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インターネットで、シャープの経営危機に関する記事が沢山あり、読んでいる。
何故、このような事態になったか、と、いろいろな方が、分析されていて、最終的には、”日本企業は、技術力に頼っていては、生き残れない”との事だ。 私も中国に住んでいるから、この事は実感している。 中国に住んでいると、家電製品にいらつく。 日本メーカー製であっても、”日本の何十年前の機能”である。 しかし、中国メーカー製は、すぐ壊れる心配があるので、日本メーカー製を選ぶのだが。。。 例えば、電子レンジ。 設定は、全て手回しである。 強弱とか、時間とか、デジタルじゃない。 例えば、冷蔵庫。 氷は、製氷皿に水を入れて冷凍室に入れなければいけない。 所定の容器に水を入れて、自動的に氷が出来る事はない。 ましてや、野菜の鮮度保持などの機能、、、有り得ない。 チルド、、、名ばかりで、機能しない。 このように、何十年前かの機能に加えて、品質の問題が加わると、いらつきは、計り知れなくなる。 外観は、何でも大げさで、素晴らしい。 けれど、便利な暮らしに慣れた日本人にとって、見た目よりも、中身が大事なわけで、いらつく。 いらついているのは、日本人だけで、中国人は疑問を持っていない。 そりゃ、そうだ。 便利な暮らしを知らないのだから。 それで、価格は安い。 それが売れる。 日本人が求める、確かな品質、優れた機能、それに向かって、日本のメーカーが尽力してきた。 けれど、それは、記事を読んでいると、間違えだった、と、言われているようだ。 ”目の付けどころが、シャープでしょ”は、ダメだった、という事らしい。 機能を落として、品質管理を無くして、安く作る、これが、世界のユーザーニーズ。 確かにそうだと思うけれど、本当に悔しい。 この何年か、日本で買った物でも、品質が落ちていると感じます。 時代が逆戻りしました。 私達は、どの方向に向かっていくのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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