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クラシック音楽は素敵だ!!

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カラヤン My Best5

<私のカラヤン・ベスト5>


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ヘルベルト・フォン・カラヤン
1908~1989


 私がクラシックの森に入るきっかけとなったのはカラヤンが録音した「悲愴」(64年録音)を聴いたことでした。ですからカラヤンに対しては特別な思い入れがありますが、彼の演奏であればなんでもOKというほどの信者ではありません。モーツアルトやブルックナー、シューマンなどは他の指揮者の方がよっぽど素晴らしいと思うこともしばしばです。ただ、いわゆる「ドツボにはまった」時のカラヤンの力は凄まじいものがありました。
 カラヤンはその生涯に500タイトルもの録音を遺したとのこと。いやはや、これは半端な数ではありません。ちょっと有名な指揮者でもせいぜいその何分の一、という方が大半だし、生涯録音とは縁の無い人の方が多いでしょう。私も結構聴きましたが、それでも100タイトルもいかないでしょう。また、オペラで定評があるのに、そちらは全く聴いていなかったりします。そんな訳で、またもや独断と偏見でカラヤン・ベスト(オペラ抜き)を選定すると・・・



1位
 マーラー:交響曲第9番
マーラー:交響曲第9番 
 マーラー:交響曲第9番(82年) DG POCG20001~2

恐ろしいほどのBPOの完璧なアンサンブルをフル稼動し、壮麗無比、徹頭徹尾磨き上げた演奏を創り上げた。この曲の演奏史を塗り替えた録音。
※詳細はマーラー全集コーナーをご覧ください





2位
シェーンベルク:「浄夜」|管弦楽のための変奏曲op.31
シェーンベルク:「浄夜」|管弦楽のための変奏曲op.31
シェーンベルク:浄夜 (73年) DG POCG20070

この曲がこんなに美しい曲だったなんて!初めてこの盤を聴いた時、ひんやりした旋律の中で蒼白く燃える情念、唸りをあげるBPOの弦楽セッションに鳥肌が立ちまくったことを鮮烈に思い出 す。
「官能的な名曲」コーナーもご覧ください





3位 
マーラー:交響曲第5番
マーラー:交響曲第5番
マーラー:交響曲第5番より第四楽章「アダージェット」
 (73年) DG UCCG3307

世界的大ヒットとなった「アダージョ・カラヤン」の冒頭もこの録音だった。もともと耽美的なこの楽章を、BPOの弦で異常なくらいに甘く美しく謳う。これを聴いた後は、やっぱり他の指揮 者の録音は貧相に聴こえてしまって困った。





4位
オペラ間奏曲集
オペラ間奏曲集
 オペラ間奏曲集    DG POCG5060

オペラは聴かないくせに、この間奏曲集は本当によく聴いた。特に「カヴァレリア・ルスティカーナ」や「友人フリッツ」、「タイスの瞑想曲」のシンフォニックな演奏を一度耳にしてしまうと、他の指揮者の録音がとても貧相に思えて仕方なかった。






5位 

SMJ カラヤン/カラヤンの遺産(5) R.シュトラウス:交響詩「死と変容」、メタモルフォーゼン
SMJ カラヤン/カラヤンの遺産(5) R.シュトラウス:交響詩「死と変容」、メタモルフォーゼン

R.シュトラウス メタモルフォーゼン(84年) SONY SIBC 7

先日も書いたが、この曲の美しさと悲しみが同居する、奇跡のような演奏。別にカラヤンの表情がどうでも良い人には、80年のCDもある。結局この曲も、弦セッションの職人技が出来を左右するのだが、さらにシュトラウスの哀しみをどこまで理解できるかがポイントなのだと思う。カラヤンはそれを痛いほど理解していたはずだ。




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カラヤンの肖像
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