕暮れ」2008 Il papa di Giovanna di Pupi Avati◎「グレート・ビューティ」のイタリア新感覚コンビ= ソレンティーノ＆セルヴィッロ！　4月18日（土）　 「イル・ディーヴォ　魔王と呼ばれた男」2008 　　IL DIVO di Paolo Sorrentino5月、6月はフェリーニ白黒映画の大傑作2連発！まだ観てない人も何度も観た人も絶対味わいたい、イタリア映画ファン必見！5月23日（土）　「甘い生活」1960　　La dolce vita ※6月20日（土）　「８1/2」1963　　Otto e mezzo　※※　100 film italiani da salvare 後世に残すべきイタリア映画100選(イタリア人の意識を変えた映画)上映期日は変更の可能性がありますので、必ずFacebook等で後確認ください。参加料金は、映画鑑賞のみなら無料。ワインセット　￥4000　その他グラスワインソフトドリンクもOKです。では、来年もどうぞ、よろしくお願いいたします！

  2015/01/06

  コメント(0)

• 5月のサレッタは、シチリア第二弾　東部エトナ火山周辺のワインたち

  ４月は、シチリア西部を中心にした世界、世界のワインマーケットにおいてシチリアの存在感をいち早く知らしめた大御所たちのワインご紹介しました。引き続いて、5月は、近年のイタリアワインシーンにおいて、注目度が最も高いゾーン＝シチリア東部のエトナ火山周辺のワインをご紹介します。「地中海のブルゴーニュ」とはよく言ったもので、そのワインの佇まいをそう形容するのは、あながち間違っていないと思います。いくつもの要因がありますが、代表的なものを3つ挙げると　　１．固有品種＝ネレッロ・マスカレーゼの存在不思議なことに、バローロのネッビオーロのように色素的にはさほど強いものを表現しないのですが、香り→味わいと経過するごとにどんどんと迫力を増してくる。これに、世界のワイン通はイチコロです（＾＾；）　　　２．　標高高く樹齢の古い株の絶対的な多さ灼熱のシチリアにあって、赤ワインの命であるタンニン分、酸をしっかりと保つのは標高の高い畑だけです。エトナ火山はヨーロッパ最大の火山であり、ブドウ畑は1000m級の所にも存在しています。バローロ、バルバレスコやキャンティ、ブルネッロというイタリアの偉大なワインの産地が300m平均の標高であることを考えればこれは、ずば抜けた立地だと言わなければなりません。そしてエトナ火山という「過疎化」した農村においては、標高の高い耕作の困難な畑は、「放ったらかし状態」になったものが多かったのです。だから再植樹されることなく、古い樹がそのまま残ることになりました。「質のワイン」の常識で言えば、古い株が偉大なワインを生むことは周知のことです。おそらく「量のワイン」の常識しかなかったシチリアでは幸か不幸か、畑は現地の農民たちから見放されることになりました。　　　３．ワインメーカーたちのエトナ進出そこに、目をつけたのが、すでに北部イタリアなどで偉大なワインを生産あるいはプロデュースしていたワインメーカーたちです。もちろん、現地シチリアのごく限られた有料生産者も、外部からやってきたイタリア人たちとエトナの畑を買いまくりました。そうして新しいメンタリティー、質的なワイン造りを知り尽くした個性的な生産者、あるいは、質量を世界のマーケットで売りさばくことに長けた優良生産者が、エトナのポテンシャルを世界中に知らしめることになりました。そういう現代の歴史を経てきたエトナの偉大なワインたちをじっくりと味わい尽くしましょう！！現在、空き席は極わずかですので、お早めのご予約をオススメします（＾＾） 5月17日（土）　　16：00～18：00ごろ　　参加費用：　8500円（今回よりワンコイン値上げですm(_ _)m）　　ご参加希望の方は、viteitalia@gmail.com またはviteitalia@maia.eonet.ne.jp　　までご連絡を！必ず返信を確認して下さい！

  2014/04/29

  コメント(0)

• 

  今週末はチネブラヴーラで北イタリア農民の静寂と静謐のドラマを（＾＾）

  今週末はチネブラヴーラでイタリア映画とイタリアワインで愉しみますよ！映画は「木靴の樹」1978年の作品です。撮影されたのはロンバルディア州ベルガモ近郊の村々で、１９世紀末のカシーナ（４、５世帯が住む大農家）に住む農民たちの厳しくも「ありふれた」生活が淡々と切々と綴られて行くドラマです。音楽はフーガに始まり、アリオーゾに終わる全編バッハ。役者は全員地元の農民たち（全く信じられません！！）。巨匠エルマンノ・オルミの感性が冴えに冴えわたった、これぞ映画の中の映画！ワインや料理でイタリアに惹かれる人にとっても貴重な経験になると思います（＾＾）興味ある人はyou tubeのこの映像をご覧下さい。http://www.youtube.com/watch?v=Cd36T9U9tg4映像はイタリア語バージョンですが、チネブラで観るのはロンバルディア方言ヴァージョンです（＾＾；）同じ役者がアフレコしてます。以下、簡単訳。男「会いたかったんだ」　女「毎晩会ってるじゃない」男「みんなと会うのと、二人出会うのは別ものだよ」女「まだまだ夜は寒いわ」男「そんなことないよ、雪、靄もなくなってるし、、マドンナの日まで2週間だ」 　 「・・・・あなたにキスがしたい」女「そんなこと、すぐにするものじゃない・・・私、行くわ、さようなら」男「さようなら」とっても美しいシークエンスでしょ？二人はtu （君）ではなくvoi（君たち）という昔ながらの敬称で呼び合ってるところもミソ。この二人がどういう結末を迎えるかもお楽しみに（＾＾）その他に４、５のエピソードが同時進行していきます。３月２９日（土）　16時～　ワイン会前編と映画解説 　　　　　　　　 16時半ごろ　映画上映　一旦解散 　　　　　　　　 19時半ごろ　ワイン会後編＆ワイン談義などなど　　　　　　　　　20時半ごろ　終了 場所は、ラ・ヴィネリア・ブラヴーラ ロンバルディアワインやロンバルディアパンを含めた参加料金は4000円。 映画上映のみ参加の方は無料です。その他、ノンアルコールやグラスワインのみなど、時間の都合等でじっくりと参加できない人など、高岡にご相談ください！viteitalia@gmail.com 090-3973-6688http://www.youtube.com/watch?v=Cd36T9U9tg4

  2014/03/25

  コメント(0)

• 4月のサレッタ＝イタリアプレミアムワインを愉しむ会　シチリア！その１

  4月、5月のサレッタはシチリア島にスポットライトを当てて「イタリアワイン界のニューワールド」とも言える地中海最大の島のワインを楽しみます。 第一回は、シチリアワインの近現代史に注目して、「大御所達の素晴らしいワインたち」をその基準点として、じっくりテイスティングして「質のシチリアワインの黎明期から現在」を明確に認識しながらそのヴァリエーションを味わい尽くしたいと思います（＾＾）日時： 4月12日(土) 16:00〜18:30ごろ場所： ラ・ヴィネリア・ブラヴーラ参加費用： 8000円※ 当日 お釣りなきようご準備下さい。お申し込み: viteitalia@gmail.com 090-3973-6688 高岡まで(メールの方は必ず返信をご確認ください)プレミアムなワインを6種、チーズ数種類、パンをご用意いたします。決してお食事の会ではなく、ワインテイスティングとイタリア談義を愉しむ会ですので、ご理解をm(_ _)m

  2014/03/13

  コメント(0)

• 

  ３月２９日（土）のチネブラヴーラはいよいよ「木靴の樹」！！

  【送料無料】木靴の樹 [ ルイジ・オルナーギ ]価格：5,040円（税5%込、送料込）ここにも「究極のイタリア」があります（＾＾；）すべての俳優はベルガモの農村の人たち、つまり素人役者。シチリアの漁村を舞台にした1948年のヴィスコンティ監督作「揺れる大地」と全く同じ手法です。５時間や６時間という上映時間の映画（「１９００年」「輝ける青春」など）を撮ってしまうというイタリアの特殊性もそうですが、北部ロンバルディア地方の農民の生活を丹念に描くために素人役者を１００％使い、３時間弱の長編映画を撮ってしまうという、その価値を作る側、配給する側、観る側が理解し、受け入れ、映画の古典として残していくというイタリアの文化的な土壌がスゴイと思います。そして何と、これも非常にイタリア的ですが、全編ベルガモ方言で演じられイタリア公開に際しては、同じ役者がイタリア語バージョンを録音し直したという経緯もあります（イタリア語の字幕ヴァージョンもありますが、誤訳などもあるそうです＾＾；）１９世紀末の農村の小さなエピソード集のような滋味な作風の映画ですがイタリアの食文化、特にサラミやワイン、あるいは様々なcucina povera　直訳すれば「貧しい料理」＝イタリア文化のエッセンスを更に身近に感じ、愛着を深めることのできる１本だとも思います。撮影地でありオルミ監督の故郷であるロンバルディアのワインと共に愉しみましょう！全体の流れとしましては最初の30分でワイン２種類をテイスティングしながらの映画解説、上映後にさらにワイン２種類（それ以上の時も）とともにおしゃべりタイムとなります。◆参加費用は？→映画鑑賞のみは０円。　◆映画を見てワインを飲むなら？→ワイン数種類とこだわりのパンが付いて4000円です。　◆飲めないんだけど参加したいな？→ぜひ！特別にソフトドリンクをご用意します^^　お申し込みは、Facebook上のイベントページで「参加」をポチ！またはブラヴーラ高岡へ　viteitalia@gmail.com 090-3973-6688 ※返信を必ずご確認下さい！ 【送料無料】木靴の樹 [ ルイジ・オルナーギ ]価格：5,040円（税5%込、送料込）

  2014/02/27

  コメント(0)

• プレミアムイタリアワインを愉しむ会＝サレッタは南イタリア特集！

  プレミアムイタリアワインを愉しむ会＝サレッタ。３月は南イタリアに舵を切り、半島を代表する黒葡萄品種であるアリアニコ種と半島、そしてシチリア島と近年人気を博している屈指の白葡萄品種フィアーノ種にスポットを当て、その特徴的な味わいの美味しさを探ります。 同じブドウ品種でも産地の気候、土壌、そして作り手の考え方などがワインの味わいに大きな影響を与えて、個性豊かな差異が出て、それでいてブドウ品種固有の特徴も共有して、、、というワインの面白さの極みをいっしょに愉しみましょう（＾＾） 参加費用は８０００円。以上のワインとセレクトしたチーズとパンをお付けした価格です。 前半はテイスティングに集中して、後半からは参加者とともにワイン談義イタリア話に花を咲かせる、いつもの流れで行きましょう（＾＾）　日時：　３月８日（土）　１６：００～１８：３０ごろ　場所：　ラ・ヴィネリア・ブラヴーラ　テーマ：　南イタリア　アリアニコ種とフィアーノ種　参加費用：　８０００円　※当日、お釣りなきようご用意ください。　　お申し込み：　viteitalia@gmail.com または０９０－３９７３－６６８８　　　　　　　　高岡まで　ご質問などもお気軽にどうぞ！　※メールでのお申し込みは必ずこちらからの返信をご確認ください。　※当日キャンセルのみ、全額ご負担いただきますので、体調面、スケジュール　　調整など、くれぐれもご配慮ください。　あなたのお気軽なご参加、心よりお待ち申し上げます（＾＾）

  2014/02/26

  コメント(0)

• 

  今週末は映画とワインでイタリアを愛でるチネブラヴーラ！

  [DVD] 無防備都市価格：1,427円（税込、送料別） 1945年のロベルト・ロッセッリーニ監督作品です。「ネオリアリズム」と呼ばれる一連の戦後イタリア映画作品群の代表的、そして記念碑的な作品であるばかりか1950年代末からのフランスの「ヌーヴェルヴァーグ」作品群にも大きな影響を与えたこの監督の代表作品です。って、何のことか分かりませんかね（＾＾；）イタリア語のタイトルはROMA CITTA' APERTA、直訳すると「開かれた街、ローマ」ということになりますが、日本語のポジティブな印象とは裏腹に、第二次大戦末期イタリア降伏直後にナチスドイツに牛耳られたローマの庶民とパルチザン達が激しく蠢く「無防備で」「丸裸の」ローマが描かれます。ROMAというタイトルがつくだけに、この映画の主人公はローマの街そのものかもしれません。ネオリアリズムの面目躍如たる、戦争直後の荒廃したローマの街角そのままをセットに野外撮影された映画ですから、その映像のヒリヒリするような生々しさたるや、映画史上屈指じゃないでしょうか。はっきり言って、非常に暗い、悲痛な映画ですが、映画が大好きなあなたならその記録映画のような迫力、俳優（神父役アルド・ファブリツィ、そしてなんと言ってもイタリア映画のディーヴァ＝アンナ・マンニャーニ！）の存在感、ロッセリーニの迫真の演出に膝を打って喜ぶこと間違いなし！です（＾＾）映画上映前と上映後におしゃべりとともに楽しむのはやはりローマのワインでしょう。代表ワインである白、赤ともども色んなローマ県のワインをご紹介しましょう（＾＾）開催日は2月22日(土) 時間は16:00 場所はブラヴーラです。参加費用は、映画鑑賞のみなら、０円。ワイン＆パン付きで４０００円ソフトドリンク希望の方、いらっしゃいましたらお尋ねください。もちろん廉価でDVDも出ている映画ですが、なかなかスクリーンで「共に観る」という感覚が味わえない映画でもあると思います。イタリア好き、ワイン好きの人たちとのひと時、おしゃべり時間を味わいにいらしてください（＾＾）ご予約、お問い合わせ等は高岡まで、遠慮なく！viteitalia@gmail.com090-3973-6688※メールの方は必ずこちらからの返信をご確認下さい。無防備都市(DVD)価格：1,521円（税込、送料別）

  2014/02/10

  コメント(0)

• チネブラヴーラ　２０１４　年間スケジュール

  毎月、最終土曜日にイタリア映画とイタリアワインを愉しむ会を大阪、ブラヴーラにて開催しています。2014年は以下のような感じで組んでみました。ご興味持ってくださると嬉しいなあ（＾＾）最近の作品以外は、ヴェネツィア映画祭における批評家や監督たちによってセレクトされた「イタリア映画１００選」（直訳で「保存すべき１００本のイタリア映画」）に指定されているものを選びました。◎印つけてます。２月２２日（土）　１６：００～　　　　　　◎無防備都市　（白黒）1945年　◎１００選第３番　　　　ロベルト・ロッセッリーニ監督　アンナ・マニャーニ３月２９日（土）　１６：００～　　　　木靴の樹　　（カラー）1978年　◎１００選第１００番　　　　エルマンノ・オルミ監督　ルイージ・オルナーギ以下素人役者たち４月２６日（土）　１６：００～　　　　黄金の七人　（カラー）　1965年　　　　　マルコ・ヴィカリオ監督　ロッサーナ・ポデスタ５月３１日（土）　１６：００～　　　　昨日、今日、明日　（カラー）　1963年　　　　　ヴィットリオ・デ・シーカ監督　ソフィア・ローレン６月２８日（土）　１６：００～　　　　青春群像　　（白黒）　　1953年　◎１００選第30番　　　　　フェデリコ・フェッリーニ監督　アルベルト・ソルディ７月２６日（土）　１６：００～　　　　郵便配達は二度ベルを鳴らす　（白黒）　1943年　　　　　ルキーノ・ヴィスコンティ監督　マッシモ・ジロッティ８月３０日（土）　１６：００～　　　　僕は怖くない　　（カラー）　　2003年 ガブリエーレ・サルヴァトーレス監督　 ディエゴ・アバンタントゥオモ　　　　９月２７日（土）　１６：００～　　　　明日のパスタはアルデンテ　（カラー）　　2010年　　　　　フェルザン・オズベテク監督　　リッカルド・スカマルチョ　１０月２５日（土）　１５：００～　　　　　揺れる大地　　　（白黒）　1945年　◎１００選第８番　　　　　　ルキーノ・ヴィスコンティ監督　アントニオ・アルチディアコノ１１月２９日（土）　１６：００～　　　　夏の嵐　　　（カラー）　　1954年　◎１００選第４０番　　　　ルギーノ・ヴィスコンティ監督　　アリダ・ヴァッリ　　　　　１２月２７日（土）　１６：００～　　　　イノセント　　　●　　1976年　　　　ルキーノ・ヴィスコンティ監督　ラウラ・アントネッリ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジャンカルロ・ジャンニーニ流れとしましては、開始時間から30分ほどワインを飲みながら映画の解説などします。映画上映終了後もわいわいガヤガヤと映画やイタリア、その他諸々の話して、解散です（＾＾）映画作品にまつわるイタリアワインを高岡がチョイスして、パンやおつまみとともに愉しみます。映画もワインも高岡の解説やほかの人たちとの話で深めることができるので　「家で一人でDVD観るより全然楽しい！！」と好評博しております（＾＾）参加料金は、映画上映のみでしたら無料。ワインやその他のおつまみなどで４０００円頂いております。アルコールは飲めないけど、映画は観たい！という人も是非ご相談ください（＾＾；）毎月、随時、その月の映画をご紹介しますね。

  2014/02/04

  コメント(0)

• 2014年のヴィーテ・イタリアツアー　期間決定しました！

  詳細決定していませんが、今年のヴィーテ・イタリアツアーの期間と場所だけ決定しましたので、お知らせします。７月２９日（火）ミラノ、または３０日（水）ヴェローナに集合８月３日（日）ヴェネツィアを最終日として４日（月）の朝に現地解散します。つまり今年はヴェネトツアー！ヴェローナ→ヴィチェンツァ→バッサーノ・デル・グラッパ→パドヴァ→トレヴィーゾ→ヴェネツィアと巡ります。因みに僕は今年は初めてトルコ航空を使います。すでにチケット購入しましたのでどんな形であれ必ず開催します！（今なら春、秋よりも安くチケット買えますよ！）８月４日（月）　朝に解散しますが、僕はマントヴァを経由してミラノに抜ける予定。トランジットの時間を多くとって、行き帰りともイスタンブールにも立ち寄りたいと思ってます。ヴェネツィア共和国とオスマントルコについて深めたいと思っています。お時間ある方、この前後期間、ご一緒してくださっても構いませんよ（＾＾；）「ヴェローナワイン」「パッラーディオ」「グラッパ」「プロセッコ」「アジアーゴ」「ヴェネツィア共和国」などなどがキーワードの旅です。ご都合つけられる方、是非スケジュール調整を！こちらも詳細決定急ぎます！　　　　

  2014/02/03

  コメント(0)

• 

  2014最初のチネブラヴーラ＝イタリア映画を観ながらワインを楽しむ会のご案内

  2014年最初のチネブラヴーラ。いよいよ上映時間6時間の大作「輝ける青春」の登場です^_^ ◆現品限り◆輝ける青春 プレミアム・エディション【中古】【洋画DVD】輝ける青春 プレミアム・...価格：9,800円（税込、送料別）一昨年夏に5時間20分の「1900年」を上映して好評を博しましたが前編後編3時間ずつを観るのは「大仕事」です。適度な快楽、ソフトで甘い感覚を求める感性では到底太刀打ちできるような映画ではございません(^^;; 長編小説に挑むような気概、心意気が必要な映画です。でも、イタリアに対する思い、興味、好奇心をお持ちの貴方、またはドラマそのものを楽しみたい貴方なら、きっと6時間などアッという間。それどころか、一生の思い出に残るような深い心の経験をすることも貴方に約束されています^_^ もちろん、イタリアという国への強い理解も。ドラマは1960年代後半からの政治的な緊張感渦巻く「鉛の時代」前夜から2003年ごろまでの二人の兄弟とその家族の人生そしてその背景としてのイタリアの世相をじっくりと追って行きます。また、主人公たちがその時代時代をイタリア各地で生活するので、極北イタリアから、シチリアのエオリア諸島まで、我々も登場人物たちとイタリア中を旅するように、イタリアの地方性の豊かさを感じながら、イタリアを実感できますよ^_^まさに時間軸と地理で、「我々の時代のイタリア」を追体験するような他に類を見ないような「私たち自身の歴史巨編」です！ 監督は、「ペッピーノの百歩」「フォンターナ広場」のマルコ・トゥリオ・ジョルダーナ。主演は、前回チネブラ「夜よ、こんにちは」ですでにおなじみのルイジ・ロ・カーショ（「ペッピーノの百歩」「シチリア！シチリア！」「フォンターナ広場」）とマヤ・サンサ（「眠れる美女」）。アレッシオ・ボーニ（「ツーリスト」）、ジャスミン・トリンカ（「息子の部屋」「イタリア式恋愛マニュアル」）、そしてアドリアーナ・アスティ！（「革命前夜」「若者のすべて」）など。 受賞歴は、カンヌ国際映画祭　「ある視点」賞、ダヴィット・ディ・ドナテッロ（イタリアアカデミー賞）　作品、監督、制作、脚本、編集、音響賞、ナストロ・ダルジェント（イタリア映画批評家協会賞）　監督、制作、脚本、編集、音響、助演女優（すべての登場女優へ）、男優（すべての登場男優へ）などなど、枚挙に暇がありません。パリではこの上映時間にかかわらず、1年間のロングランも記録しています（＾＾；） 是非是非、貴方に観て欲しい映画です。「いっちょ、挑戦したろか！」そんな感じで、でも気軽にご参加ください！ 以下、タイムスケジュールです。　１月２５日（土）　場所：ラ・ヴィネリア・ブラヴーラ １４：３０　ワイン会前編　（映画簡単解説しながら主人公たちが　　　　　　　　　　　　　　　　前編で歩むワインをテイスティング） １５：００　前編上映　　　（ワイン飲みながら　＾＾；） １８：００　休憩＆ワイン会後編　（主人公が後編で歩むワインを　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　テイスティングしながら軽食を） １８；３０　後編上映　　　（ワイン飲みながら・・・・） ２１：３０　上映終了＆おしゃべり２２：００ごろ　全体終了 参加費用は、軽食込みで￥５０００ 重厚で濃厚、でも楽しさと感動で身震いするような時間、共有しましょう（＾＾）※映画上映のみのご参加の可能です。無料です。映画を共有できるだけでも素晴らしいことですので、歓迎します。もちろん、軽食＆ソフトドリンクご用意できます。ご予約時にその旨お伝えください。

  2014/01/17

  コメント(0)

• 

  マルコ・ヴィカリオ監督の「黄金の七人」とプロセッコ

  今年最初に観た映画がこの映画でした（＾＾；）【DVD/洋画/アクション/新品/30%OFF】　黄金の七人 【DVD/洋画/アクション】【RCP】価格：2,793円（税込、送料別）新年早々「ふざけた名画」を観てしまったという微妙な満足感（＾＾；）子供の頃のイタズラをした後の痛快感。この映画に流れているのは、そういう軽妙で深刻さのない、それでいて最後まで飽きさせないB級エンターテイメントの血。「ロッサーナ・ポデスタは峰不二子、いやそれ以上にええわ！」と興奮してたら（＾＾；）、ルパン三世に影響を与えた映画だそうな（＾＾；）音楽は「11PM」調（＾＾；）ずっとシャバダバ言ってる。主人公？のルパン三世、いや「教授」もいいね。ヨーロッパ中の精鋭を集めたという銀行強盗チームの金塊強盗の一部始終が前半、強盗成功の後の裏切りと追跡のハラハラドキドキが後半で、チャンチャンサラリと小気味よく幕を閉じていくスピード感。当然「七人」というのは「七人の侍」から取ったものなんでしょうけど黒澤映画と違って、一人一人の描きの深さなんてない（＾＾；）俳優の顔とボディだけで、それほどに存在感もなく、ロッサーナ嬢のセクシーさとそれにメラメラ、だけどルパンほどに鼻の下を伸ばさない意外にマッチョで、頭脳明晰な「教授」とその他・・・という扱い。ジュネーブの銀行強盗で始まり、ラストはローマのコロッセオやフォロ・ロマーノのゾーンなんですけど、最終的にローマに到達するあたり、そしてヨーロッパの精鋭が集められたという本の設定から「ローマ帝国」のあり方を暗に示しているのでは、などという勘ぐりもしてみたけど・・・要らないな（＾＾；）この映画から「パート２」としての「続・黄金の七人　レインボー作戦」「３」としての「新・黄金の七人　７×７」があって「黄金の七人１+６　エロチカ大作戦」という邦題だけで「黄金の七人」とは無関係な作品もあったりする・・・。マリオ・モニチェッリの「いつもの見知らぬ男たち」i soliti ignotiとの関連もありそうな作品ですけど、どうなんでしょう？ご存知の方いらっしゃる？ちょうどこのワインを飲みながら、観たんですけど、品格がよく似てるような気が（＾＾；）　【6本〜送料無料】プロセッコ トレヴィーゾ エクストラ ドライ NV マルスーレProsecco Trevis...価格：2,163円（税込、送料別）フルーティーでフローラルでミネラリー。少し甘味が残って、酸の切れ味はないけど、繊細な泡があって、色んな料理に合わせて楽しめるタイプ。感動を引き起こすような大それたワインではないが、食前から食中何もこだわらなくてもグビグビやれる感じ。それでも、馬鹿にするようなワインでも決してない。この手のワインに多い、不必要な「絞りすぎ感」や亜硫酸塩の過剰な添加からくる薬臭さもない。「マイナスがない」というのは「下手なビオ系ワイン」が跋扈する今のご時世、結構貴重かも（＾＾；）モスカートのような甘さは苦手だけど、シャンパーニュ、フランチャコルタのような高級感は若干場違い、だから料理全体と気軽に楽しめるカジュアルな「泡」ご希望の人には１００％満足感を与えてくれるワインだと思います。「目からウロコ」的な驚きをプロセッコで味わってみたい人にはこれです（＾＾）【6本〜送料無料】プロセッコ ヴァルドビアーデネ スペリオーレ カルティッツェ ブリュット NV ...価格：3,423円（税込、送料別）

  2014/01/04

  コメント(0)

• 2014年　新年明けましておめでとうございますm(_ _)m

  新年明けましておめでとうございますm(_ _)mFacebookを初めてから、ブログの更新がほとんど滞ってしまって反省しております。そもそも、自分のスタイルはこのブログでの表現の方がFBよりも「らしい」と思うのですが、なにせFBの写真アップや諸々の情報提供の手軽さにかまけて、昔からご贔屓頂いている方々と疎遠になってしまうようなことにもなっていますので、今年からはできるだけブログのアップも心がけたいと思ってます。今年の目標は、色々とありますが、まずはブログでの近況報告をマメにしたいと思います。小さなことですが、地道にやりたいと思います。あと、4月より、地元近江八幡での新しい事業もあり、生活のリズムや環境が大きく変わる可能性もあり、こちらも、しっかりと地に足をつけて頑張りたいと思います。旅行は、その新しい事業の影響で７月末か８月上旬に組む予定です。訪問先はヴェネト州です。フリウリにも足を伸ばしたいところですがヴェネトだけでも大変な魅惑的な場所がありますので、無理と判断しています（＾＾；）ブラヴーラでのソムリエ業、イベント企画も今ある企画をしっかりと組み続け、新しい面白い企画もスタッフとともに前進させたいです。そんなわけで、非常に地味な2014年の目標設定＆スタートとなりましたがだからこそ、色々と思う部分もあり、これからの人生の大きな布石となる年になりえる可能性を秘めている、楽しみな一年でもあります。あなたの素晴らしい一年をお祈りいたします。そして共有できる時間を慈しみながら過ごせたらと切に願います。どうぞ、よろしくお願い致しますm(_ _)m

  2014/01/02

  コメント(0)

• 

  ナンニ・モレッティの「ローマ法王の休日」

  【送料無料】【2枚以上購入ポイント3倍】ローマ法王の休日 [ ミシェル・ピッコリ ]価格：3,861円（税込、送料込）この映画ほど、ラストシーンを観終えて、唖然としたというか愕然としたというか、空いた口が塞がらないような感覚を持たせる映画はないのではないか、笑。そしてこういう感覚の映画を作れるのもナンニ・モレッティだけじゃないかという感覚も。僕はナンニ・モレッティの映画を語る資格がまるでなく、幾つかの映画をリアルタイムでイタリアで観たにもかかわらず、何も引っかかるものがなかったので……。当時、イタリア語が理解しきれなかったというのも大きかったと思うけど^_^;唯一、大変心を揺さぶられたのが、モレッティのコアなファンからは否定されがちな「息子の部屋」で、全体的には、僕にとっては掴み所のない映画作家というイメージがあります。(「息子の部屋」は間違いなく名作です！)ボルツァーノ近郊の生まれですが、育ちはローマ。初期作品にはローマ人が観ても理解不明なローカルなローマ訛り、スラングなどもあるようでその狭い地域性も重要な特徴になっていたりするので、その政治的に左翼的な作風からもイタリアのインテリ層に面白がられるようなところがあるように思うのですが。「フォレスト・ガンプ」をローマの劇場に友人と見に行ったときに、何やら有名人が来ているらしくてザワザワしているなと思ってたら、友人に「あれはナンニ・モレッティ！」と言われて、フーンと彼の後ろ姿を見ていたこともありました^_^;なので、彼の作品群の文脈からこの作品を云々することができないのですが、素直な感想は、あり得ない筋でありながらも、自身が演じている精神科医のストーリーに垣間見られるバチカンと世間との精神的、社会的感性のズレを軽妙に、絶妙に、そして楽しく、微妙に皮肉的に表現するモレッティの力量は凄いと思いました。冒頭にも触れましたが、ラストシーンに至っての幕のおろし方が圧巻というか人間的な優しさに満ちてるとも言えるし、バチカンという人間社会の中で最も息の長い厳粛な国家の扱いとしては甘すぎる、あり得ない体たらくでもあるし、それでもおそらくは聖書に忠実に生きようとするならば、まかり通るような、「微妙な抱腹絶倒感」を感じて、面白かったです。また、国家の威信がかかったシリアスな場面で展開する聖職者のバレーボール世界大会のシークエンスなど、心地よい笑いを誘われたり。また新法王の心の葛藤、過去への自分探しを一緒に楽しめたりする脚本、演出、そしてミシェル・ピコリの演技も素晴らしかった。日本語のタイトルが絶妙ですね。ラテン語の原題名に特別の意味はあるのでしょうか？イタリア語で abbiamo il Papa つまり、意訳すれば「新しい法王が決まった」というような法王選挙＝コンクラーヴェの決定を受けてのバチカンの表現らしいです。映画の話からはずれますが、イタリア人とキリスト教という切っても切れない、それでいて我々からするといい加減というか、曖昧な、それでいて実は厳密に深く根付いた関係性というのは面白いですよね。結局は日本人の八百万の神、または困った時の……頼みと表裏一体というか、重なる部分もありながら、違いますしね。多神教ベースの古代あるいは帝政ローマあっての感覚でしょうね。映画の中でシスティーナ礼拝堂と思しきセットも楽しめるのですが、あれは本物？なわけないよね？バチカンの中をセットにできたらアカデミー賞からありとあらゆる映画賞の美術賞は総ナメでしょうね^_^;

  2013/08/14

  コメント(0)

• 

  クリント・イーストウッドの「ハートブレイク・リッジ」

  【送料無料】ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場 [ クリント・イーストウッド ]価格：1,000円（税込、送料込）イーストウッド監督第13作、1986年の作品です。今となってはよくある筋のいわゆる「鬼軍曹」が生ぬるい海兵隊員をしごきまくって一流の戦闘員に育てるという筋の映画。一つ間違えば命を落とす戦場だけにその訓練は常軌を逸するほどにハードで、戦場で起こりうるすべての「想定外」に「臨機応変」に対応するフィジカルとメンタルを、主人公である、朝鮮戦争における最も過酷な戦闘「ハートブレイク・リッジ」の英雄、イーストウッド扮する軍曹が、最初は憎まれ役として、最後は部下全員に慕われる男として描かれています。イーストウッドはご存知の通りの共和党員で、個人史でも朝鮮戦争時に兵役を経験しているので、戦争や戦闘を描く時、きっぱりと政治的な立場を行間ににじませながらもながらも、映画としてのエンターテイメントを作り上げようとしているのがわかります。おそらく太平洋戦争二部作とも言える「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」で描いた、国家の招いた不条理を受け入れながら、個人としてその生を翻弄されるしかなかった悲劇オペラの小品、あるいはこの作品からこれら二部作が生まれたとしても良いような作風です。昨今、感情論が先立った反戦ムード、ナショナリズムが先立った排外ムードをひしひしと感じる世相ですが、イーストウッドの作品には、戦闘を体験したものしか分からないような厳格な感覚、あるいは命を脅かされる戦闘に際して自分の命、仲間の命を如何に守るかという現場主義を重んじる感覚が徹頭徹尾感じられます。そうした人間観から滲み出た脚本、ストーリー、演出が感じられてそれはやはり、一般的なハリウッドの感情的、扇情的演出とは一線を画した、落ち着き払った、穏健な右翼としての立場表明も含めた堅実な映画だと言う風に思います。「グラナダ侵攻」の戦闘を扱った映画でもありますので、「戦争を賛美する」という批判があるかと思いますが、イーストウッドの映画にはそういう批判は全く当たらないし、ズレていると思います。彼は戦闘シーンを映画化しているのであって、戦争を描いているわけではなく、あくまでも戦闘と訓練を表に、主人公の男臭いプライベートを裏に物語＝映画を構築しているにすぎないのですから。兵士たちの人間関係を映画として描写はしても、そこになんら行き過ぎたナショナリズムも戦意高揚的な描写も乗せていない点は特筆すべき点であると同時にその点がイーストウッド映画の面目躍如と言ってもよいでしょう。80年代の映画なので、「硫黄島…」で圧巻だった戦闘のコンピューター映像は皆無で、地味ながらも本物の戦闘機、戦車パラシュート部隊等が生々しい姿を見せているのも時代を感じさせます。やはり映画にはこの辺のピリピリ、ヒリヒリした感覚が必要だと思います。イーストウッド映画に通底する、家族や妻、恋人とのコミュニケーション下手な男のキャラクターはここにも絢爛と出ています。感心するのは、その鬼軍曹が如何に妻との関係性で純粋で不器用な愛情を持とうと、戦場に出向けば、現地の女とはやりまくるぜ！(スイマセンm(__)m)というリアルな人間性を正面からサラリと描いていることです。昨今の従軍慰安婦問題で表面的、感情的、偽善的に堂々巡りを繰り返す議論とは違って、正当に人間性を表現していると思います。善者としての人間だからこそ、実は内包せざるを得ない悪を描くからこそ、主人公の魅力は増し、作家としてのイーストウッドの信頼性も増すというものです。文句なくイーストウッドらしい、初期のストイックさを持った映画という気がしました。

  2013/08/13

  コメント(0)

• ２周年になるCucina KURAMOCHIさんとコラボします！

  春に「イタリアの小さな街を巡るディナー」と称して京都のCUCINA KURAMOCHIでイベントを開催して、大好評をいただきましたが、その第二弾をCUCINA KURAMOCHIの2周年に併せてお送りしたいと思います！以下、CUCINA KURAMOCHIのPR文より、そのまま引用します（＾＾）///////////////////////////////////////////////////////CUCINA KURAMOCHIは９月１日を持ちまして、お陰さまで２周年を迎えることとなりました。皆様の日頃のご愛顧を心より深く感謝いたしますm(_ _)m　つきましては、6月に始めた新企画「イタリアの街巡りディナー」の第二弾と併せて、心を込めてささやかなお礼をさせていただけたらと考えました。ゲストとして、新企画のパートナーである、「３０年イタリアラヴァー」高岡氏をお招きして、氏が自ら企画するツアーで見聞されたエピソードや写真などと、私倉持が修行をした思い出のトスカーナ料理を皆様に振る舞えたらと今から意気込んでおります！残暑の京都で、気軽で愉しい充実したイタリアンな時間を、CUCINA KURAMOCHIでご一緒しませんか？日時：　９月６日（金）　１９：３０～　２時間半程度場所：　CUCINA KURAMOCHI 住所：京都府京都市中京区釜座通丸太町下ル桝屋町149 電話： 075-253-6336 テーマ：　ウンブリア＆トスカーナの食文化、ワインを愛でる 参加費用：　８５００円（当時現金にてお支払いください）お申込み：　CUCINA KURAMOCHIに電話をしていただくか高岡まで　　　　　　メールをください。メールの場合は必ず返信をご確認　　　　　　ください。　　　　　　viteitalia@maia.eonet.ne.jp 自宅PC　　　　　　viteitalia@gmail.com iPad残暑厳しい？京都で、好奇心と食欲を貪る会（＾＾；）　お気軽にご参加ください！！

  2013/08/12

  コメント(0)

• 

  フランク・キャプラの「素晴らしき哉、人生」

  【送料無料】素晴らしき哉、人生! 【淀川長治解説映像付き】 [ ジェームス・スチュワート ]価格：1,624円（税込、送料込）フランク・キャプラは往年のハリウッド映画の第巨匠にして、シチリア移民のアメリカ人としても知る人ぞ知る存在で、ハリウッド映画というよりは、アメリカ人の魂、アメリカの良心、人生の讃歌を歌わせれば右に出るものなし！というような映画を撮る監督です。この映画は、本来なら生まれ故郷の田舎町を出て、夢に向かって羽ばたきたい青年が周囲の期待や父親の意志を受け継ぐことを良しとする自らの決定によって、忍耐強く誠実に現実を行き、ゆっくりと夢に近づきながらも、突然の不運に挫折し、自殺しようとするのですが、天国の神様と天使の相談で(映画では稚拙な手法で星と星とが相談しあってる、笑)救われます。不器用な天使は一流の天使になるべく(翼を神様から貰いたい^_^;)、「もし青年が存在しなかったら」という世界にその自殺願望の青年(すでに中年になってる^_^;)をいざないます。そこで彼が見る世界は………それはもう発狂してしまうほどに現実的でもあり、悲しいものです。当然ながら、僕はジェイムズ・スチュアートに自らの人生を重ねながら、見てしまうわけですけど、もし自分が存在しなかったら、という世界を到底受け入れられないです。ならば、現実がどんなに苦しくても、自分がいない世界が現実なら、それよりは相当にましな世界だろうと、否、人生ってやっぱりどんなに困難なことがあっても素晴らしいものじゃないかって思える、ような気がしてきます。このブログを読む、あるいは、この映画を見ようという人は、間違いなく勇気付けられると思います。フランク・キャプラの演出、ジェイムズ・スチュアートの演技、どれをとっても隙のないハリウッドの名画だと思いますね。もちろん、描いている世界は現代からみるといささか古臭いというか、今の現実＝人間の感性はゆがみすぎてしまってるので、古き良きものを懐かしむ感性にもなってしまいますが、人間のポジティブさに対する普遍的な礼賛がやはり良いな、と思います。高校時代に「ある夜の出来事」を映画館で観て以来、グッと映画にのめり込んだ経験を持つ僕としては感謝の意も込めて「死ぬまでに観るべき映画」の一本に加えたい作品です(^^)

  2013/08/02

  コメント(0)

• 今週末サレッタ＝イタリアプレミアム「スプマンテ」特集！

  今週末１０日、土曜日 １６時からのプレミアムイタリアワインの会＝サレッタ。今月の特集は、真夏の定番中の定番スパークリングワイン特集です。イタリアスパークリングワインの定番といえばカジュアルならプロセッコ、プレステージの高いものならフランチャコルタやトレント、あるいは最近注目株のアルタ・ランガ(ピエモンテ)などの瓶内二次発酵ワインなどがありますね。今回はこれらプレステージラインに土着葡萄で造った南イタリアの泥臭い^_^;スパークリングを織り交ぜてお届けします。予定アイテムもそっとお教えしましょう。アルタ・ランガ エンリーコ・セラフィーノ Brutトレント フェッラーリ マキシアム Brut フランチャコルタ サテン ヴィッラ レギウムフランチャコルタ ドサッジョ・ゼロ ヴィッラ ゼルムフランチャコルタ サテン カ・デル・ボスコ ドゥブル ファランギーナ サン・グレゴリオ以上6アイテムにチーズと美味しいパンをおつけして￥８０００也。イタリア大好きなお客さん同士のおしゃべりもこの会の醍醐味の一つ！気軽にじっくりと楽しみにいらしてください！お申し込みは、viteitalia@gmail.com またはviteitalia@maia.eonet.ne.jp携帯電話なら090-3973-6688 まで。残席あと数席です。お急ぎください(^^)

  2013/08/01

  コメント(0)

• 

  宮下規久朗の「欲望の美術史」

  【送料無料】欲望の美術史 [ 宮下規久朗 ]価格：966円（税込、送料込）今、この宮下氏の著作を読んでいる時が一番充実した気分になります^_^;なぜか？圧倒的に面白いからです！僕のようにそれほど読書に親しみのない人でも、オールカラーで沢山の切り口でヨーロッパ絵画から長谷川等伯、刺青から戦争絵画、はたまた土佐の絵金、山形のムカサリ絵馬などなど、知らなかった美術世界を自由な筆致でその楽しみ方や楽しむための基本的概念を分かりやすくも知的で軽妙な言葉で綴ってくれるからです。嬉しかったのは、イタリアの見ならず、周辺のヨーロッパ美術の解説や、特に日本の美術に関する紹介が多く、これから旅をする時の目的地に加えられたことです。先ほど触れた山形や高知のみならず、東京の国立博物館や千葉のDIC川村記念美術館がこれから行くであろう旅先リストに加わりました*\(^o^)/*もちろんイタリアでも！！ヴェネツィアのバロック建築巡りはもちろんのこと、おそらくは30年ぶりぐらいになるフィレンツェのバルジェッロ美術館も絶対に再訪します！*\(^o^)/*よく思うのですが、目に映るものはすべて美術ですよね？美術品はもちろんのこと視線を移せば視覚に入る風景も人間の作る美術品ですよね。もしそれに感動し、誰かに伝えたい、分かって欲しいという意志が生まれ、時代の移り変わりの中で、人々の感動の淘汰があり、その中から連綿と受け継がれて行くものがあるとしたらそれが古典になる。残念ながら日本の風景はグローバリズムに流されてしまった軽い、捨てても惜しくない風景が多いですが、それでももっと意識のレベルを上げれば、楽しむべきものは山ほどある！この本を読んで得した気分になるのは、日常生活にもハレの旅行にも役立って日々を乗り越えるモチベーションになりうるところです。視覚的刺激に好奇心ある人には絶対オススメです^_^

  2013/07/02

  コメント(0)

• ６月チルコロ＝極北イタリアのワイン＆食文化と７月チルコロ予告

  イタリアの田舎料理とワインを楽しむイベント＝チルコロ。昨夜の前菜は「豚頭部の煮凝り」。ローマのものならもっとゼラチンを含ませるスタイルですが、アルト・アディジェ＝オーストリア国境ではあくまで自然に固まらせます。ねずの実、クローブ、レモンの皮で炊いてますので独特のほのかなフレーヴァーも素敵なアクセント。ホワイトアスパラのピクルスを添えてます。ワインはイタリアの瓶内二次発酵ワインの産地ではナンバー２といえるトレントDOCのロゼとアルト・アディジェDOCのミュラー・トゥルガウ。肉のフレイバーと触感で一体感が楽しめるのはトレントのロゼ。一方、ややくせのある肉にドレッシングをかける要領で香りの膨らみを楽しめるのはミュラー！パスタ料理はほうれん草を練りこんだシュペッツレ。これ完全に南ドイツ系のすいとん（＾＾；）それをゴルゴンゾーラソースで和えてます。ゴルゴンゾーラの塩気を和らげるアルト・アディジェDOCのゲヴェルツトラミナーの甘味とクリームの香りに合うライチやバラのニュアンスを加えた全体的な盛り上がりが素敵！一方、料理全体の旨みを綺麗に膨らます、裏方的な役割を演じたのがアルト・アディジェDOCのシャルドネ！前者がフレーヴァー面で少し出過ぎるのに比べると、シャルドネはチーズのクリーミーさ、乳臭さを和らげながらも、決して消すことのない「引き立て役」で、シャルドネとの相性がすごく好きでした！ワインと料理を合わせる場合、どちらかというと、僕はワインに「裏方」「引き立て役」を求めます（＾＾；）メインは「チロル地方風うさぎのロースト」アルト・アディジェDOCのピノ・ノワールとかのエリザベッタ・フォラドーリのテロルデゴ！の２種で合わせます。ワインとしても個性としても出色のワインがテロルデゴ。でも、相性ではケットマイヤー社のピノ・ノワールが素晴らしかった。うさぎの旨み、フレーヴァーから中に詰め込んであるザワークラウトの酸味の効いた薫りまで違和感なく交じり合いながら、全体を膨らませていました。付け合せの、バターでソテーした野菜たちにも、意外にテロルデゴにも近づいていて良かった！！写真なくて物足りないでしょ？ならば、ブラヴーラのブログをご覧下さい（＾＾）http://la-vineria.bravura.ciao.jp/?eid=269あるいはフェイスブックの僕のページでご覧いただけますので、友達申請して下さい！（＾＾）ということで、ご参加くださった皆々様、ブラヴーラスタッフに心から感謝します！来月は極東スロヴェニア国境のフリウリ＝ヴェネツィア・ジュリアの特集です。しかし、すでに満席状態ですので、できるだけ多くの皆様に「知られざる超おいしいイタリア」を知っていただくために、２回公演することが決定しました！！以下、ご参照の上、是非是非お気軽にお越し下さい！　　◎第一回公演　　　７月９日（火）　１９：３０～２２：００ごろ　　　※すでに満席となっております。ウェイティングリストに身を置くか　　　　二日後の会にいらしてください（＾＾）　　◎第二回公演　　　７月１１日（木）　１９：３０～２２：００ごろ　　　場所：　ブラヴーラ　http://la-vineria.bravura.ciao.jp/　　　テーマ：　極東フリウリ＝ヴェネツィア・ジューリア州　　　　　　　※イタリア白ワインの聖地とハプスブルグ文化の　　　　　　　　楽しい関係　　　参加費用：　６０００円　　　　　　　　　　　　　※前菜、パスタ、メイン、それぞれのお料理に２種類の　　　　　　　　ワインを合わせてみて、相性の楽しさを探ります（＾＾）　　　　　　　　ワインの量はグラスに軽く一杯ずつですのでハーフ　　　　　　　　ボトル以上にはなると思います。　　　　　　　　　※ドルチェ＆エスプレッソは含まれませんが、ブラヴーラ店長　　　　　　　　兼バリスタの井口が　淹れる最高のナポリ風エスプレッソを　　　　　　　　２００円でお飲みいただけます（＾＾）　　　参加お申込み：　ブラヴーラ　スタッフまで　　　　　　　　　　　０６－６４８４－６７８９イタリア文化について知り、深め、おいしいワインと料理に舌鼓を打ちながら、あなたと同じく、イタリアに興味を持つ人達との交流の時間を共有できればと思います（＾＾）※因みに、エスプレッソ２００円って、通常価格。ブラヴーラはエスプレッソを　イタリア人のように（＾＾；）一杯ひっかけにくるのもOKなお店です！

  2013/06/11

  コメント(0)

• ヴェネト（州都ヴェネツィア）のチルコロまとめ＆次回チルコロ予告！

  ヴェネト編のチルコロ終えました。ヴェネト地方といえばズーズー弁とポレンタ、ヴェネツィア共和国の華やかなる栄光とカーニヴァルの優雅さとインモラルな世界の間にある質実剛健的な政治の歴史が印象的。ヴェネツィア以外も世界遺産に溢れかえっている印象がありますし、チーズ、ワイン、サラミ類など美食文化にも事欠かない、イタリアでも屈指の楽しさがある場所です。そのヴァリエーションの楽しみをワインと料理で感じていただくために作ったメニュー！前菜ヴィチェンツァ風鱈の煮込みとイカの墨煮baccala alla Vincentina e seppie in nero con polenta プロセッコ トレヴィーゾ マルスーレ社ソアヴェ タメッリーニ社 スタンダードラインながら泡の細やかさが尋常じゃないマルスーレ社のプロセッコはその洋ナシの香りが鱈の風味に寄り添い、ポテトと和えたモコモコとした食感をピチピチした泡の食感で流してくれます^_^ヴィチェンツァ料理の鱈料理に隣のヴェローナ県の白ワイン「ソアーヴェ」を合わせるのは隣町同士の対抗意識が強いイタリアにおいては迷惑な話かもしれないが(^^;;、味わいとしての相性は、良いですね。良質の酸はもちろんですが、苦味を出すほどのミネラル感が特徴のソアーヴェは酸が滑らかな分、鱈の臭みを出すことなく、綺麗なフィニッシュをむかえることができます。牛乳で煮込んでいるのも、臭みを最小限に抑える工夫ですよね。脂身や皮から出やすい要素とワインの酸が誘発する金臭さが出ず、旨味が膨らんだ素晴らしい相性でした！ヴェネトのメルローを使ったリゾットRisotto al vino merlot di Veneto ビアンコ・ディ・クストーザ カヴァルキーナ 社ヴァルポリチェッラ カ・ラ・ビオンダ 社生ハムをあしらってコク付けをして赤ワインの酸味、香りのハーモニーにチーズの深みも楽しめてしまうリゾットに合わせてみたのは、シャープな酸が特徴のビアンコ・ディ・クストーザ。りんごやハーブ系の香りを持つこのワインとリゾットの相性は、、、、イマイチでした(^^;;やはりリゾットのふくよかでデンとしたキャラクターには、ワインが華奢すぎました。それでやはりここで登場するのが赤ワインですね。味わい全体のヴォリュームとのバランス、色が同じだけにそこから放つ香りの方向性も同じなので、口の中で一体感が生まれます。このカ・ラ・ビオンダ社のヴァルポリチェッラはコルヴィーナらしい野菜的ミネラル的な苦味の凝縮感が果実味とバランス良く存在してるために、美味しさと相性の良さを二重に楽しめるワインです！メイン鴨のオーブン焼き ペヴェラーダソースを添えてAnatra al forno con la salsa peverada ペヴェラーダソースはヴェネツィアの典型的なソースで鶏肝をベースにたっぷりの胡椒をあしらった、ややレバーのパテのような風味のソースです。当然ながらレバーの脂肪分や鉄分、そしてスパイス香が豊かですから合わせるワインはふくよかでヴォリューム感のある赤ワインをイメージします。アッパッシメント＝半乾燥させた葡萄から醸造するトッレ・ドルティ社のロッソ・プロヴィンシア は、凝縮した果実味とフレンチオーク香とのバランスが絶妙です。鴨の風味と一体化したペヴェラーダソースと合わせた時のアタックの凝縮した味わいのハーモニーは優れていましたが、余韻の長さで料理に軍配が上がります。一方、本日の目玉、カ・ルガーテ社のアマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ との相性は、決して出過ぎない果実味としっかりとしたアルコール感が両者の余韻までの味わいを見事に盛り上げていて秀逸でした。イタリアワインの巨人にして、陰干し葡萄ワインの王様と言って良いアマローネをチルコロで頂けたのは幸せなことでした(^O^)／酸やタンニン猛々しいピエモンテ、トスカーナのワインに比べて圧倒的に柔らかいヴェネトワイン、それでいて偉大さを表現しうるワインの力に脱帽ですし、その迫力に共存しうるワインが普通に存在してしまうヴェネト地方のワイン＆食文化にも感動します。ご参加頂いた皆さん！楽しかったデスよね！！また次回のチルコロも大いに楽しみましょう！！！次回はヴェネト地方の北、オーストリア国境地帯のイタリアらしからぬ土地柄(^^;; トレンティーノ・アルト・アディジェ地方のワイン＆食文化を特集して極北イタリア文化を一緒に愛でましょう！！ 日時: 6月11日(火) 19:30〜21:30ごろ 場所: ラ・ヴィネリア・ブラヴーラ 参加費用: 6000円(前菜、パスタ、メインにそれぞれ2種類、計6種の ワインを合わせます！(^^) 参加ご希望の方はラ・ヴィネリア・ブラヴーラまでご連絡を！ 06-6484-6789 まで！※ 定員２０名様ですが、すでに満席近くなっております。 興味ある方は、お早めのご予約をお願いいたします。

  2013/05/14

  コメント(0)

• 

  ペドロ・アルモドヴァルの「私が、生きる肌」

  人間の精神世界って、本当に幅広くって、限界がないというか、愛とか性とか我々の社会生活の中で努めてノーマルであろうとする世界のなんと薄っぺらくシンプルでつまらないことか！でもでも、こんな辛いことになるのであるなら、あえてつまらないノーマルな生活を半ば意識的に冷めた調子でこれが最高なんだと楽しんだとしても、それはそれで小市民的な慎ましい態度として良いんじゃないか………。こういうストーリーは映画だけで沢山だとこの映画を観ると心から思います(^^;;例えば、もし貴方が男性で、パーティーで知り合ったシャイな女性と親しくなって話も盛り上がったし、フィーリングも会うし、セックスしたいなと思って、ちょっと強引だけれども、パーティー会場の庭の茂みで行為に及ぼうとしたけれども拒否されて、逃げられて…………それだけ、といえば怒られるかもしれないけど、その女の子が超現実的な家庭的な事情でたまたま精神を病んでいた娘で、自分のごうかん未遂で自殺してしまい世界的な整形外科医のその娘の父親にその恨みから拉致され、性転換手術を施され挙げ句の果てには皮膚もすべて整形手術されて、彼の死んだ元妻の姿に変えられしかもその父親から恨まれるのではなく、愛されるようになって、肉体関係も持つようになってとしたら………精神的にも肉体的にも耐えられるでしょうか？(^^;;即答します。無理です！しかし、ペドロ・アルモドヴァルが映画にすると、本当に不思議な魅力を持ったどこかしら陽性の映画になります。悲痛極まりなく、ストーリーだけを追えばドン引きしてしまうような内容ですけど、その不思議な魅力の源泉が何かを考えて見たんですけど・・・まず、アントニオ・バンデーラスを始めとして圧倒的に俳優が魅力的！バンデーラスはやっぱスペイン語をしゃべって初めてそのポテンシャルのすべてを発揮するようなところがある！ベラ役のエレナ・アヤラの美しさ！これが実は男でしたって………ありえない！でも、映画は俳優の存在感、美しさだけで説得力を持ってしまう・・・そういう見本のような力強くも美しいでたらめさ！「過剰な思い」がこの監督の作品群を貫いていますが、この作品の変態度犯罪度は尋常じゃないですね。でも、そのネガティブな人間性もしっかりと描かれているからめちゃくちゃなストーリーもドン引きする展開でも、何故か腑に落ちてきちゃう（＾＾；）ただ重要な一点のために僕の中では点数が低い。亡き妻への妄執というか、過剰なる愛情というか、この映画の全編を彩るつまりは変質的、いえ猟奇的犯罪者としての彼の行為の源泉となる妻への強い思いを映像で表現しえたシーンが見当たらなかったことです。つまりは妻の存在感を一瞬にして伝えてしまうようなショットの不在。ともあれ、この監督の映画は好きですわ。独自の倒錯した重い精神世界を持ちながらも、映画としてその重さを決してヘビーに見せるわけでもなく、軽く見せるわけでもなく、悲しく楽しく美しく見せる。「明るい耽美」というか、おそらく等身大なんでしょうね。ホモセクシャルであることは周知の事実ですけど、その映像の色彩感覚とともに一切の曇りのない感覚が良いですよね。

  2013/04/30

  コメント(0)

• 

  宮下喜久朗の「知識ゼロからのルネサンス絵画」

  【送料無料】知識ゼロからのルネサンス絵画入門 [ 宮下規久朗 ]価格：1,365円（税込、送料込）僕の主催するイタリアツアーは、ワインと食が中心になるのですが、それに負けるとも劣らないくらいに力を注いでいるのが、訪問する街の文化遺産を現地のガイドさんをつけて巡ることです。イタリア人というのは、郷土愛に満ち満ちた人たちであり、その中でも歴史文化に精通した人に、大好きなものを語らせたら非常に面白くなります。時に思い入れいっぱいにしゃべりすぎて、こちらがピンと来ないときもありますけど（＾＾；）ともあれ、そういう人の話を聞くこと、空気に直に触れること、そしてワインや食に携わっている人に会い、言葉を交わして、舌鼓を打つとやはり何らかの深い感慨に到達します。ただ美味しい！と悦に入るのも結構なんですが、イタリアというのは過去の集積物なので、その過去について勉強しておくとその楽しみは相当に深く、広く、小手先じゃないモノになってきます。美術館に行っていろいろな絵や彫刻を見るのも素敵なことですがおそらく、もっと素敵なのは教会を訪れて、その絵や彫刻のオリジナルの環境を肌で感じることはもっと素敵なことです。それでイタリアとなると当然ルネサンス美術が有名です。文化的潮流すべてを含めてルネサンスというので、絵画や美術だけじゃ実はないのですが、面白いのは、この「ルネサンス」という言葉の言いだしっぺは、イタリア人ではないということですね。そういう部分も含めて、キリスト教美術のいくつかのテーマを取り出しながら、ルネサンスとは何かという問いの答えに少しでも近づきたい人に手を差し伸べてくれる本だと思います。キリスト教の章では受胎告示、ピエタ、旧約聖書、最後の審判、聖人など聖書を彩る女たちの章では、ユディトとサロメやマグダラのマリア、そして聖書のヌードなど神話の章では、ユピテルの求愛、ヴィーナス、ラファエロの世界その他、人物像や風俗、生活、幻想などの章が設けられていて、ルネサンス絵画を様々な切り口で整理してあります。カラーの写真、絵画が沢山載っているので、読みやすいですし、イタリアルネサンスに影響を与え、また与えられた「北方ルネサンス」についても詳しく触れられていて、僕は何度か「目からウロコ」が落ちました。写真が小さい分、繊細な描写はとても見えませんので、実際に行って見てみたい！という気分にもなります。シャンパーニュやブルゴーニュも訪れたいけど、オランダやベルギーもイイね！そんな気分になりもしました。いえいえ、当分イタリアからは離れられそうもありませんが（＾＾；）【送料無料】知識ゼロからのルネサンス絵画入門 [ 宮下規久朗 ]価格：1,365円（税込、送料込）

  2013/04/20

  コメント(0)

• 2013年ヴィーテ・イタリアツアー第一弾「ウンブリア＆マルケツアー」詳細

  イタリア中部の絶品＆絶景を求めて！ヴィーテ・イタリアツアー2013（第１４回）６月２２日（土）～６月３０日（日）　７泊９日２８５．０００円（航空チケット含まず）ゴシックからルネサンス美術の宝庫にして、日本では知られざる美食と絶景の地　ウンブリア　（ペルージャ、アッシジ、カステッルッチョ、ノルチャ、モンテファルコ）　マルケ　（ウルビーノ、ロレート、イエジ、アスコリ・ピチェーノetc）をじっくり巡る旅！そして憧れのワイナリー訪問とそのワイナリーでのランチタイムなど、世界遺産、建築美術はもちろん、食文化そしてワインなど、すべてがちょっとマニアックな、イタリアが大好きな人のためのツアーです！変則的、部分的なご参加もOK！お気軽にご相談下さい！！プログラム １日目　６月２２日（土）　関空より　ローマ着　　ミニバスにてスポレートへ　　　【スポレート泊】　カヴァリエレ・パレス　http://www.hotelcavaliere.eu/　　２日目　６月２３日（日）　　　　午前：ノルチャ　街散策とノルチネリア（ハムサラミ工房）を見学 　　ランチをカステッルッチョで（レンズ豆とサルシッチャのスープを堪能） 　　 午後：大平原と街の散策 【スポレート泊】　カヴァリエレ・パレス　http://www.hotelcavaliere.eu/　　３日目　６月２４日（月）　　　　午前：世界遺産スポレート観光（塔の橋、ドゥオーモなど）　　　　ワイナリー訪問＆ランチ：トルジャーノ村「ルンガロッティ社」にて　　　午後：オルヴィエート観光　 　　　【アッシジ泊】　ホテル・デ・プリオリ　http://www.hoteldeipriori.it/　　４日目　６月２５日（火）　　　　午前：アッシジ＆スペッロ観光 　　 ワイナリー訪問＆ランチ：モンテファルコ村「カプライ社」にて 　　 午後：ペルージャ観光　　　　　　　　　 【アッシジ泊】　ホテル・デ・プリオリ　http://www.hoteldeipriori.it/　　５日目　６月２６日（水）　午前：グッビオ散策　　 午後：ウルビーノ観光　　　　【マルケ泊】コクウス・フォルナチス　http://www.coquusfornacis.it/　　　６日目　６月２７日（木）　　　　　午前：イエジ散策　ヴィッラ・ブッチ社訪問＆ランチ 　　　　午後ロレート散策　　ガローフォリ社訪問　　　　【マルケ泊】コクウス・フォルナチス　http://www.coquusfornacis.it/　　７日目　６月２８日（金）　　　　　午前：マテリカ散策　ラ・モナチェスカ社訪問 　　　 午後：アスコリ・ピチェーノ訪問 　　　　【マルケ泊】コクウス・フォルナチス　http://www.coquusfornacis.it/　　８日目　６月２９日（土） アンコーナ出発　ローマ経由　　９日目　６月３０日（日）　関空着注意事項※料金は航空券を含まないものですので、独自にお取り寄せ下さい。以下のフライトを基準にしています。　往路　関空発AZ793 13:25発　　　ローマ着　19:35 　復路　アンコーナ発　AZ1128 11:10発　　ローマ発　AZ792 14:55発　　　翌日10:00関空着アンコーナからの乗り継ぎが不便なため、今回はアリタリア航空をお勧めいたします。※アリタリアAZをご利用される場合、往路は関空から高岡が同行しますが、復路は　都合によりアンコーナ空港までお供しますが、それ以降は自力でご帰国願います。※部分的なご参加でもOKです。但し定員に達した場合は全行程にご参加の方が優先　される場合がございますのでその点はご了承下さい。※プログラムは現状では、不確定要素が多く、変更の可能性がございますが、質的に　落とすことのないよう、更に素晴らしい内容の旅になるように心がけることを　お約束します。変更の際は何卒ご容赦下さい。※また旅の途中に様々な要因により（ストライキや天候など）プログラムが急遽変更に　なる場合もございますのでその点もご確認下さい。※料金は、航空機での往復の移動日のみ食事代が含まりませんが、その他は宿泊、　食事、移動などプログラムに含まれた要素すべて込みの料金になっております。　ホテルのチップ、お土産代、コーヒー代のみご持参下さい。興味のある方、お申し込みされたい方　　viteitalia@gmail.com viteitalia@maia.eonet.ne.jp 090-3973-6688ヴィーテ・イタリア高岡までご連絡下さい！今回は、旅行の最低人数をクリアしておりますので、ご安心して職場での休暇を取ってください（＾＾）楽しく、ゆったり、大好きなイタリアの旅をしながら、いろんな好奇心を満たして行きたいですね！！いっしょにまだ見ぬイタリア、探検しましょう（＾＾）

  2013/03/30

  コメント(0)

• 

  宮下規久朗の「カラヴァッジョ巡礼」

  【送料無料】カラヴァッジョ巡礼 [ 宮下規久朗 ]価格：1,470円（税込、送料込）かず限りない表現者を輩出してきたイタリアですが、絵画、音楽、文学、そして映画とジャンルを越えて、誰が好きかと尋ねられて、このカラヴァッジョの名前をベスト１０内に抜きにすることは、おそらく不可能だと思います（＾＾；）エログロ好きの僕ですからね（＾＾；）ともあれ、リラ時代の一番高価な紙幣に印刷されていたのは、まさしくこの　Michelangelo Melisi da Caravaggio　ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョですから、イタリア人の中でも、たとえ殺人から男色までありとあらゆる悪行に手を染めたこの画家に対するリスペクトは最大級であり、西洋絵画史の中のポジションとしても、最高クラスにあることは間違いないでしょう。　ロックならレッド・ツェッペリン　ブルースならスティーヴィ・レイ・ヴォーン　クラシックならモーツァルト（＾＾；）いえいえ、決して大げさではないでしょ！ローマのパンテオンとナヴォーナ広場のあいだに、　サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会　　　San Luigi dei francesiというローマ在住のフランス人に捧げられた教会があって、その中左奥の礼拝堂にカラヴァッジョの３部作を初めて見た瞬間の衝撃というか感動は未だに忘れがたいものがあります。光と影の劇的な要素圧倒的というしかない絵の巧さ漂う生と死、そして性の官能性確かに、一つ一つを持つ絵画というのは数多くあると思いますが、ほとんどすべての絵にすべての要素が兼ね備えられているのはカラヴァッジョの絵の特徴ではないかと思います。この本は、分かり易い入門書であり、カラー写真も多く、またカラヴァッジョがたどった人生における「逃亡の旅」で残した都市ごとに章を分けているので、絵画とともに人生を共にし彼のスタイルの変遷もたどっていける楽しさがありました。また「カラヴァッジェスキ」と呼ばれる、彼に影響を受けた多くの画家の作品もその都市ごとに紹介されているので、訪れた時に立ち寄れ、見識に深みをつけることが可能です。ワインと料理だけでもワクワクするような旅の体験ができるのに絵画も合わせちゃうと、もうどうしようもないほどの快楽を味わえるのがイタリア！！ああ、そうするとマルタには絶対に行かなければならないしシチリアだってメッシーナにも行かなければ（シラクーサでは見た！）ナポリは行ったが、カラヴァッジョのナポリは見てない！ありえない！！ローマでは相当見ているが、全部ではない！やはり見ないと死ねない！！そういう気になってしまうのです（＾＾；）【送料無料】カラヴァッジョ巡礼 [ 宮下規久朗 ]価格：1,470円（税込、送料込）

  2013/03/16

  コメント(0)

• ピエモンテ州からのお客様、アスティ県カネッリのジョルジョ・チリオ氏！！

  　　Canelli e' cetro del mondo gastronomico.....！！　カネッリ・エ・チェントロ・デル・モンド・エノガストロノミコ「開始時間も過ぎたし、お客さんもあと一人だから、もうそろそろ」「始めようか」と僕が言うか言わないかのタイミングでジョルジョはすでに演説をぶっておりました（＾＾；）もちろん、ブラヴーラで開催したジョルジョ・チリオディナーの話です。ジョルジョと知り合ったのは、先日ブラヴーラにお越しくださりサルデーニャのパーティーを開催したときのゲスト藤田智子さんが１年間料理修行をしたアグリトゥリズモのオーナーとして、ご招待いただいた京都のタントタントで紹介してもらったのがきっかけ。おそらく２００５年のことだったでしょうか。それから彼のアグリトゥリズモに、３回のピエモンテツアーで３回とも逗留しています（＾＾；）人間としての迫力、故郷風土への偏狭的な愛情（＾＾；）、ホスピタリティー精神そしてあくなき好奇心。最初は、あまりにも洗練されない、あまりにも素朴な世界に少々途方に暮れましたが（＾＾；）、グイグイと彼の迫力に引き込まれて、まるで魔法か催眠術にでもかけられたかのようにピエモンテのアスティ県カネッリに魅了されていきました。もちろん今はいろんな意味で客観視できるようになりましたが、それでもピエモンテを訪れるときは、お客様にジョルジョのカネッリをご紹介したいという気持ちに全くブレはありません（＾＾）ジョルジョ曰く、　「なぜ、世界の中心なのか？」「次にいう６つの食品の世界最高クラスを同時に併せ持つようなゾーンは　世界にひとつとないからだ！」「一つ目はノッチョーレ！（ヘーゼルナッツ）」　ノッチョーラ・トンダ・ジェンティーレ・デッレ・ランゲIGTという　ピエモンテ独特のヘーゼルナッツ、、、、フェッレーロを始め、トリノの　洗練されたチョコレート文化もこのヘーゼルナッツの存在なしではありえ　なかったでしょう。「二つ目は、カルネ！（肉）」　ファッソーネ・ピエモンテーゼと呼ばれる品種は、イタリアでは唯一　生肉で美味しく食すことのできる、非常に脂身の少ない子牛肉です。「三つ目は、フォルマッジョ！（チーズ）」　ロビオーラ・ディ・ロッカヴェラーノDOP　は、山羊乳のチーズで　世界で唯一、３日後に食べても３年後に食べても美味しいチーズ。　更に、山羊乳を使用しているため、脂肪質が低く、消化に良く、　最も健康的なチーズといえる。「四つ目は、ヴェルドゥーラ！（野菜）」　カルド・ゴッボ・ディ・ニッツァ・モンフェッラート！！　バーニャ・カウダに適した特徴的な野菜は、ここでしか採れない！「五つ目は、ヴィーニ！（ワイン）」　バローロ、バルバレスコ、バルベーラ、ドルチェット、そしてモスカート。　これだけヴァラエティーに富んだ質の高いワインが産出されるゾーンは、　まさにここだけ！！「六つ目は・・・・・・（お茶目にウィンクして）　　　　タルトゥーフォ！（白トリュフ）」　もう説明はいらんだろ！！笑毎回必ず彼が説明することなのですが、いつもいちいち心から納得します。もちろんこのゾーンを相対化させるのに、事足らないほどの地方文化が存在するからこそ僕はイタリアに惹かれるわけですけど。それにしてもガストロノミーの切り口で、これだけのヴァラエティーとこれだけの視覚、味覚、嗅覚で僕を楽しませてくれた地方は、やはりピエモンテということになるのではないか！！と、彼の力強い言葉を聞いていると、思ってしまう。昨年を始め何度も体験した味覚アドヴェンチャーを昨日のことのように生々しく思い出します。「もうこれ以上の言葉はいらないでしょう。すべてではないですが　いくつかウチのアグリトゥリズモで作った瓶詰めを持ってきて　ます。　ワインと共に楽しみましょう！！」　前菜はクロスティーニを中心に、彼の素朴で滋味あふれるバラットロ　（瓶詰め）の数々！！　　Bagnetto verde Bagnetto rosso peperonata peperone al forno mostarda di moscato そしてブラヴーラから豚肉のローストをお出しして、同じバニェット・ヴェルデ　バニェット・ロッソ、そしてモスタルダもお試しいただき、　ロビオーラ・ディ・ロッカヴェラーノの３ヶ月、１年３ヶ月　２年数ヶ月の３種の熟成具合のチーズを堪能！　慣れない人にとっては「えげつない」匂いだったかも（＾＾；）　でもこれがジョルジョのジャム、ジョルジョのデザートワインで　華々しく高貴なものに変貌する不思議！！！　　confettura di mele confettura di pere confettura di cachi　最後に、かのヘーゼルナッツとバーチョ・ディ・ダーマ＆　モスカート・ダスティで〆。ワインは、彼の親戚ダリオ・コチート手がける、素朴かつ粗野なところがチャーミングでもある　　　グリニョリーノ・ダスティ　　　grignolino d'Astiシンプルさとエレガントさ併せ持つ バルベーラ・ダスティ「ビオランダ」 Barbera d'Asti Biolanda彼の友達が作る伝統スタイルのワイナリー、ピーラ社（有名ワイナリーのピーラではない）の　　　バローロ　２００７　　　　Baroloそして、同じくピーラ社の２００５　バローロは、でキャンティングすると強烈な迫力を放つ逸品でした！デザートワインとしては２種。強烈なロビオーラ・ディ・ロッカヴェラーノチーズに合わせたのは、なんと2006年から2010年ヴィンテージをすべて混ぜ合わせたという（少量生産のため）　　モスト・ドゥーヴァ・パルツィアルメンテ・フェルメンタート　　mosto d'uva parzialmente fermentatoは、極甘でありながらもエレガントさが出た究極のワイン。もちろんヴィンテージ・チャンポンワインなので、DOCGは名乗れないが質的には一級品！！　　モスカート・ダスティ　　moscato d'Astiカジュアルワインですが、ジョルジョのそれはきっちりとした凝縮感と美しい酸があって、綺麗でした。参加者の皆さん、ほとんどすべてがかつてのヴィーテ・イタリアツアーの参加者の方々で久しぶりのジョルジョナイトを楽しんでらっしゃいました。僕は例によって、最終電車に間に合わせるために早々とお暇（＾＾；）ジョルジョにはゴメンやったけど、いっときでも会えて幸せでした。明日からは、東京→仙台→山形に向かうとか。相変わらず精力的な男です！！ご参加くださった皆さん、急なお誘いだったにもかかわらずお越しくださり本当に有難うございました！！　

  2013/03/15

  コメント(0)

• 京都マラソン２０１３を走り終えて

  今回は、左足首のアクシデントが１月にあったもので、なかなかトレーニングができない中で、怪我の功名的にうまくいったことがありました。それは　　　減量です（＾＾；）足腰を鍛えられないなら、重量を減らして足腰の負担を軽減しよう、と。なので１月の末頃から２月にかけては、トレーニングをクレシェンド的に増やしていったのと、一貫した減量生活をしていました。ご飯を食べた直後以外は、ほぼ空腹状態もちろん間食はなし車をなるべく使わず歩く頑張りすぎると良くないので３日に一度は普通の量を食べるそれでここ２０年ぐらい７３～７５kgぐらいをさまよっていた体重が６８kg前後に落とせて、身軽になってました（因みに身長は１７５cm）。合わせて、足の状態も完全とは言わないまでも１０km、２０kmほどのランニングなら痛みをほとんど感じない程度になっていましたのでトレーニングも、おそらく過去３回のフルマラソンよりは準備はできていました。１回目　２０１１　口熊野マラソン　　５時間４０分ぐらい２回目　２０１２　大阪マラソン　　　５時間２０分ぐらい３回目　２０１３　大阪マラソン　　　４時間５０分ぐらい今回も、もちろん前回の記録更新、できれば４時間３０分を着ることを目標に頑張ってきました。前の週の火曜日に３０kmを走って、１０kmを１時間３分ほどの速さで走れれば、４時間半をクリアできるし、おそらくそのポテンシャルはなんとかあるだろうと、おぼろげながらプランを立てていました。その時に久しぶりに左足首に微妙な痛みを感じて嫌な予感はあったんですけど（＾＾；）それで、本番のコンディションなんですけど、雨はかなり強く降る、時々強風も吹くで、１４km辺りではどうなることかと思いましたがゴール寸前の２kmぐらいで降り出した大雨までは、なんとか雨も風も収まってくれて本当に助かりました。あんな寒い体験は初めてというぐらいに、一時はびしょ濡れになりました（＾＾；）。前日の土曜日がすごく暖かかったから、全くこの寒さをイメージできていませんでした。というか、フルマラソンの大会で大雨が降るなんて一度も考えたことなかったです・・・。準備万端の精鋭ランナーたちは雨が降り出すと同時にビニールの簡易的な雨具を着ていました。流石です！３０km付近で、前回大阪マラソンでの「快走」とは全く逆のしんどさ辛さ、疲労感を下半身に覚えて、いやな感じはしたのですが、とにかく勝手に諦めることなく、最後まで両腕をしっかり降ることだけを心がけました。練習中に繰り返し学んだことですが、たとえ横腹が痛くなっても、天候のコンディションが悪くなっても、諦めずに最後まで全力で頑張ると良い結果がついてくる、あるいは悪い結果はついてこないんです。それを常に自分に言い聞かせていたこと、あと、結局は「減量」が功を奏したのでしょうか、おそらく外目にはひどい顔をして、顎を上げて、ブッサイクな走りをしていたと思いますが、タイムだけは落ちることなく走り続けることができました。今までの大会では、３０km以降は、欲求に任せてバナナやらおにぎり、たこやきまで（＾＾；）食べ放題食べていましたが、今回は何も食べないことも目標にしていて、減量の空腹感にも慣れていたからでしょう、全く胃袋に苦痛を覚えることなく、準備していたサプリメントだけで済ますことができました。ラスト２km付近でまた大雨が降ってきました。しんどすぎて笑い出したいくらいの時でしたから、逆にほとんどやけくそ状態でスピードを上げてゴールインしましたが、それと同時に何とも言いようのない精神的状態も味わえました。人を追い抜く瞬間は快感です。逆に追い抜かれるのは不快です。それを自制しながら、その小さな心の変動を４１km付近まで繰り返すわけですけが最後の１kmは、スピードを上げながらも、何者にも束縛されない開放感を感じてのゴールでした。前回の大阪マラソンのゴールの瞬間は、最後まで自分をコントロールできた充実感がありましたが、今回は、体力的な極限にあって初めて感じらる、積極的な何か、それが「自由」ということなのかもしれません。しかし、ゴールインしてからのしばらくの時間は、地獄的につらかったです。雨でびしょびしょの体にゴールインのタオルをかけてもらうのですが、大阪マラソンとちがって、更衣場のある「みやこメッセ」までかなり距離があるんです。その「歩かされている」時間帯は「八甲田山の雪中行軍」を想像してしまうほどで（＾＾；）、みやこメッセに入れた瞬間「天は我々を見放さなかった！」と神様に感謝したい気持ちになったほどです・・・。この雨の影響で応援に駆けつけた人達もみやこメッセ内に殺到することになったからか、着替えてから外に出るまでの混雑は尋常ではなく、オーガナイズの至らなさ、というか規模と箱のバランスの悪さを感じました。また走っている間も、道幅が狭く、他のランナーにあたってしまったり抜かしたくても抜かせない、自分のペースを維持できない瞬間も多々あってその点とロジスティクスの面で大阪マラソンが圧倒的に快適だと思いました。とはいえ、もちろんですが、またもう一度京都マラソンを走ってみたいという気持ちに揺ぎはありません！１．風景のヴァリエーション、高低差など、全く飽きの来ない　　コースでずっとワクワクしながら走れた。大阪マラソンが大都会から　　庶民的な都会を走るコースなら京都マラソンは、文字通り古都の　　世界遺産と山紫水明の自然風景を巡るコース！２．特に仁和寺前での、お坊さんが山門にずらりと並んだ応援には心が踊り　　ました。なんたるスペクタクル！　　何度も現れる太鼓隊、大学の応援団、小さな女の子のチアリーダー達にも　　癒されました。３．沿道の応援の温かさと拍手は途切れることがありませんでした。　　特に一番苦しい３０km台の鴨川での声援は本当に励みになりました。　　本当に心から皆さんに感謝です！帰宅してアイシングして、体の手入れは抜かりなくやったつもりでしたが件の左足首の痛みがだんだんひどくなってきました。またケアして、次の大会に臨みたいと思います。最後になりましたが、応援に駆けつけてくださった方々に心からお礼を申し上げます！！　　　４時間２１分１５秒また、この記録の更新を目指して行こうと思います。毎回のことですが、現段階では、この記録以上のものをイメージすることが全くできないのですが・・・（＾＾；）

  2013/03/10

  コメント(0)

• 3月のチルコロはトスカーナの沿岸料理＆新興地区ワインで！！

  流石にトスカーナ特集とだけあって、満席御礼の前編チルコロでした（＾＾）ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました！次回３月もトスカーナ特集ですが、その後編、かなり雰囲気が変わります（＾＾）前回がトスカーナの古典的ゾーン、つまりはフィレンツェ県とシエナ県をまたがる比較的冷涼な内陸部の葡萄＆ワイン産地を特集したのに比べ、今回は海側の温暖な生産ゾーンに注目したいと思います。イタリア中の古典ゾーンが土着葡萄を中心としてワインに磨きをかけるのとは対象的に新興ゾーンというのは質的に良いワインを作ってきた歴史がないので、大胆にインターナショナルな葡萄品種、グローバル化した最先端の栽培、醸造学を、伝統に後ろ髪を引かれたりすることなく、導入することができます。なので、古典ゾーンで圧倒的な主人公であるサンジョヴェーゼは、いわば「群像劇」中の一人のキャストでしかなく、その他の国際品種のポジションの重要度が増してきます。いわば、世界のマーケットを意識して、まずは圧倒的に「美味しい」ワインを作ろうとするメンタリティーが働きますから、果実味の凝縮度やふくよかなアルコール感を前面に出したワインの存在が光ります。以上、ザックリすぎる説明（＾＾；）チルコロ＝料理とワインを楽しむディナー、ではティレニア海の魚介料理も念頭に置きながら江村シェフ渾身のコース料理をご堪能いただいて高岡がセレクトした６種類のワインの美味しさと個性とともに、イタリア好きが集まる時空を是非楽しんでください！　　開催日時：　３月１２日（火）　１９：３０～２１：３０ごろ　　場所：ラ・ヴィネリア・ブラヴーラ　　テーマ：　トスカーナ州の沿岸部のワインと料理　　参加費用：　￥６０００（ワイン６種、料理、すべて込み）　　お申し込み：　viteitalia@gmail.com またはブラヴーラに直接連絡を！　　　　　　　　　06-6484-6789江村シェフの「ワンポイント料理解説」も徐々に板についてきました（＾＾）同時に、料理法などを熱心に尋ねるお客様も増えてきましたよ。貴方もイタリアや料理＆ワインに関する好奇心をぶつけにいらしてください\(^0^)/

  2013/02/13

  コメント(0)

• 

  チネ・ブラヴーラ＝イタリア映画とイタリアワインを楽しむ会は１１月です！

  １０月はちょっと忙しいです（＾＾；）毎月最終土曜日開催予定のチネ・ブラヴーラ、１０月は僕のイタリアツアー中になってしまいますので、中止します。楽しみにしてくださっている方々、ごめんなさい！それで、次回11月のチネ・ブラヴーラを以下のラインナップで行きたいと思います。　１１月２４日（土）　場所：　ブラヴーラ　１１時　「ローマ」　フェデリーコ・フェッリーニ監督　　　１３時すぎ　ランチ　１４時すぎ　「無防備都市」　ロベルト・ロッセッリーニ監督そうです。テーマは「ローマ」！フェッリーニの「ローマ」は、まさにフェッリーニマジック的なシュール感があり、フェッリーニの妄想的なまでの空想世界と現実のローマが深く溶け合うといった作風。なんのこっちゃ？という人は一度ご覧あれ！フェッリーニといえば「チネチッタ」というほどにローマのこのローマの映画スタジオを駆使した映像美も見ものです！僕が大好きなのは、庶民のエンターテイメントショーをする劇場でのシークエンスで、まさにガサツで下品で、それでいて憎たらしいまでの人間臭さがプンプンするような現代ローマ人を表現した圧巻の場面なんです。フェッリーニの演出の見事さというか、これほどまで「作り上げた感のあるリアルさ」というのは滅多にお目にかかれない。そんな気さえします。ラストの暴走族がローマの街を駆け巡るシーンは、鳥肌モノです！ストーリーはありません（＾＾；）フェッリーニがひたすら永遠の都をスケッチしているのです。二本目の「無防備都市」は、ネオレアリズムと呼ばれる戦後イタリアの一連の作品の最高傑作の一つと言って誰も文句はないでしょう。チネ・ブラヴーラの一回目に「自転車泥棒」を上映しましたがデ・シーカの主人公や社会に対する温かで寄り添うような視線に比べるとロッセッリーニのそれは、あくまでも冷徹であり、ある意味、ネオリアリズムを超越した感さえあります。第二次大戦下、レジスタンス活動が盛んになるファシズムとナチズム統治末期のローマが舞台になっています。凄まじいまでのナチズムの弾圧と戦後の荒廃したローマの風景がナマナマしくもあり、記録映画としての価値すら十分あります。まあ、難しい話は抜きにして、フィルムから放たれるヒリヒリした感覚を味わってほしいと思います（＾＾）ああ、また暗～～い感じで終わってしまいそうですが、これがイタリア現実の一面でしょう（＾＾；）これを感じることはこれから味わうイタリアワールドのとっても大切でワクワクする助けになると思いますよ。それでも、イタリア映画の面白さは、主題としての暗さとか重さにポジティブな面が沢山散りばめられているので暗澹とはしますが、同時感動もする。そういう世界、是非味わいに来てください。お申し込みはヴィーテ・イタリア高岡まで　viteitalia@maia.eonet.ne.jp 自宅PC　viteitalia@gmail.com 　　　　iPad　vitetakaoka@k.vodafone.ne.jp　携帯メール 090-3973-6688 　　　　　携帯番号 　ci vediamo da Bravura!!

  2012/09/27

  コメント(0)

• プレミアムなイタリアワインを楽しむ会９月＝サレッタ　ラツィオ特集！

  チルコロと連動しているサレッタです。チルコロはワイン初心者的な人やあくまでも料理と一緒にカジュアルに楽しみたい人のための会です。レクチャー的な部分もありますが、基本、楽しくお食事ができたら嬉しい会です（＾＾）趣味を同じくした、それでも知らない人同士で、ひとつの場とイタリアというベクトルを共有しながら「共に食べる」時間を楽しみます。対して、サレッタは、ワインファン、すでにある程度ワインを飲んでいて、知識もある程度は・・・と自負する人たちの会です。いえいえ、心配なさらないでください。ある程度ワインを飲んでなくても、知識もある程度なくても、それに対して自負してなくても（＾＾；）、全然お楽しみいただける会ですし変にプライドを持ってお越しいただきたくない会でもありますので。チルコロで飲んだカジュアルなイタリアワインとは違う、一段高いところにある味わいってどんなの？と好奇心を持った人にも良い相性の会です。食事はつきません。パンとチーズを数種お付けしますが、6種類前後のプレミアムワインをじっくりと楽しむ会です。グラスも、チルコロはカジュアルなテイスティンググラスが中心になったりしますが、プレミアムワインは、そのワインに合わせて、大きなグラス、形状の違うグラスが出てきます。それだけ、あなたのワインに対する強い思いにお応えしようとするのがサレッタです。持ってきて欲しいのは、ワインに対する好奇心と楽しもうとする気持ちだけ。お待ちしております（＾＾）この秋からの予定をお教えしますね！！チルコロに連動して、各回のテーマが替わっていきます。１０月１３日（土）　ラツィオ１１月１７日（土）　ウンブリア　※３日で予定しておりましが変更します。１２月１５日（土）　マルケ　１月１２日（土）　トスカーナ１　２月　９日（土）　トスカーナ２　３月　９日（土）　トスカーナ３時間：　１６：００～１８：００参加費　 各回 ￥７０００トスカーナ編は￥８０００※　テーマ別の厳選プレミアムワイン６種※ パンとイタリアチーズお付けしています。※イタリア大好きな仲間とのおしゃべりも！お申し込みはヴィーテ・イタリア高岡まで 　viteitalia@maia.eonet.ne.jp 自宅PC 　viteitalia@gmail.com 　　　　iPad 　vitetakaoka@k.vodafone.ne.jp　携帯メール 090-3973-6688 　　　　　携帯番号あくまでも気軽に緩やかに、そしてじっくり楽しみましょう！！

  2012/09/26

  コメント(0)

• １０月９日（火）から始まる、新しいチルコロ。中部イタリアを巡ります！

  春から９月までで南部イタリアを巡って、ようやくローマまでたどり着いています（＾＾）イタリアワインと料理を楽しむ会＝チルコロは・・・イタリアワインについて知りたい！イタリア料理との相性を楽しみながら、知識も深めたい！でも、スクールに通うほどでもないし・・・というあなたにぴったりです。テイスティングから相性の考え方、イタリアの歴史文化のミニレクチャーもアリ！イタリアがもっと身近に感じられるチルコロ（伊語で「サークル」）は初心者大歓迎のカジュアルワイン会です！◎新シリーズ　中部イタリアの魅力！第１回　１０月９日（火）　ラツィオ（ローマ）第２回　１１月１３日（火）ウンブリア第３回　１２月１１日（火）マルケ第４回　　２月１２日（火）トスカーナ１第５回　　３月１２日（火）トスカーナ２イタリア中部のワインと料理を徹底的に楽しみます！！時間　：　１９：３０～２２：００ごろ場所：　ラ・ヴィネリア・ブラヴーラ　　　　http://l-v-bravura.jugem.jp/参加費　：全５回シリーズ　２５０００円　　　　　　　　　　各回　　６０００円　お申し込みはヴィーテ・イタリア高岡まで　viteitalia@maia.eonet.ne.jp 自宅PC　viteitalia@gmail.com 　　　　iPad　vitetakaoka@k.vodafone.ne.jp　携帯メール　090-3973-6688　　　　　　　　　携帯番号ワイン６種、前菜、パスタ、メインご用意します！前菜とパスタ、メインにそれぞれに合わせた白、赤ワインがついて飲み比べしながら、自分の好みを探したり、参加者同士でおしゃべりをして、見識が広がったり、出会いの楽しみも味わえるはず！！月一チルコロ専門の江村シェフ、店長のタク、ソムリエールのミコもあなたのお越しをお待ちしております（＾＾）人数は、最大で１０名様です。あなたのお気軽なご参加をお待ちしております！

  2012/09/25

  コメント(0)

• リグーリア＆ピエモンテツアー　最終　トリノ編

  最後の二日間は、ピエモンテ州の首都トリノに行きます。残念ながら、イタリア王国という統一近代国家を作ったサヴォイア家の世界遺産の数々を見るためでも、１９１０年代の世界の映画シーンをリードしたイタリア映画製作のメッカだったトリノならではの映画博物館を見るためでもありません。その目的は、 サローネ・デル・グスト salone del gusto　http://www.salonedelgusto.it/page.plp?pagina=edizione_20121980年代にピエモンテの田舎町ブラで発足し、瞬く間に世界的な組織に成長したスローフード協会の2年に一度のお祭りに参加することです。リンゴットの見本市会場には、 オリーブオイル通り サラミ・ハム通り チーズ通り エノテーカ(巨大ワインバー)などがあり、スローフード協会が選りすぐった良質の小規模生産者のブースが所狭しと並んでおり、味見し放題！！買い物もし放題！！生産者に直に話ができたり、イタリアだけでなく世界中の「本物の味」、大量生産に毒されない、昔ながらの美味しさだけを一日中感じることができるんです。イタリア料理やイタリアワインが大好きな人にはたまらんイベントです。日本では考えられない、想像を絶する様々な食材のダイナミックなプレゼンテーションを見るだけでワクワクしますし、日本では高くて手が出ないような高級生ハムやサラミ類が、無料もしくは超廉価で味見、買い物できます。この日は、朝、アグリトゥリズモで食事をしてから、約1時間半ほど車に乗ってトリノのリンゴット見本市会場に行きます。初日の朝、しかも平日なのであまり混雑はしないと思います。会場に入ると、基本的に、行動は自由です。予め、どんなブースに行くか、プログラムを見て決めるのも良し、ブラヴラと会場を歩いて、興味を引いたブースで味見、ショッピングを繰り返すも良し（＾＾）味見を不断に繰り返しますので、また終日自由行動になりますのでサローネ・デル・グストでの二日間のランチは、ありません。足りないと思われる人は、自己負担でお願いします。ワインのテイスティングコーナーもありますし、常に食べ歩くような恰好になりますので、そのほうが良いと思います。過去２回の訪問でもそのスタイルをとっています。夜は、その分、ちょっぴりゴージャスに行きますか？一日目　１０月２５日（木）　　　　現在、候補を絞っています。　　　　お楽しみに（＾＾）二日目　１０月２６日（金）（最終日）トリノの老舗リストランテ　　　　　リストランテ・デル・カンビオ　　　　　ristorante del Cambio http://www.delcambio.it/ita/index.html250年の歴史を持つリストランテ、世界遺産カリニャーノ宮の真ん前にあり、リストランテの存在そのものが世界遺産的な「一度は訪れるべき」リストランテだと思います！！最後の夜をゆったりと過ごし、リグーリア＆ピエモンテの思い出を噛み締めながら、次の日、日本に向けてトリノ空港より出発します。

  2012/09/01

  コメント(3)

• リグーリア＆ピエモンテツアー　その３ アスティ⇒バローロ

  そうなんです。一つ気づいたことなんですが、ピエモンテのワイナリーツアーをしている最中って、ワイナリーツアーしかしてないってことです(^^;;当たり前といえば当たり前ですが、イタリア人のDNAに深く刻み込まれた「過去への誇り高さ」、つまりは歴史遺産を訪ね歩くことをトリノ以外の、ぶどう畑のゾーンでは全然していませんでした。確かにマイナーな文化にはなりますが、それでもトリノがサヴォイア公国の首都としてアルプスの向こうのフランスから遷都される以前からより栄えた都が存在していたんです。それが、アスティであり、モンフェッラート公国です。現在でもワインのDOCとして名前は有名ですよね。その存在感をがっちりと感じにアスティの街を訪ねます。近江八幡の姉妹都市マントヴァのマントヴァ公国とも所縁と言いましょうか因縁めいた関係もあって興味深いです。中世からルネサンスにかけては、フランスに比べてイタリアが圧倒的に経済的にも優位を占めてましたし、文化的にも、フランスがまだまだ田舎だった時代、アスティに花開いていた文化を垣間見たいと思います。アグリトゥリズモ「ルペストゥル」の素朴な朝食を摂ったあと、アスティに向かい、アスティ観光を短めに終えてからは、バローロの里に繰り出します！アポを取ったのは、 マリオ・ガリアッソ！ Mario Gagliasso http://www.gagliassovini.it/今年ブラヴーラにそのご長男のルーカ君が来店され、メーカーズディナーを開催したのも記憶に新しいところです。その時のブログ、全６回に渡って触れていますので、振り返ってみてください。http://plaza.rakuten.co.jp/viteitalia/diary/201202230000/http://plaza.rakuten.co.jp/viteitalia/diary/201202240000/http://plaza.rakuten.co.jp/viteitalia/diary/201202250000/http://plaza.rakuten.co.jp/viteitalia/diary/201202260000/http://plaza.rakuten.co.jp/viteitalia/diary/201202270000/http://plaza.rakuten.co.jp/viteitalia/diary/201202280000/バローロゾーンの中でも、エレガントなバローロを生むと言われるラ・モッラ村のワイナリーを訪ねます。もちろん畑からワイナリーまでじっくり見せて貰いましょう！今回とても楽しみにしているのは、お母様とお姉様が経営されてるトラットリアにも行くことです。ガリアッソ家のワインと、ガリアッソ家の料理の素敵な出会いを思う存分楽しみたいです！午後からのワイナリー訪問、実はまだアポ取れてませんが（＾＾；）ここに是非お邪魔したいと思っています。　　ブリッコ・マイオリカ　Bricco Maiolica http://www.briccomaiolica.it/ドルチェット・ディ・ディアーノ・ダルバDOCゾーンの生産者ですが生産ワインは多岐にわたりますし、どのワインを取っても、ワインとしての質の高さと、その品位、品格に唸らせるものを持っている、僕が大好きな生産者です。ランゲワインの里を後にして、カネッリのアグリトゥリズモに帰って、ジョルジョ・チリオの料理とワインに舌鼓を打ちましょう！素朴なピエモンテ料理と飾り気のないジョルジョのドルチェット‥ダスティの相性は、「ピエモンテ真髄」とも言える幸福感に満ち溢れています(^_^)アグリで食べて、アグリで寝る、、、、、、思う存分酔いましょう！？つづく

  2012/08/31

  コメント(0)

• リグーリア＆ピエモンテツアー　その２

  リグーリア編を終えて、旅行4日目からピエモンテ編に突入して行きます。そしてピエモンテ編の1日目と2日目は、イタリアワイン真髄というよりは、ワイン文化の深みそのものと言ったふぜいの強いランゲ＆ロエーロ地区のワイナリー巡りを中心としたプログラムになります。まず、ジェノヴァを出て、最初に訪問するワイナリーは、ロエーロ地区のリーダー的存在であるこの生産者を訪ねます。 マッテーオ・コッレッジャです。若くして農作業中の事故で亡くなったマッテーオさんの後を継いで、彼の愛弟子、息子、娘と共にワイナリーを切り盛りする妻のオルネッラ・コッレッジャさんを訪ね、ロエーロワインの美味しさの秘密、ランゲやアスティなどとも違った個性のありかを探ります。オルネッラさんがブラヴーラ訪問時のブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/viteitalia/diary/201108250000/その後テレビ電話を使用してオルネッラさんにワインテイスティングをガイドしてもらった時のブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/viteitalia/diary/201111280000/世界中から注目されるワイナリーなのですが、なんというか、擦れた所が全くない、本当にピエモンテ人のワイン造りに対する純粋さを１２０％持たれている方がオルネッラさんだと思います。彼女にロエーロの地で会うだけでも相当に価値のあることではないかと思います！お昼は、彼女のオススメのお店で軽い食事を摂ります。午後からは、ピエモンテワイン界における大御所的ワイナリーに臨みます（＾＾）　　　ブルーノ・ジャコーザ　Bruno Giacosa　　　http://www.brunogiacosa.it/大きなワイナリーです。しかも、葡萄を他者から買い付けて醸造しますから、一見その質を疑ってしまうような、それでいて伝統に根ざした業態なんですね。それでも、今日、伝統スタイルのピエモンテワインという基準で見れば、その質の頂点を極めたワイナリー、一貫してそのスタイルを貫いている「権化」的な存在のワイナリーといえばブルーノ・ジャコーザ以外にはないのではないでしょうか。小さなブティックワイナリーを訪ねると同時に、こういうメジャー系ワイナリーを訪ねて、ピエモンテワインの大きな歴史のうねりを感じてみるのも僕は素晴らしいことだと思います。夕食までの時間は、アルバの街を訪ねましょう。バローロゾーンとバルバレスコゾーンに挟まれたピエモンテワインのメッカであり世界三大珍味のひとつ、「アルバの白トリュフ」のアルバです。もちろん、その時はトリュフ祭りが開催されています。 http://www.fieradeltartufo.org/トリュフの香り漂うアルバの街を散策して、買い物なども楽しみましょう！ディナーは、やはりこの地域の大御所と申しましょうか、いえ、決してジャーナリズムだとか、伝統とか革新の議論ではなく、ピエモンテ料理のダイヤモンドの原石的な静かで誇り高いお店にご案内します。 リストランテ・デイ・カッチャトーリ ristorante dei cacciatori　　　　http://www.ristorantedacesare.it/ その名も「ハンターたちのリストランテ」です。「あれ、京都にそのレストランあるやん？」という人は流石です。京都の永田シェフは、このレストランのシェフ、チェーザレ・ジャッコーニさんの愛弟子ですね。彼のお店に行くと分かりますが、極めてシンプルで研ぎ澄ました料理を出されます。田舎料理でありながらも、ピエモンテ独自の風土から生まれた素材のヴァリエーションとワインで育まれた鋭い感性で、料理から空間までを静寂で包んだような不思議な恍惚感を味わいたいです！宿泊は、これで3度目のピエモンテツアーにして、3度目の逗留になります、我らがジョルジョ・チリオのアグリトゥリズモ「ルペストゥル」です。 アグリトゥリズモ「ルペストゥル」 Rupestr　　　　www.rupestr.it/ドルチェットとモスカートの畑に囲まれたアスティ県の街カネッリ郊外の素敵な「田舎の宿」です（＾＾）つづく

  2012/08/30

  コメント(0)

• 

  １０月のイタリアツアー「リグーリア、ピエモンテ編」　その１

  今年は、リグーリア州（州都ジェノヴァとチンクエテッレ、双方とも世界遺産）とピエモンテ州（世界に冠たるワイン産地＆スローフード運動発祥の地）に行きます。催行は決まっていますし、メンバーも確定していますが、どんな感じのツアーになるのか、ご覧いただこうと思います（＾＾）　１０月２０日（土）　出発アリタリアで出発しますが、ローマを経由してジェノヴァに着くのは夜遅くになります・・・（＾＾；）ローマの空港のワインバーなどで軽食とるか、ジェノヴァに着いてからバールなどで少し摂るかします。すでに到着しているメンバーとは、ホテルが合流します。夜遅いので次の日の朝にお会いすることになるでしょうか。　１０月２１日（日）　終日　ジェノヴァ観光ヴィーテツアーの特徴の一つである、「観光は現地ガイドと共に」をジェノヴァでも再現します。多少スピード感は落ちますが、現地イタリア人ガイド、今回の場合はジェノヴァ人ガイドの言葉を高岡が通訳します。ガイドさんの技量でいわゆる一般的な観光地の他、独自の感性で「穴場的なスポット」を案内いただきます。これも楽しみの一つ！主に予定している観光地は…… ◎バルビ通り 王宮 palazzo reale http://www.palazzorealegenova.it/palazzo/palazzo.html ドゥカーレ宮殿　　http://www.palazzoducale.genova.it/ 白宮殿 赤宮殿 ドーリア・トゥルシ宮殿 コロンブスの家 旧港町ガイドさんと事前に繋がればリクエストも出せますので、参加者の方の中で「ここに行きたい！」という観光地やお店などがあれば高岡までご連絡を。ただしこの日は日曜日ですので、店などが閉まっているかなどチェックする必要がありますね。できる限りジェノヴァの街を知りたいので、ランチは軽食にして動き回ります。靴は革靴などはしんどいと思います（＾＾；）ヴェネツィアほど目立って壮麗な雰囲気のない街だけに、とはいえかつては地中海の覇権をヴェネツィアと争ったジェノヴァですからね、どんなサプライズがあるか、本当に楽しみです！ディナーは、ペースト・ジェノヴェーゼ発祥の地ともいえる、老舗リストランテ ゼッフィリーノ ristorante Zeffirino http://www.zeffirino.com/この本でも取り上げられています（＾＾）　　　 へ参じます(^O^)／　１０月２２日　　　チンクエ・テッレ観光 ミニバスにて、世界遺産チンクエテッレを訪問します。 チンクエ＝五つの、という意味です。五つの集落はそれぞれ……モンテロッソ・アル・マーレ (Monterosso al Mare) - 最西端ヴェルナッツァ (Vernazza)コルニリア (Corniglia)マナローラ (Manarola)リオマッジョーレ (Riomaggiore) - 最東端です。すべてを巡るのは無理かと思います(^^;; が、「愛の遊歩道」という最悪のネーミングの(^^;;、それでいて素敵な海岸線の散歩道、外せなさそうです！http://4travel.jp/traveler/comestai/album/10481750しかし！我々のミッションは別のところにあります！ここに行って葡萄畑を見なければ、チンクエ・テッレに行く意味、半減ですから！ チンクエ・テッレワイナリー http://www.cantinacinqueterre.com/it/home.phpワイン醸造以外にも、かの地の生活や食文化など、色んなお話を伺いたいですね！畑巡りをして、醸造所を見学して、ワインテイスティングをじっくりやって、続きに海辺のトラットリアに寄って、軽い食事を摂りましょう！お店に関しては、現在検討中です。ゆっくりとした食事のあとは、チンクエ・テッレの街を散策しながらショッピングというのは如何でしょう？旅の疲れもそろそろ出てくるかな、、、、カフェなどに立ち寄りながらゆっくり行きましょう！夜は少し早めの時間で、できれば海の夕暮れを楽しみながらの食事にしたいですね！！　　リストランテ・マリーナ・ピッコラ　　http://www.hotelmarinapiccola.com/ristorante/ゆっくりと魚介料理を楽しんで、バスに乗って、ぐっすり寝ながらジェノヴァのホテルに戻りましょうか（＾＾；）明日から、ピエモンテツアーの始まりですよ！！つづく

  2012/08/29

  コメント(0)

• 

  ９月のチネ・ブラヴーラ（第４回）は・・・・

  前半（午前の部）は近年のカラー映画。後半（午後の部）は往年の白黒映画。といういつものチネ・ブラヴーラの流れでお送りしたいと思います。それで、上映映画ですが、１１時からスタートするカラー映画は　　イル・ポスティーノです。イタリア語で「郵便配達人」。「郵便配達は二度ベルを鳴らす」ではないです（＾＾；）ヴィスコンティでもジャック・ニコルソンでもないです。そう、マッシモ・トロイージ！　＆　フィリップ・ノワレ！！かの名作「バールに灯ともる頃」で、マルチェッロ・マストロイアンニと見事な共演をしたマッシモ・トロイージ。日本では比較的メジャーな俳優ロベルト・ベニーニがフィレンツェ出身の喜劇役者であるなら、マッシモはナポリの代表喜劇俳優。といっても、この「イル・ポスティーノ」撮影終了１２時間後に亡くなってしまいました。もともと心臓病を患っていたらしく、ドクターストップがかかった中での撮影だったそうで、映画のストーリーとかぶる部分もあって、この映画が伝説的な存在になっているのだと思います。あのナポリ方言とマッシモ・トロイージ独特のイントネーション、声の色、視線、表情が混ざり合うと、それだけでなんとも言えない哀愁が漂います。マッシモ・トロイージが喋る時、それだけで映画的で、ひとつの作品という気がするほど、素敵なものです。フィリップ・ノワレは、チネ・ブラヴーラでは二度目の登場！「ヌオヴォ・チネマ・パラディーゾ」の名演は誰しもを幸せにしたはずです。かの映画ではシチリアの田舎の無学な映画上映技師でしたし、この「イル・ポスティーノ」ではチリからイタリアに亡命したリベラルでインテリの詩人。上手い役者が演じると、それだけで画面に品格が漂う一例だと思います。トロイージとノワレの掛け合いが見ものです！それに加えて、南イタリア、ナポリ湾の北側、イスキア島とイタリア半島の真ん中に浮かぶ島、プローチダの風景と、地中海の「青」が究極の美しさを放つ、シチリアの北側のエオリア諸島、サリーナ島の風景が、この映画を忘れがたいものにします。静かで、持続性のある感動を堪能したい人にオススメの映画です。ランチを挟んでの午後からの白黒映画は、いつかは上映しなければ！と思っていたこの作品です。フェデリーコ・フェッリーニ監督作品。　　道　　　la stradaです。日本ではおそらく映画よりもニーノ・ロータ作曲のテーマ曲の方が有名かもしれませんね。確かフィギャースケートの高橋大輔選手がメダルを獲得した時の音楽ですよね。http://www.youtube.com/watch?v=s2rwllWVmS8ツァンパノとジェルソミーナの二人の大道芸人の物語ですが、戦後の貧しさの中の善も悪も含めた人間のピュアさを扱っているという点ではカトリック的でスタイルはネオ・リアリズム的ですが、やはりニーノ・ロータの音楽といい、フェッリーニらしいサーカスの映像世界といい、フェッリーニの個性が光る、独自のものです。フェッリーニ初期の作品で、白黒作品だけに、「アクの強さ」が出過ぎておらず、僕は大好きな作品です。ラストのツァンパノの咽び（むせび）泣き、、、、って、本当に真に迫るものがあって、今、人生の重みを少なからず感じる歳になって、あのラストを思い出すと、それだけでツァンパノといっしょに僕はむせび泣きしたくなるほどに、すごいラスト、つまり映画としての凄さも最上級です。オスカーの外国語映画賞、ヴェネツィアの銀獅子賞、イタリアのオスカー、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の監督、作品賞、獲ってますね。文句なしの良い映画２本立て！＆ブラヴーラのランチ＆いろんなワイン（ほぼ飲み放題に近い・・・＾＾；）どないでっしゃろ？　　９月２９日（土）　１１時～　「イル・ポスティーノ」上映　　　　　　　　　　　※軽くワインとおつまみ付きます。　　　　　　　　　　　１３時前　　ランチタイム　　　　　　　　　　　１４時頃　「道」　上映　　　　　　　　　　　※ワイン飲みたい人、続けてください。　　　　　　　　　　　　１６時前に終了します。　　　　場所：　ブラヴーラ　　　　参加費：　￥３０００　　　　お申し込みは、高岡まで！　　　　　　　viteitalia@gmail.com iPad 　　viteitalia@maia.eonet.ne.jp 自宅PC 　　vitetakaoka@k.vodavone.ne.jp 携帯メール 　　090-3973-6688 携帯電話お気軽なご参加をお待ちしております（＾＾）

  2012/08/28

  コメント(0)

• サレッタ＝イタリアプレミアムワインの会　アブルッツォ＆モリーゼ編

  料理とワインをワイワイと楽しむのが「チルコロ」。プレミアムなワインを飲み比べしながら、ワインテイスティングをじっくりと楽しむのが「サレッタ」です（＾＾）チルコロと連動したテーマでお送りしていますサレッタですが今月も同様です。　アブルッツォ＆モリーゼ州がテーマです。チルコロのご紹介でも述べましたが、ここはとにかくカジュアルワインの多い地域であると同時に、イタリアでも指折りの優良メーカーが存在する地域でもありますので、南部イタリアの経済事情的なところからも「コスパ」ではピカイチなんです。チルコロがスタンダードなワインでお送りする会なら、サレッタはあくまでプレミアムですので、そういう意味では、非常にレベルの高い、ある意味、北部イタリアや今やメジャーになりつつあるカンパーニア、シチリアなどのワインに比べても、遥かに「高いワイン」にお値打ちなワインが多いと思います。なので、「え？こんな凄いクラスのワインが飲めちゃう！」ということになるのが、アブルッツォ＆モリーゼワインの世界です。そういう部分だけを強調するのはちょいと意地悪かもしれませんがでもでも、「おいしい」部分であることは間違いないですから（＾＾）もちろん、マイナー地区のモリーゼのマイナーワインもご紹介したいと思っていますし、「ヴァリエーションのイタリアワイン」の一端も感じていただけると思います（＾＾）絶対来てね（＾＾）　もう来週末です（＾＾；）　　９月８日（土）　１６：００～１８：３０ごろ　　テーマ：　アブルッツォ＆モリーゼのプレミアムワイン　　場所：　ラ・ヴィネリア・ブラヴーラ http://la-vineria.bravura.ciao.jp/ 参加費：　７０００円（当日、お釣りなきようお願いします）　　お申し込みは以下、高岡へ、いざ！　　viteitalia@gmail.com iPad　　viteitalia@maia.eonet.ne.jp 自宅PC　　vitetakaoka@k.vodavone.ne.jp 携帯メール　　090-3973-6688 携帯電話お待ちしております！！！！

  2012/08/27

  コメント(0)

• チルコロ＝イタリアの地方料理とワインを楽しむ会　アブルッツォ＆モリーゼ

  僕が主催するワインイベントの中では最も初級編、初心者編ともいえるイベントです。ワインが好きな人も、ただ興味があるという人も、イタリアが好きという人も、イタリアになんとなく関心があるという人も、気軽に集まっていただくと、同じような人達が集っていて、イタリアの地方ごとにセレクトしたワインと料理が楽しめるようになってます（＾＾）ワインも料理もあまりマニアックな話にはなりません。ただ、好奇心を刺激するように、テーマとなるイタリアの場所の歴史や歴史遺産、あるいは美術や映画の話もします。そういう事をトータルで楽しむとイタリアワインがより深く、親しく楽しめると思うからです。品種や、栽培、醸造法もやはり触れなければならないところでもあります。それは生産者の思いが出る部分でもあるからです。難しい話は抜きにしますが、そのワイン、その料理の骨肉化したようなエッセンスは伝えないと意味ないですからね。先日のチルコロでも「イタリア人は実は暗い」という話をすると皆さん、唖然としたり、驚愕したりしていました。ある国民を取り上げて一般化するのは、あまりよろしくないことかもしれませんし、何をして暗い明るいというかも漠然としてはいるのですが（＾＾；）、やはり「陽気で明るいイタリア人」という能天気なイメージだけは払拭して欲しいな（＾＾；）今回のテーマは、イタリアでもかつては「最貧民」クラスと言われた南部の、アドリア海側の地域　　アブルッツォ＆モリーゼです。ちょうどローマやナポリの「裏手」のゾーンになります。どんなとこ？と聞かれれば、まず・・　「５月の頭なら、午前中に山にスキーに行って、午後に　　海で海水浴できる所」と答えます（＾＾；）ホントですよ！ワインの世界でいうと、実は非常にメジャー感のある所です。例えば、トレッビアーノ・ダブルッツォ、モンテプルチャーノダブルッツォというワインを聞いたことがあるかと思いますし、意外にも（？）、イタリアでも最上クラスのワイナリーが沢山あったりします。となると、楽しみなのが、コストパフォーマンスですし、「え？このクラスでこの値段？」と驚かされるワインの宝庫ということもできるゾーンなんです。イタリアワイン界におけるカリスマも存在しますし、そういう人物像も交えながらご紹介したいと思っています。料理においても、田舎料理の宝庫。もはやブラヴーラにおける「チルコロシェフ」として地位を固めつつある（＾＾；）江村シェフもやる気満々で臨んでくださいます！！もちろん、店長井口、ソムリエール湯浅も、あなたとの出会いを楽しみに待ってます（＾＾）決してお見逃しなく！！　　　日時：　９月１１日（火）　１９：３０～２２：００ごろ　　　場所：　ラ・ヴィネリア・ブラヴーラ　　　　　　　http://la-vineria.bravura.ciao.jp/　　　テーマ：　アブルッツォ＆モリーゼのワインと料理　　　参加費用：　６０００円（当日、お釣りなきようお持ちください）　　　お申し込みは、高岡まで！　　　viteitalia@gmail.com iPad　　　viteitalia@maia.eonet.ne.jp 自宅PC　　　vitetakaoka@k.vodavone.ne.jp 携帯メール　　　090-3973-6688 携帯電話素朴なイタリア料理と、最上級の「美味しい、楽しい！」ワインで良い夜過ごしましょう（＾＾）

  2012/08/26

  コメント(0)

• ブラヴーラにおける記念すべき「ロゼろーぜ！」第一回は今週末土曜日に（＾＾）

  夏真っ盛りで、カラダがどうも重い今日このごろ。朝のジョギング、娘と行くラジオ体操も、太陽光線を浴びると気持ちがそれだけで萎えそうになります（＾＾；）「８月の日本人の労働を禁じる」そういう法律を作って欲しい！さて、そんな猛暑をロゼワインの力で魅惑的な、少しでもひんやりした夏にしてみませんか？って、そんなんなるわけないやん！適当な事言ってんじゃねえよ！！と怒りたくなる人ほど、こういう企画に来てもらいたい（＾＾；）北から南まで、西から東まで、スパークリングからスティルまで１０種類のヴァラエティーに富んだイタリアのロゼをコレクションして、じっくり、ゆっくり、ワイワイ、ダラダラと楽しむのが　　　　ロゼろーぜ！先日、ブラヴーラでメーカーズディナーを開いた際、カラブリアのスカーラ社のフランチェスコ・スカーラ氏が言っていました。　「ロゼワインというのは、イタリアにおいては、カラブリアと　　プーリアの文化である」と。曰く　　「高温で乾燥した気候は、葡萄の生育、料理の特徴　　　からして、最もロゼが合っています」と。確かにイタリアにおける最初の瓶詰めロゼワインは、プーリア州サレント半島のワインですが、第二次大戦後の動きです。今現在、ロゼワインの美味しさや「流行り」について疑問を呈する人はいないと思いますが、「伝統」としてのロゼを意識したのは、僕は初めてでした。フランチェスコ氏に更にツッコミを入れる時間はありませんでしたがこの猛暑を日々感じていると、ロゼの重要性というか、カラダが欲しがるロゼが南イタリアにあったというのは、すごく自然なことだったということが腑に落ちて来ます。おそらく「できそこない」の、質の低い赤ワインが多かった時代、冷やして、そのヘビーな赤ワインの「えぐみ」「マズさ」を低減させたロゼワインはきっと、特にこの季節は、シンプルに美味しいと感じられたのではないか、という気がします。料理との兼ね合いにしても、イタリア屈指の「野菜の美味しさ」をほしいままにできる南イタリアで、ヘビーな肉料理をいただかないのであれば、ロゼは様々な、味のしっかりとした野菜料理にしっくりと来るはずです。もちろん、白ワインは言及するまでもなく、幅広く合わせられるワインですが、南イタリアにおいての重要度を増す赤ワインを特に夏に楽しむことを考えたときに、ストラクチャー、ボディーともにヘビーでしっかりとしたワインが多いだけに、料理との共存は結構難しかったのではないか。は、ロゼワインを本能的に選択していたのではないか。となると、南イタリア人が本能的に選択したのはただ一つ、ロゼ！！！ということにならないだろうか。と、仮説を立てて、フランチェスコ氏にメールで聞いてみることにして、我々ブラヴーラは、１０種類のロゼをイタリア中からセレクトして、皆様に楽しんでいただくフェスタをご用意しました。ロゼに合いそうな、いえ、何でも良いから、２，３人で食べるような分量で良いかと思うのですが、参加者が持ち寄って、気軽にワインテイスティングとワイワイパーティーを楽しむ会ですので、全く気負わずに、楽しみにいらしてください！僕も何か用意して臨みたいと思います！！（＾＾）　今週土曜日、８月４日　１２：３０　開始です（＾＾）　参加費用は、３５００円　詳しくは、ブラヴーラのブログで！！　http://la-vineria.bravura.ciao.jp/?eid=192　

  2012/07/30

  コメント(0)

• ８月のサレッタ＝プレミアムイタリアワインの会は、泡！泡！！泡！！！

  ８月のサレッタは、当然ながらスパークリングな世界でお届けします。去年の８月は、南イタリアのスプマンテを特集しましたが、今回は限定せずに、イタリアトップクラスの銘柄から、イタリアワインの真骨頂ともいえる「ちょっと変り種」を含めてセレクトしていきます（＾＾）真夏の昼下がり、その泡が繰り広げる、色、香り、味わいの究極の快楽を、ともに貪り合いましょう（＾＾；）　日時：　８月１１日（土）　１６：００～１８：００　場所：　ラ・ヴィネリア・ブラヴーラ　テーマ：　プレミアムイタリアスプマンテ　参加費用：　７０００円（当日現金にてお釣りなきよう）　定員：　８名様　※席数に限りがございますので、早めのご予約をお待ちして　　おります。　お申し込みは、ヴィーテ・イタリア高岡まで　　 viteitalia@gmail.com iPad 　　viteitalia@maia.eonet.ne.jp 自宅PC 　　vitetakaoka@k.vodavone.ne.jp 携帯メール 　　090-3973-6688 携帯電話スパークリングワインの快楽を知ると・・・人生飛躍的に楽しめます（＾＾）

  2012/07/29

  コメント(3)

• ８月のチルコロ=イタリアの地方料理とワインを楽しむ会、カンパーニア特集

  まず最初に重要な連絡事項ですが、今回は、毎月第二火曜日開催というチルコロの流れですと、お盆に重なってしまいますので第三火曜日２１日に変更して、お送りすることになっています。　今回は、お盆期間なので、無理！と思っている方がいらっしゃいましたら、回避しておりますので是非いらしてください（＾＾）それで、今回のテーマですが、南イタリアをめぐってるシリーズの第４弾ということで、　　カンパーニア州（州都ナポリ）を特集します！「地中海のイタリア」を代表する食文化を誇る地方です。中世、ルネサンス、そして近世に至るまで、南イタリアを支配した外来勢力の拠点がナポリ。特にルネサンス→大航海時代を経て、最大勢力となったスペインが支配した時代に、新世界からカンパーニア地方にもたらされて根付いた食材が、今は「イタリアン」の代名詞と呼ばれるものが多いですよね。トマト、ピーマン、唐辛子、じゃがいも、かぼちゃ、カカオ・・・・そこにアラブ経由でヨーロッパにもたらされた食材や、古代ギリシャ・ローマ時代の食材が重層的に混じり合うのが南イタリアであり、その代表格がカンパーニア州ということになりますね。今回もそんなこともイメージして料理を作っていきます（＾＾）ワインに関しては、カジュアルながらも土着葡萄の伝統がこれほどまでにイキイキしている地域はない！と言えるほどに個性豊かな葡萄が活躍する場所であり、また内陸に入るとその冷涼な気候が南イタリア屈指のワインを生み出すテロワールを作り出します。楽しめるワインと芸術を鑑賞するかのように飲めるワインが幅広く、そして地中海の眩しいばかりの光のイメージで明朗にキラキラと存在するのがカンパーニアワイン！その全貌をすべてご紹介するのは無理ですが、その一端をブラヴーラのお料理と共にじっくりと味わっていただきます！！いつものようにワイン６種、料理３種（前菜、パスタ、メイン）で、ワイワイと楽しみましょう（＾＾）　　８月２１日（火）　１９：３０～２２：００ごろ　　場所：　ラ・ヴィネリア・ブラヴーラ　　テーマ：　カンパーニアの料理とワイン　　参加費用：　６０００円　　※当日、お釣りなきようお支払い下さい。　　お申し込みはいつものように、ヴィーテ・イタリア高岡まで！　　viteitalia@gmail.com iPad viteitalia@maia.eonet.ne.jp 自宅PC　　vitetakaoka@k.vodavone.ne.jp 携帯メール　　090-3973-6688 携帯電話猛暑真っ盛り、またはちょっと下り坂になる頃でしょうか？ヴァカンス気分で、ゆったりやりましょう（＾＾）

  2012/07/28

  コメント(0)

• 第三回チネ・ブラヴーラは、ついにあの映画を！

  イタリア映画とイタリアワイン、そしてイタリアの食をいっしょに楽しもう！ということで企画し始めたのが チネ・ブラヴーラですが、8月の上映作品はちょっと特別な映画です。 ベルナルド・ベルトルッチ監督 「１９００年」です。多分ほとんどの人は何が凄いのか、何が特別なのかキョトンとされていると思いますので、分かりやすく説明しますね。１．上映時間は３１６分、つまり5時間半ちかくあります^^;２．１９００年の同じ日にに生まれたエミリア地方の領主の孫と、 小作人頭の孫を主人公に、ファシズム期を経た１９４４年の 解放の日までの一大大河ドラマです。 領主の孫を「ゴッドファーザー２」でアカデミー賞を受賞して ノリノリの若きロバート・デ・ニーロ、小作人頭の孫を 荒々しい魅力でいっぱいのジェラール・ドパルデューが演じて ます。３．脇を固める役者も凄いの一言で、領主がバート・ランカスター (明らかにベルトルッチは「山猫」を意識している」、小作人頭を スタンリー・ヘイドン（博士の異常な愛情」「ゴッドファーザー」) また狂気のファシスト役にドナルド・サザーランド、主人公二人の 妻役に、ドミニク・サンダ、ステファニア・サンドレッリなどなど 当時３５歳のベルトルッチのやる気と製作者のやる気の激突！４．撮影監督ヴィットリオ・ストラーロの圧倒的な映像美＆ 音楽エンニオ・モッリコーネの詩情溢れる音楽美。 エミリア地方ポー平原の農村風景とかつての農民の暮らしの 様子が丹念にまるでドキュメンタリーのように綴られます。 中には豚の解体シーンも克明に記録された場面もあります。 イタリアワイン大好き、イタリア大好き人間は必見の映画です。ただ、イタリアの近現代史、そして人間そのものの業を、ある時は冷酷惨酷に、ある時はドラマティックに、またある時は赤裸々に過激に表現しているために、アブノーマルなシーンも随所に散りばめられています。それだけは覚悟してお越し頂きたいです^^;ただ、、この日にご一緒することになる6時間強の時間は、これからの皆さんのイタリアンライフに必ず、更に熱い何かを心に残す事になるであろうことは、言っておきたいです。何を隠そう、高校卒業以来、イタリア熱に囚われている僕に、その最初の「イタリア」を刷り込んだのが、この「１９００年」ですから。 ８月２５日（土) １０：３０ 第一部上映 １３：００ごろ ランチタイム １４：００ごろ 第二部上映 １７：００ごろ 終了共にこの映画を観れる喜びを分かち合いたいです。ご希望の方はメールまたは直接連絡下さい。 viteitalia@gmail.com iPad viteitalia@maia.eonet.ne.jp 自宅PC 090-3973-6688 高岡まで。

  2012/07/27

  コメント(0)

• ７月のサレッタ＝カンパーニア州のプレミアムワインを楽しむ！

  イタリアのカンパーニア地方とはナポリを中心にした南イタリアのティレニア海側を指します。　　カンパーニア・フェリックス　　　幸多き、カンパーニアとローマ時代に呼ばれるほど、芳醇な気候風土と海の資源がローマ繁栄にはなくてはならない、食の供給源になってたんですね。カンパーニャなら「田舎」を指す言葉、フランス語ならカンパーニュ。大都市近くで食やワインの供給源になったという意味ではシャンパーニュも語源はカンパーニアでしょう。気候風土に加えて、カンパーニア地方にはナポリという大都市が歴史上常に南イタリアをリードしてきた文化的な側面もあって人々のメンタリティーが加わると、そこにはイタリア屈指のワイン文化、食文化が花開くことになります。白なら、グレコ・ディ・トゥーフォ、フィアノ・ディ・アヴェッリーノという二大ワインが存在しますし、赤ならファレルノ、あるいはタウラージという名前がイタリアワイン界のトップを占める存在です。もちろん、ローマ時代からの伝統である貴族たちのリゾート地としてのカンパーニアを彷彿とさせる、小さな家族経営ワイナリーやブティックワイナリーの存在も見逃せませんし、「半島のカンパーニア」だけではなく、カプリやイスキアといった「離島のカンパーニア」も独自の存在感を持ちます。まあ、正直一回ぽっきりで終わってしまうには忍びない部分もあるカンパーニアのサレッタですが、その分凝縮した形で、カンパーニアの個性の魅力をお伝えできたらと思っております。チルコロとは違って、ワインテイスティングそのものを楽しむ会ですので、お食事はなく、ワインとパン、そしておつまみとしてのイタリアやフランスのチーズをご用意しております！ワインの味わいの表現、人、土、太陽、葡萄が織り成す「テロワール」をじっくり感じたいですし、単純に「美味しい！！」を連呼してくださってもOKです（＾＾）何はともあれ、お気軽なご参加を是非！！　　　日時：　７月１４日（土）　１６：００～１８：３０ごろ　　　場所：　ラ・ヴィネリア・ブラヴーラ　　　　　　　http://l-v-bravura.jugem.jp/　　　テーマ：　カンパーニア地方のプレミアムワイン　　　参加費用：　７０００円　　　※当日、お釣りなきようお支払い下さい。お申し込みは、高岡のメルアドまたは携帯電話まで　　　viteitalia@maia.eonet.ne.jp 自宅PC　　　viteitalia@gmail.com iPad vitetakaoka@k.vodafone.ne.jp 携帯　　　090-3973-6688　　　　携帯電話　以上、よろしくお願いいたします！　お問い合わせなどもどうぞお気軽に（＾＾）

  2012/06/30

  コメント(0)

• ７月のチルコロ＝イタリアワインと地方料理を愛でる会

  南イタリアを巡る今回のチルコロ。シチリア、サルデーニャという「離島のイタリア」を前回終わらせて今回は、「足のイタリア」（＾＾；）　踵（かかと）　＝　プーリア州　土踏まず　　　＝　バジリカータ州　つま先　　　　＝　カラブリア州です。レッグではなくフット、ガンバではなくピエデのイタリア。紀元前のローマ共和制、帝国隆盛の時代以前は、　　「大ギリシャ時代」　　　　マーニャ・グレーチャと呼ばれた繁栄を享受した地域です。岩、石山が多く農耕に適した土地が少ないアテネやスパルタよりも、食べ物が豊かなことで「大」と呼ばれる芳醇さを誇った、そして現在も、誇る地域です。　　　エノトリア・テルス　　　　ワインの里と呼ばれていたことも、ご存知の方は多いはず。そして、驚くべきことに、その古代の醸造文化が今でも生きているのが南イタリア！フットのイタリアです。古代文化と近代最先端の技術、そして恵まれた気候がミックスされると恐ろしいことが起こります。そう！　　めちゃくちゃ美味いワインができる！！（＾＾）この「美味しい」の中には、もちろん「文化的に愛でる」という意味も含まれています。古代遺跡はもちろんのこと、中世の南イタリアを治めた神聖ローマ帝国皇帝フェデリーコ２世だとか、東ローマ帝国＝ビザンチン文化だとか、あるいはルネサンス期から近世を統治したスペイン文化とか様々な文化が融合して「足のイタリア」は現存しています。これらを一緒に知り、味わい、その面白さ、楽しさをワインと料理で楽しむのが今回のチルコロです！ミニミニワイン＆文化講座、あとはイタリア好きな参加者でのおしゃべりを楽しみます。是非是非、お気軽なおご参加を！！　　　日時：　７月１０日（火）　１９：３０～２１：３０ごろ　　　場所：　ラ・ヴィネリア・ブラヴーラ　　　　　　　http://l-v-bravura.jugem.jp/　　　テーマ：　南イタリアのワインとお料理（第二回目）　　　参加費用：　６０００円　　　※当日、お釣りなきようお支払い下さい。お申し込みは、高岡のメルアドまたは携帯電話まで　　　viteitalia@maia.eonet.ne.jp 自宅PC　　　viteitalia@gmail.com iPad vitetakaoka@k.vodafone.ne.jp 携帯　　　090-3973-6688　　　　携帯電話　以上、よろしくお願いいたします！　くれぐれもお気軽に、ご参加ください！！！

  2012/06/29

  コメント(0)

• ヴィーテツアー２０１２　第二弾　リグーリア→ピエモンテ編

  世界遺産のジェノヴァそしてチンクエ・テッレ！白トリュフにバローロ生産者訪問、そしてスローフード協会の２年に一度のお祭り「サローネ・デル・グスト」！イタリア屈指のリゾート地と世界の垂涎の的ピエモンテの魅力を思う存分味わう一週間！！　２０１２年１０月２０日（土）　～　２８日（日）　７泊９日　　　　　　　旅行費用　　￥４２００００　※こちらも航空チケットが取りにくい状況になりつつあります。　　単独行動の上、合流をお考えの方や独自に航空チケットの　　ご購入をお考えの方は、お急ぎください！　こちらが手配している航空券は以下のとおりです。高岡との　同行を希望される方は、お申し出下さいね！　１０月２０日（土）　往路　　　　JL3002　　　伊丹 08:20　　　成田 09:35 AZ785 成田　 13:15　　　ローマ　19:00 AZ1385 ローマ 20:25　　　ジェノヴァ 21:30　１０月２７日（土）　復路　　　　　AZ1414 トリノ　11:20 ローマ　12:30 AZ 792 　ローマ　14:55 関空　10:10 (翌日）詳細またお伝えしますが、現状での大きな流れのみ、記します。　１０月２１日（日）　ジェノヴァ　世界遺産観光　１０月２２日（月）　チンクエ・テッレ世界遺産観光　　　　　　　　　　　チンクエ・テッレワイナリー視察　１０月２３日（火）　ランゲ（バローロなど）、ロエーロ地区　　　　　　　　　　　ワイナリー訪問　１０月２４日（水）　アスティ地区ワイナリー訪問　１０月２５日（木）　サローネ・デル・グスト参加　１０月２６日（金）　サローネ・デル・グスト参加　宿泊先：　ジェノヴァ　continental http://www.hotelcontinentalgenova.it/ アスティ　　agriturismo Rupestr http://www.rupestr.it/ トリノ　　 vistoria http://www.hotelvictoria-torino.com/ 　※企画コーディネート、ガイド、通訳など、観光地などでイタリア人　ガイドが必要な時以外はすべて高岡が務めます。　　※航空チケットに関しまして、独自に調達されることも可能ですが　現在非常に混み合っている様子ですので、できるだけ早めの購入を　オススメします。空港または現地での集合場所等につきましては　おいおい話し合います。　航空チケットを除いた旅行費用は２７０．０００円です。　※尚、６月末からさらに航空運賃は上がる見込みですので、現状の　旅行費用は今週から来週にかけての金額となります。運賃が　上がった段階で、また発表させていただきます。もちろん、航空チケット　を別途購入される方には適用ありません。※旅行代金は、ツインでの宿泊される場合の料金です。シングル　　ルームご希望の方は、お申し出下さい。割増分をお知らせいたします。※旅行代金の振込み先は以下のとおりです。　　滋賀銀行　八幡支店（はちまん）　普通　７５０２６２　　　名義　ヴィーテ・イタリア　高岡洋文※旅行中の観光名所などへの入場料、ガイド料金なども旅行代金に　含まれます。ただし、一日３回の食事以外の喫茶等などの場合は　自己負担となります。※旅行途中の合流なども認めています。あくまでも自己責任で　ミーティングポイントまでお越しいただけましたら、全くOKです。　ただし、催行人数が最大に達してしまうと、途中合流の方には　お越しいただけないこともありますことをご了承下さい。あくまで　全行程ご参加のお客様が優先されます。※旅行プログラムは、質を落とさず、むしろ上げる目的で急遽変更　することもありえますが、大きな流れは変更されることはあり　ません。※現状、まだ詰まっていない部分に関しましては、参加者が増えて　行く過程で、随時メーリングリストなどを使って、お伝えして　行きます！我ながら、素晴らしいツアーになると確信しております！旅に参加される方もされない方も、この一風変わったイタリアツアーが出来上がっていく様子をブログを通して楽しんでいただければと思いますし、もしごいっしょできましたらこれ以上光栄なことはありません！※お問い合わせ、ご予約は　　０９０－３９７３－６６８８　　　viteitalia@maia.eonet.ne.jp 自宅PC　　viteitalia@gmail.com iPad　ヴィーテ・イタリア高岡まで、お気軽にご連絡下さい！

  2012/06/19

  コメント(0)

• ヴィーテツアー２０１２　ローマ→ウンブリア→マルケ　その２

  　　９月２２日（土）～３０日（日）　７泊９日　　　　　旅行費用　４３０．０００円９月２７日（木）いざ、マルケへ！！　　今回のツアーの最後の目的地、マルケ州に向かいます！　　海、山、川、丘陵地と４拍子そろった、まさにイタリア人が　　率先して　　「人間らしさが残った場所」　　ということができます。　　午前中は、その内陸部にあって、イタリアワイン界に燦然と輝く　　ヴェルディッキオ・ディ・マテリカ地区を訪問します。　　まずは、「イタリアで最も美しいボルゴ＝小さな村」に選出されて　　いるマテリカ村を散歩。　　その後、ヴェルディッキオ・ディ・マテリカDOCの雄ともいえる　　ワイナリー　　ラ・モナチェスカ社　　http://www.monacesca.it/　　を訪問して、イタリア土着葡萄の中でも燦然とした輝きを放つ白　　葡萄ヴェルディッキオとマテリカのテロワールの面白さを感じます。　　マテリカ村　　　http://www.borghitalia.it/html/borgo_it.php?codice_borgo=504&codice=elenco&page=1　　午後からは、ヴェルディッキオ種のもう一つの故郷、イエージに　　向かいます。　　イエージ　　http://www.italy-marche.info/jp/omona_an/jesi.html　　歴史が好きな人なら、かの神聖ローマ帝国皇帝フェデリーコ２世が　　生まれた場所として記憶されているでしょう。　　南イタリアに今でも圧倒的な存在感を持ち続け、北イタリアに　　おいても、皇帝派と教皇派に別れて争った中世そのものの時代を　　ど真ん中で生きた、ルネサンスを数世紀先取りした人物ですね。　　町を散策して、彼の誕生の場を拝んだら、やはり　　ヴェルディッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージDOCの　　偉大なる生産者は訪ねなければならないでしょう？　　ヴィッラ・ブッチ　　http://www.villabucci.com/　　洗練と力強さ、ワインとしての迫力、神秘的な味わいを持った　　ヴィッラ・ブッチのヴェルディッキオの誕生の秘密もここで　　紐解きたい！！　　ワイナリー訪問が終われば、海沿いの街、マルケ州の州都　　アンコーナをブラブラと歩いてみましょう！　　この日の宿＆ディナーは、これも参加人数次第の部分があり　　変更の可能性も残していますが・・・・　　コクウス・フォルナチス　　http://www.coquusfornacis.it/home.php　　大阪のオステリア・ラ・チチェルキアのオーナーシェフ連（むらじ）　　さんが修行をされたリストランテ＆アグリトゥリズモです！　　マルケを愛し、マルケを知り尽くした連さんオススメの食の　　殿堂で、じっくりとマルケ料理を食べて、飲んで、味わいたい　　ですね！９月２８日（金）　世界遺産ウルビーノへ！　　さあ、旅行も最終日！この日のテーマは二つ、マルケの食と　　マルケの歴史！！　　マルケの生ハムとして有名なプロシュット・ディ・カルペーニャの　　生産者を訪ねて、そのパルマやサン・ダニエーレとは違った魅力を　　味わいたい！　　時間的に可能であれば、今回は一度も訪問できていない　　チーズ工房にもお邪魔したいと思っています。　　カショッタ・ドゥルビーノ　　ペコリーノ・ディ・モンティ・シビッリーニ　　など魅力的で個性的なチーズもマルケならでは！　　　チーズ工房の訪問はどうしても朝早くなりますので、無理があるかも　　しれませんが、チーズテイスティングを愉しむ時間は是非とも　　作りたいと思っています（＾＾）　　食の現場を訪問したら、いざ世界遺産ウルビーノへ！！　　ここを訪問するのもヴィーテツアーならでは！です。　　イタリアでも屈指のルネサンス都市ですね。ラファエッロの　　生家があることでも有名ですが、何といってもルネサンス期に　　おける不動の地位を確立した、当時の領主　　フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロ　　http://www.artuvisite.com/federico_da_montefeltro.php　　を忘れる訳には生きません。おそらくフィレンツェのウフィツィ　　美術館に行かれたことがある人なら、この領主夫妻の肖像画を　　見たことがあるはずです。　　またチェーザレ・ボルジャとレオナルド・ダ・ヴィンチが邂逅を　　果たした場としても有名ですよね。　　ドゥカーレ宮殿を始めとして、ルネサンス建築から絵画まで　　　ゆったりとウルビーノの魅力を堪能したいです！　　　　最後の夕食もコクウス・フォルナチスのマルケ料理に舌鼓を打ち　　ましょう！！９月２９日（土）　移動日　　　AZ1128　　アンコーナ発 11:10 　ローマ着 12:05 AZ792 ローマ発 14:55 　　関空着 10:10翌日　　※航空チケットに関しまして、独自に調達されることも可能ですが　現在非常に混み合っている様子ですので、できるだけ早めの購入を　オススメします。空港または現地での集合場所等につきましては　おいおい話し合います。　航空チケットを除いた旅行費用は２７０．０００円です。※尚、６月末からさらに航空運賃は上がる見込みですので、現状の　旅行費用は今週から来週にかけての金額となります。運賃が　上がった段階で、また発表させていただきます。もちろん、航空チケット　を別途購入される方には適用ありません。※旅行代金は、ツインでの宿泊される場合の料金です。シングル　　ルームご希望の方は、お申し出下さい。割増分をお知らせいたします。※旅行代金の振込み先は以下のとおりです。　　滋賀銀行　八幡支店（はちまん）　普通　７５０２６２　　　名義　ヴィーテ・イタリア　高岡洋文※旅行中の観光名所などへの入場料、ガイド料金なども旅行代金に　含まれます。ただし、一日３回の食事以外の喫茶等などの場合は　自己負担となります。※旅行途中の合流なども認めています。あくまでも自己責任で　ミーティングポイントまでお越しいただけましたら、全くOKです。　ただし、催行人数が最大に達してしまうと、途中合流の方には　お越しいただけないこともありますことをご了承下さい。あくまで　全行程ご参加のお客様が優先されます。※旅行プログラムは、質を落とさず、むしろ上げる目的で急遽変更　することもありえますが、大きな流れは変更されることはあり　ません。※現状、まだ詰まっていない部分に関しましては、参加者が増えて　行く過程で、随時メーリングリストなどを使って、お伝えして　行きます！我ながら、素晴らしいツアーになると確信しております！旅に参加される方もされない方も、この一風変わったイタリアツアーが出来上がっていく様子をブログを通して楽しんでいただければと思いますし、もしごいっしょできましたらこれ以上光栄なことはありません！※お問い合わせ、ご予約は　　０９０－３９７３－６６８８　　　viteitalia@maia.eonet.ne.jp 自宅PC　　viteitalia@gmail.com iPad　ヴィーテ・イタリア高岡まで、お気軽にご連絡下さい！　　

  2012/06/18

  コメント(0)

• 今年も行きますヴィーテ・ツアー　ローマ→ウンブリア→マルケ

  　　９月２２日（土）～３０日（日）　７泊９日　　　　　旅行費用　４３０．０００円今年は少し遅れ気味ですが、いよいよスタートさせます。ヴィーテ・イタリアの食文化とワイン、そして歴史遺産の旅！！その２０１２年第一弾、中部イタリア紀行ローマ→ウンブリア→マルケについて詳細に触れていきましょう！９月２２日（土）　出発日僕の利用している旅行会社では、以下のフライトしか押さえられませんでした。現状関空から直でイタリアに向かえるように工面はしています。　　JL3002　伊丹初　０８：１５　成田着　９：３５　　AZ787 成田　　１２：２０　ミラノ　１７：５０　　　AZ1023 ミラノ　１９：２５　ローマ　２０：４０※参加人数によりますが、タクシーまたはミニバスでホテルに向かいます。　　ホテル　マスカーニ　☆☆☆☆　　http://www.mascagnihotelrome.it/※夜はミラノの空港で食事しましょうか。それとも遅めの軽食ピッツァ　などローマでいただきます？※行き帰りの移動日の食事は、旅行代金に含まれませんのでご注意　下さい。９月２３日（日）　古代ローマ＆を深める　カピトリーノ美術館、フォロ・ロマーノ、トライアーノ皇帝時代の　市場跡、初代皇帝アウグストの霊廟アラ・パチスなどローマの中心地　に存在する遺跡の数々をピクニックします。　もちろん、随所に現れるルネサンス、バロックの美術などにも　寄り道（？）しながら、「永遠の都」の真髄に触れます。　ランチは、ローマ料理の代表格でもあり特殊な文化でもある　「ユダヤ系ローマ料理」をいただきます。「ノンナ・ベッタ」　http://www.nonnabetta.it/　ローマ伝統料理の伝道「ケッキーノ」　http://www.checchino-dal-1887.com/　を予定しております。９月２４日（月）　ローマ郊外を愉しむ　　ローマのワインと言えばフラスカーティ！　　フラスカーティのリーダー的生産者を訪ね、その真髄を味わいます。　　「フォンターナ・カンディダ」　　http://www.fontanacandida.it/web/index.html　　訪問予定ワイナリーは「フォンターナ・カンディダ」　　ランチもワイナリー所有のオステリア、または　　フラスカーティ屈指のリストランテ「カッチャーニ」　　参加人数に依ります。　　「オステリア・フォンターナ・カンディダ」　　　http://www.osteriafontanacandida.it/　　「カッチャーニ」　　　http://www.cacciani.it/ristorante/ristorante.htm　　ローマ近郊のフラスカーティ村を始めとして、ポルケッタ　　（豚の香草丸焼き）の里であるアリッチャなどの小さな　　街の散策やポルケッタづくりの現場訪問も楽しみ！　　　アリッチャ　　　ヴィスコンティ「山猫」の撮影現場となったキージ宮殿！　　　http://italiadaisuki.seesaa.net/article/114325983.html　　　　ローマ水道橋近くにあるチネ・チッタ訪問も検討中！　　映画の都、イタリア映画の心の故郷、イタリア映画のみ　　ならず、ハリウッド映画のセットが拝めるとしたら、ワクワク（＾＾）　　ローマ最後の夜は、やはり、街中のワインバーへ！　　ローマのワインバーの中でも指折りの人気店へ！　　クル・デ・サック　Cul de Sac 　　http://www.enotecaculdesac.com/　　ローマの夜景を散歩しながら、良い気分に浸りましょう！９月２５日（火）　ウンブリアへ！　　イタリアの「緑の臍」？と呼ばれる、深い自然と宗教文化、そして　　屈指の食文化の地域です！　　世界遺産スポレート観光！　　ローマ帝国瓦解後の数々のランゴバルド族の遺した文化がユネスコの　　世界遺産に認定されています。古代ローマの本拠地から時代を　　中世に移して、ヴィーテツアーは続きます！（＾＾）　　http://www.italia.gr.jp/citta/umbria/spoleto.html　　午後からは、イタリア豚加工品文化の里ノルチャを訪問し　　生ハムからサラミまで、ワインやパン、そしてチーズと　　同じくイタリア食文化から切っても切れない素晴らしい　　文化の発祥の地としてのノルチャの魅力に迫ります。　　ここはマルケ州と隣り合わせなのですが、マルケとを隔てる　　国立自然公園にも立ち寄って、雄大な景色も楽しみます。　　宿は、小さな町の小さなホテルになります。　　参加人数によって多少変動するかと思いますので、まだ　　確定はしておりませんが、素朴でシンプルでイタリアの　　田舎らしい宿になると思います。　　一例としては、、、、、　　http://www.ororossohotel.it/hotel.html　　宿で食事をゆっくりととり、そのままベッドに入りたいと　　思っています（＾＾）９月２６日（水）　ウンブリアの主要都市とワイナリー巡り　　日本においては、サッカーの中田選手がプレーしたことで　　有名になった街ペルージャを訪れます。　　美術ファンならラファエッロの師匠ペルジーノ！ そして歴史ファンなら「ボルジア家」お抱え絵師の　　ピントゥリッキオ！　　あるいは午後に訪問するアッシジのサン・フランチェスコの　　歴史に見られるコムーネ（都市国家）としての遺産・・・。　　マイナーながら興味が尽きない街です！！　　http://www.italia.gr.jp/citta/umbria/perugia.html　　ペルージャ散策後は、ウンブリア州のリーダー的ワイナリー　　ルンガロッティ社を訪問します。ペルージャの南、　　ハンニバルがローマ軍に大勝したトラジメーノ湖近くの小さな　　街、トルジャーノを訪れます。　　ルンガロッティ社　　http://www.lungarotti.it/　　できれば、ランチもこのワイナリーのリストランテで済ませたい　　のですが、高級店でしょ（＾＾；）次を急がないといけない　　でしょ？悩ましい所です！！　　つまり、午後のアッシジ訪問です。　　僕は４回目になりますが、何度訪れても気持ちの良いところであり　　イタリアという文化や歴史を理解するためには一度はきっちりと　　訪れたいところです。アッシジのサン・フランチェスコは　　イタリア国民の守護聖人ですから。　　美術ファンとしては涎が垂れるのを抑えることができない　　ジョットのフレスコ画が楽しみ！！　　アッシジ　　　　　http://www.amoitalia.com/assisi/index.html　　　　　　　アッシジ訪問を済ませたあとは、ウンブリアワインのもう一つの　　　現実！　　　　トスカーナ的なウンブリアの西側のルンガロッティワインに　　　比べて、内陸側のアッシジ的、つまりその名前に「聖なるもの」　　　を背負うワイン＝サグランティーノ・ディ・モンテファルコ　　　のリーダーワイナリー　　　アルナルド・カプライ社を訪れます！　　　http://www.arnaldocaprai.it/mediacenter/FE/home.aspx　　　宿泊先、または宿泊先のすぐ近くで食事をとって、気分の良い　　　ところで、バタンキューしたいですね。　　　詳細はあなたのご参加を待ってから・・・。　　次の日は、いよいよ最終地点マルケに到達します！！　　※文字数限界に達したので、明日のブログへ書きます（＾＾；）注意事項のみ以下に記します。※航空チケットに関しまして、独自に調達されることも可能ですが　現在非常に混み合っている様子ですので、できるだけ早めの購入を　オススメします。空港または現地での集合場所等につきましては　おいおい話し合います。　航空チケットを除いた旅行費用は２７０．０００円です。※尚、６月末からさらに航空運賃は上がる見込みですので、現状の　旅行費用は今週から来週にかけての金額となります。運賃が　上がった段階で、また発表させていただきます。もちろん、航空チケット　を別途購入される方には適用ありません。※旅行代金は、ツインでの宿泊される場合の料金です。シングル　　ルームご希望の方は、お申し出下さい。割増分をお知らせいたします。※旅行代金の振込み先は以下のとおりです。　　滋賀銀行　八幡支店（はちまん）　普通　７５０２６２　　　名義　ヴィーテ・イタリア　高岡洋文※旅行中の観光名所などへの入場料、ガイド料金なども旅行代金に　含まれます。ただし、一日３回の食事以外の喫茶等などの場合は　自己負担となります。※旅行途中の合流なども認めています。あくまでも自己責任で　ミーティングポイントまでお越しいただけましたら、全くOKです。　ただし、催行人数が最大に達してしまうと、途中合流の方には　お越しいただけないこともありますことをご了承下さい。あくまで　全行程ご参加のお客様が優先されます。※旅行プログラムは、質を落とさず、むしろ上げる目的で急遽変更　することもありえますが、大きな流れは変更されることはあり　ません。※現状、まだ詰まっていない部分に関しましては、参加者が増えて　行く過程で、随時メーリングリストなどを使って、お伝えして　行きます！我ながら、素晴らしいツアーになると確信しております！旅に参加される方もされない方も、この一風変わったイタリアツアーが出来上がっていく様子をブログを通して楽しんでいただければと思いますし、もしごいっしょできましたらこれ以上光栄なことはありません！※お問い合わせ、ご予約は　　０９０－３９７３－６６８８　　　viteitalia@maia.eonet.ne.jp 自宅PC　　viteitalia@gmail.com iPad　ヴィーテ・イタリア高岡まで、お気軽にご連絡下さい！

  2012/06/17

  コメント(0)

• 活気づく近江八幡、６月マントヴァクラブ、７月トリオ・オミハチマネーゼイベント

  ４月にトリオの会を開催してから、諸事情により延期していました　　　マントヴァクラブ久しぶりに開催します（＾＾）イタリア話、マントヴァ話、その他全然関係ない話（＾＾；）　バルベッタ岡村さんの料理と、壱製パン所谷さんのイタリアパン、そして高岡のワインで、気軽に盛り上がりましょ！　　　６月２６日（火）　２０：００ごろからボチボチ・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だいたい２２：００～２２：３０ぐらいでシメ　　　　場所：　イタリア料理　バルベッタ　　　　参加費用：　３０００円　　　　※ワインの持ち込みができる日です（＾＾；）この費用では「量」に　　　　　限界あるため、「差し入れ」大歓迎です（＾＾）　　　　※料理は前菜とパスタの軽いものです。基本的に軽く食事をして来る　　　　　のがベターかと。時間も時間ですし。　　　　※お腹いっぱい食べたい人、しっかり飲みたい人はプラスアルファで　　　　　バルベッタさんにオーダーしてください！マントヴァクラブが軽いおしゃべりの会だとすれば、　　　トリオ・オミハチマネーゼはイタリア料理とイタリアパン、そしてイタリアワインを岡村、谷、高岡がテーマを絞り、コラボし合う企画です。イタリアで言うところの　Gran menu degustazione　グラン・メヌー・デグスタツィオーネそれぞれの料理とそれぞれのワインを合わせるコースディナーになります。さて、その気になるテーマですが、今回はだんだん暑くなるこの季節のイメージで　　　　「シチリア」です。イタリアに属していながらも、特異でヴァリエーションに富んだ世界に無二の文化を誇る島をトリオがじっくりと見つめて、料理してその解釈を表現します。歴史文化の坩堝シチリア、これはイコール、食文化の多様性、深みを意味します。まあ、硬い話は抜きにしたいですが、歴史を抜きにしては語れない島。そういうお話も含めつつ、過去僕のツアーで２回旅した写真もご覧いただきながら、じっくりと楽しめたらと思います！実は一度取り上げたことのあるテーマなんですが、なんの躊躇もなく「もう一回やろう！」ということになりました（＾＾；）それだけ魅力と憧れの場所なんです、我々にとっては！　　　期日：　７月２２日（日）　１８：００～２１：００ごろ　　テーマ：　シチリア料理、パン、ワイン　　参加費：　８４００円（料理、ワイン、パン、すべて込み）　　　※当日、現金にて、できればお釣りなきようお支払い下さい。マントヴァクラブ、トリオ・オミハチマネーゼ共に、席数限られますのでお早めにご予約下さいね！！以下のアドレスで、お待ちしております！！　　　viteitalia@gmail.com 高岡iPad　　　viteitalia@maia.eonet.ne.jp 高岡PC　　　０９０－３９７３－６６８８　　　高岡携帯電話　　　０７４８－３３－１１０７　　壱製パン所　　　０７４８－３２－５６３６　　バルベッタ以上、よろしくお願いします。質問やイレギュラーなリクエストなどお気軽に連絡下さい！！ありがとうございます！！　　

  2012/06/05

  コメント(0)

• ヴィーテ・イタリア＆ブラヴーラ　６月のイベント

  初夏といった風情の天気が続いておりますが、そろそろ梅雨の季節ですね。紫陽花の花も蕾をつけて、その緑の色彩を色濃くしています。さて、ヴィーテ・イタリア、そしてブラヴーラ高岡、６月も元気にイタリアワインイベント、続けます。そろそろ旅行の詳細を発表する頃でして、そちらの取り組みでも大忙しです（＾＾；）また通訳の仕事もここんとこ増えてきてますし、執筆、翻訳もあったりで、バタバタしておりますが、それも楽しみつつ邁進するとしますか！（＾＾）では、ざっくりとですがご紹介します。 １．チルコロ6月号 南イタリア編 「シチリア、サルデーニャ 」 6月12日(火) １９：３０～２２：００ごろ http://plaza.rakuten.co.jp/viteitalia/diary/201204290000/ 場所：大阪本町　ブラヴーラ ２．サレッタ＝イタリアプレミアムワインの会 6月16日(土) １６：００～１８：００ごろ http://plaza.rakuten.co.jp/viteitalia/diary/201205030000/　　　　　　場所：大阪本町　ブラヴーラ ３．チネ・ブラヴーラ CineBravura 第二回 6月23日(土) １１：００～１６：００ごろ 上映演目 午前 ジュゼッペ・トルナトーレ監督 「ニュー・シネマ・パラダイス」 午後 ルキノ・ヴィスコンティ監督 「白夜」 参加費用： ￥3000 ランチ、ワイン、映画上映込み ※ 詳細は近々ブログにてご紹介します。　　　　　場所：大阪本町　ブラヴーラ ４．マントヴァクラブ 6月26日(火) ２０：００ごろ～２２：００ごろ 参加費用 ： ￥3000 前菜、パスタなどシェフの気まぐれ料理と壱製パン所の 谷さんのイタリアパン＆マントヴァやイタリアに関するお話　　　　場所：近江八幡　バルベッタ　 ※ 詳細は近々ブログにてご紹介します。その他、7月に控えるメーカーズディナーもありますから、また詳細決まり次第連絡いたします。

  2012/05/30

  コメント(0)

• 

  第二回チネ・ブラヴーラ！今回のイタリア映画は？

  映画とワインとイタリア料理を楽しむ新企画　　　チネ・ブラヴーラの第二回イベントが行われます！上映作品をご紹介しましょう！やはりハリウッド映画でも日本映画でもない、イタリア映画ですから、その楽しさ、明るさももちろんですけど、暗さというか現実感と言いましょうか、人間性をポジティブな面もネガティブな面も表現する深みのある映画をご紹介したい！なので、チネ・ブラヴーラは定期的に、できるだけ頻繁に行いたいです。それで、第一回目（４月３０日開催）をエットーレ・スコーラ監督とヴィットリオ・デ・シーカ監督の映画で楽しみましたので、戦後の世界の映画史の中でも抜きん出た個性の強い映画作家を排出しているイタリアの「映画監督」にスポットライトを当てながら、セレクトしていきたいと思っています。そして今回の午前からの上映作品は、　「ニュー・シネマ・パラダイス」です。イタリア語でリアルタイムでローマで観た僕からするとこの日本語のタイトルはかなりばかばかしいのですが（＾＾；）しゃーないですね。　　nuovo cinama paradiso ヌオーヴォ・チネマ・パラディーゾ１９８９年のジュゼッペ・トルナトーレの監督作品です。まあ、少しでもイタリアに意識のある人なら見たことのある作品でしょうし、そうでなくとも「観たことないけど名前は知ってる。興味はあるけど見る機会、きっかけがなかった」という人が多いのではないかと思って、ある意味「べた」とも言えるセレクトを行いました（＾＾；）ともあれ、今や押しも押されぬイタリア映画界のスターですよね。この監督。今でもトルナトーレの新作は日本では必ず上映されますものね。結構好き嫌い分かれる作風の人だと思いますけど、そして僕も個人的に好き！とは言い難い監督ですけど、やはりこの映画は堂々と好き！と言える作品です（＾＾）最初からず～と笑いの連続で、ラストシーンでどっと泣かす映画です（＾＾；）エンニオ・モッリコーネの音楽が特に有名ですね。日本のCMなんかにも使われていますし、「あ、これ、この映画の音楽だったの！！」という人も見ていない人なら必ず言うと思います（＾＾）シチリア出身にしてほぼ常にシチリア人を描いてきたトルナトーレの作品の中ではかなりポジティブにシチリア人を評価した作品ともいえるでしょうし、なにはともあれ、ラストシーンに容易された映画的な「からくり」を純粋に楽しむ作品じゃないでしょうか。イタリアの近現代史とまさしく映画史をも一本の映画で垣間見させるという類い稀な映画でもあると思いますし、ブラヴーラにお越しいただく価値は十分にあると思います。僕も何回も観た映画ですが、今回また皆さんと観れることを心から嬉しく思う、そんな作品です。きっと「シチリアに行きたい！！」と思うに違いない映画でもあります！あ、ディレクターズカットという尺の長いバージョンも存在しますが、今回は劇場公開バージョンです。約２時間の上映時間です。１１時からこれを観て、もちろんワインやおつまみもアリですよ！そして１３時過ぎからランチタイム。気軽なおつまみやパスタ料理（当日変更の可能性あり）楽しんでいただいて、午後２時半からスタートするのが　　ルキーノ・ヴィスコンティ監督作品　　　　　　「白夜」　　　レ・ノッティ・ビアンケ　le notti biancheです（このイタリア語の定冠詞と名詞と形容詞の語尾変化の妙、、、イタリア語を勉強している人には楽しいはず（＾＾；）ヴィスコンティ映画の白黒作品です。この人の美的センスの素晴らしさはもちろんカラー映画になってから絢爛と表現されることになるのですが黒澤明同様に、白黒映画で如何にすごい映像を表現するかにおいても真価が発揮される、その好例といえる作品だと思います。うぶな男の失恋劇ですけどね（＾＾；）こんなにも美しい劇があるものかと僕なんかは惚れ惚れ、ワクワク、ドキドキする映像センスです。白を基調にしたシーンと黒を基調にしたシーンとが交互に現われラストシーンで見事な邂逅、混じり合いがある、実に艶かしい白黒映像美が楽しめます。特に雪が降るシーンの美しさは傑出して、必見！主役は一番美しい頃のマストロイアンニ（＾＾）１９５７年の作品ですから、「甘い生活」や「８1/2」よりも前の映画ですね。日本で公開された彼の映画では一番古い映画です。ニーノ・ロータの音楽もあり、「小品」といえる作品ですが、魅力たっぷりの映画であることに間違いありません！原作はドストエフスキーですし、主役級の俳優はマストロイアンニ以外、外国籍ですし、如何にもヴィスコンティらしい国際性なんですが舞台をリヴォルノに置き換え、それでも１００％セットで撮影していますから、イタリア映画の面目躍如たる「舞台美術」の素晴らしさやヴィスコンティならではのオペラシーンも堪能できますよ！第二回チネ・ブラヴーラも、「イタリアでいっぱい！」つまり　　イタリアニッシモ！！な雰囲気で、「昼間からワインタイム！」楽しみたいと思います！！　参加ご希望の方は、ヴィーテ・イタリア高岡、またはブラヴーラまで。　viteitalia@gmail.com 　高岡iPadメルアド　０６－６４８４－６７８９　ブラヴーラ電話まで、よろしくお願いいたします！！　　６月２３日（土）　場所：ブラヴーラ　１１：００　　「ニュー・シネマ・パラダイス」＆ワイン、おつまみ　１３：００　　ランチタイム　１４：３０　　「白夜」　１６：１０　　ドルチェ＆カフェ　歓談タイム　１７：００ごろ　解散　　参加費用：　３０００円　※午前か午後のどちらかの映画だけ観たい！そんな方はお気軽にご相談を！　viteitalia@maia.eonet.ne.jp viteitalia@gmail.com vitetakaoka@k.vodafone.nejp 　高岡まで以上、よろしくお願いいたします！！　　　

  2012/05/28

  コメント(0)

全636件 (636件中 1-50件目)

1 2 3 4 5 6 ... 13 >