コストパフォーます高く北イタリア最高の葡萄品種を味わえる!ネイラーノ社のランゲ・ネッビオーロ ボニムール
アンジェロ・ガイアがそのクリュ(単一畑)のワインをバルバレスコDOCGからランゲDOCに格下げしたことで、「ランゲ」という名前に箔がつくようになったのではないかと思います。もう15年ほど前のことですね。ランゲ コスタ・ルッシ[1996]...価格:30,975円(税込、送料別)ランゲ地方とは、バローロ、バルバレスコ、あるいは○○○・ダルバと呼ばれるワイン達の里であり、要するにイタリア二大産地の一角であるピエモンテの中で最高のワインを産するゾーンの総称なわけですが、その頂点のワインを飲まずとも、ベース的なワインでも十分にワインの霊感に触れられる瞬間がある、「ランゲ」という言葉だけで、ワインの持つ厳格でかつ艶めかしい世界をイメージできる、そんな所だと思っています。そんなランゲの世界で欠かすことが出来ないのが、葡萄品種ネッビオーロの存在ですね。酸とタンニンの総合力なら、世界の葡萄品種の中でもトップクラス。というか、世界中の葡萄を知っているわけではないので(^^;)、いわゆるフランス系の葡萄との比較になりますけど。ということは・・・なんだ、酸っぱくて渋いということ?と思われるかもしれませんが、その通りです(^^;)酸っぱくて渋い・・・この特徴は表面的、一面的には負でありネガティブな一面なわけですが、これを畑の仕事そしてワイナリーでの醸造、つまり発酵と熟成の過程で人間の技が加わることによって、ポジティブな一面に逆転させる・・・これがワイン造りの面白さでもありその負のポテンシャルが強ければ強いほど、ひっくり返った時の素晴らしさも感じられるんですよね。ということで、「ネッビオーロってどんだけ酸っぱくて渋いねん?」と興味を持った人なら、この価格でネッビオーロのポテンシャルが分かっていただける素敵なワインをご紹介しましょう。ランゲ・ネッビオーロ ボニムール[2...価格:1,512円(税込、送料別)その特徴である、スミレ系の花の香り、チェリー系の香り、アルコールの高さを感じさせるセメダイン系の香りは、グラスに注いでから少し時間をおいて現れると思います。そして口に含んだ時の「スッパー」「シッブー」の感覚を楽しんでください。これが楽しめるあなたの人生は非常に危険になります。大変なリスクを背負うことになるでしょう。つまり、あなたの懐具合の心配をしています(^^;)ともあれ、ハイリスク、ハイリターン・・・のリスクを少しでも回避するためにも、このワインにまず立ち寄ってからというのは良策だと思います(^^)他にバルベーラ・ダスティの魅力ピノ・ネーロ(ノワール)の魅力も、ありますが、ワインの質的には、このネイラーノ社のワインとしては、ネッビオーロが優れていると思いました。個人的な好みも多少入りますが(^^;)