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クラシック音楽は素敵だ!!

フバイ:ヴァイオリン協奏曲第1番

知られざる名協奏曲・2



「知られざる名協奏曲」シリーズの第二回はフバイのヴァイオリン協奏曲を取り上げたい。


イエネー・フバイ
Hubay
もっと若い頃の写真が見たかったですな



 イエネー・フバイ(1858~1937)は19世紀におけるハンガリー音楽の輝かしい成功者としてヴァイオリン奏者の間では知名度は高いものの、今現在のクラシック界ではかなり忘れられた存在になりつつある。CDではアンコール用の小品などがあちこちに見受けられるが、今回のヴァイオリン協奏曲は殆どカタログには載っていない。

 ハンガリー国立歌劇場のコンサートマスターであった父親から英才教育を受け、11歳で楽壇デビューを果たしたという、モシュコフスキと似たような神童であったらしい。その後順当に音楽を学び、ヨーゼフ・ヨアヒム(彼のヴァイオリン協奏曲も素晴らしい!)に薫陶を受けた。自身は作曲家・演奏家として活躍し、門下生にはヨーゼフ・シゲティや後に指揮者となったオーマンディらがいる。

 このフバイのヴァイオリン協奏曲を初めて聴いた時、「あぁこの人はヴァイオリンという楽器の隅々まで知りぬいた人なんだろうなぁ」というのが第一印象だった。壮大なところは壮大に、繊細な部分は繊細に。全く無理がないというか、非常に自然に音楽が流れていくのだ。

 作曲家といっても得手不得手な楽器というものがある。演奏家サイドからすれば、ものすごく無茶な指示を出すスコアを提示されると、「こいつは楽器を知らねえな」となる。スコア上では可能でも、実際に弾くには相当無理な曲というのも存在するのだ。

 このフバイのヴァイオリン協奏曲第一番は、自身がヴァイオリニストだけあって本当にこの楽器の能力を無理なく華麗に引き出している曲だと感じる。そしてリズミカルなハンガリーっぽさ。壮大な第一楽章、瞑想的な第二楽章が特に素晴らしく、個人的には第三楽章がちょっと甘過ぎて物足りない気がするが、その点を差し引いても素晴らしい曲だ。最近、ハイペリオンから新譜が出たばかりなので、興味のある方は聴いてみて頂きたい。



第二番も入っていてお得です!


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