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クラシック音楽は素敵だ!!

クラシック音楽は素敵だ!!

ケシカラン音楽は素敵だ!

<ケシカラン音楽(家)は素敵だ!>






♪けしからん先生達♪
Berlioz
ベルリオーズ大先生
断頭台でもなんでも音楽にしちゃうもんね!
Shostakovich
<ショスタコーヴィチ同志>
世界中の同志を見事に騙しました!
Wagner
<ワーグナー大先生>
私は国家を破産させました!
Scriabin
スクリャービン大先生
私は男女の○○を音楽にしました!



 常々思うのだが、クラシックが神聖でまじめな音楽だと思う人が結構多いのは何故だろうか?やはり義務教育での刷り込みのせいなのか、クラシックが苦手な人は、「まじめくさって堅苦しいから嫌い」という感想を持つことが多いようだ。


 でも実際は相当違う。現在に名を成す多くの作曲家は、彼らの生きた時代では猛烈な異端児ばかりであった。現在のロックやポップスと全く同じで、その時代に流行っている音楽のパターンを打ち破る斬新さを発揮できた者だけが、歴史に名を留めることが出来たのだ。


 実際、有名な作曲家にはホント、けしからん連中がキラ星の如くいる。 例えば今年生誕250周年を迎え、全世界の人々から神の如く崇められているかのモーツアルトは、作品とは全く裏腹のものすご~く下品でいやらしい男だったらしい。コンスタンツェという妻がいるにも関わらず、不倫の相手は数知れず。彼の残した手紙は下ネタの嵐で読む方が赤面するほどの下品さに溢れている。しかし曲はその人格を反映せず、とにかく美しいから恐れ入る。


 繊細さが売りのシューベルトだって、相当な遊び人だったらしい。早死にの原因も、当時は不治の病だった性病だとの噂が高い。最後はもう鼻が崩れていたとの記録もあるのだ・・・ああ、「冬の旅」の作者の最後はやはり悲惨なのだ・・・


 一見マジメそうで「神との対話」の音楽だと評されるブルックナーも、かなりの女好きだったらしい。しかも70歳過ぎても完全な現役で、女中さんとかにせっせと手を付けていたとか・・・


 さらにワーグナーなんて、金と贅沢したさに一国の王であるルードヴィッヒをたぶらかし、自分用の劇場(バイロイト祝祭劇場)を公費で作らせたり、作曲と公演の費用を全部国費で賄わせたりして国の財政を破綻させちまうんだから不届き千万、やることのスケールがでかい。


 という訳で、クラシック音楽というのは一皮むけばまあ恐ろしい、人間のありとあらゆる欲望を赤裸々に暴露するような作品のオンパレードなのである!(もちろんマジメな作品もたくさんありますが)ということで、このコーナーではけしからんクラシック音楽作品(音楽家)にスポットをあててご紹介していきたい。(2006.2.15)








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