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朝5時半起床、弁当作り。いつものように、6時過ぎには、朝食を作り終え、ルナを起こしに行くと、まだ、眠そうだった。
暫くして、又、起こしに行くと、は?未だ、眠そうだ。 暫くして、又、起こしに行くと、え?未だ、起きない。 もう、時間切れだよ。 vivien どうした? ルナ 行かない。 vivien なんで? ルナ 疲れた。 vivien 行った方がいいじゃないか? あー、とうとう、この日が来てしまった。 ブルブル、私は、震えた。 vivien バス間に合わないから、お母さん、送ってくよ。 ルナは、動かなかった。 強制的に、起こしても、又、布団の中に倒れる。 vivien 学校で何かあったか? このような質問は、無意味な事、知っているけれど、一応、言ってみる。 vivien 今まで、ずっと、頑張って居る事、解っているよ。頑張って、さぁ、行こう。 ルナは、この言葉に、涙を流した。 でも、体は、硬く、そのままだった。 諦める? これで、諦める? vivien じゃ、もう、学校、辞めるの? 日本へ帰るって事? 諦める? これで、諦める? ルナ 明日は、行く。 vivien 先生になんて言うの? ルナ 適当に、言っておいて。 あー、あー、あー。 あともう少しで、登校開始3ケ月。 ここで、電池切れか。 いろいろな言葉が、私を襲った。 不登校の特性は、嫌と言う程、学んだ。 これから先、ずっと、このような事を繰り返すのだろうか? 無理をさせていたんだろうか? 学校へは、体調不良と連絡した。 暫くして、担任の先生から電話があった。 先生 昨日、作文を書く授業があり、テーマは、この1年を振り返る、だったんですが、 その中で、不登校の事を書いてましてね、ブラスバンドとか、朝、7時に行く時、 誰かに何か陰口を言われているような気がする、と書いてあって、 今でも、そうじゃないか、と心配だ、と書いてあったんです。 vivien 朝7時は、今の学校の事ですか? 先生 前の学校の時の事です。 vivien あー、なるほど。 先生 作文を書く事で、辛かった事を思い出させてしまったかも知れません。 vivien まぁ、嘘かも知れませんし、解らないです。 先生 明日も、学校に来れなければ、来なくていいです。無理に来させようとしない方がいいです。 vivien 解りました。 電話を切って、私は、泣いた。泣いた。 もし、作文の事が本当なら、あの子の傷は、癒えていなかった。 心の傷は、そう、簡単に癒えるものでもない。 そんな傷を抱えて、苦しんでいたのか、と思うと、涙が出た。 そして、ここへ来るまでの事、来てからの事、これからの事、いろいろな思いが巡り、泣いた。 疲れがどっと出て、私も、ベッドに潜った。 深く眠りに落ちた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年12月06日 11時29分40秒
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