|
カテゴリ:カテゴリ未分類
先週の木曜日、朝、8時の事だった。携帯が鳴った。
中国の8時だから、日本は9時だ。 DIANEは、弟の”反応が無い”と言った。 状況はよく飲み込めないが、救急車を呼んだ方がいい、という事で、電話を切った。 入院となれば、いろいろ大変だと思い、日本へ戻らなければ、と考え、飛行機の時間を調べた。 直ぐに、出発しないと、上海の最終便に間に合わないので、飛行機の予約はせず、取り敢えず、バスに乗り込んだ。9時30分の事だ。 何度も日本へ電話するが、通じない。 まだ、病院かな、と想像した。 携帯が鳴った。 DIANEは、”逝ったよ”と言った。 信じられなかった。 つい2月に会った時は、あんなに元気だったのに。 南京は、どんな所か?、TVは見れるのか?、寒くないか?と、気にかけてくれていた弟。 頭の中が、真っ白になり、その場で泣き崩れ、動けなくなった。 上海までの道のりは遠く、バスと電車を乗継ぎ、日本の家に到着したのは、夜10時を過ぎていて、出発から12時間以上が経過していた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|