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内装工事は、ほぼ終了。
私には似合わない、素晴らしい内装になった。 機械の据え付けなどが進み、毎日、試作をしている。 設備や作業台の大きさや配置など、とても満足で、悩んだ甲斐があったと自己満足。 小さいけれど、私の工場だ。 現行の外壁は、レンガ風なのだが、いとこが、木にしたらどうか?と言い、看板やら、ガラスへのシールやら、デザイナーさんにデザインしてもらい、来週工事する事になったが、結構高い工事である。 どうでもいいや、という気持ちがあるのだが、いくら内装が良くても、外観が良く無いとお客さんが店に入らないって。なるほど、そうか、と思う。 パン製造の心臓とも言える、オーブンが、搬入直前に、運送会社の倉庫で事故にあい、足がもぎれる、というトラブルが発生し、もぎれた状態で納品され、理由を聞くと、保健所の検査が遅れるといけないから、とりあえず持ってきた、という事だった。 メーカーの対策提案は、破損部分だけの交換という内容だったが、 ”私は中古品を買ったのでは無いし、衝撃が加わったのだから、見た目問題が無い外観でも、電子部品などは異常があるじゃないか?しかも、今すぐにそれは発生しなくて、半死で、後から問題が出たら困る” 相手の反論を聞きながら、体が熱くなるのを感じた。 結局、8月に新品を持ってくる、という事になった。 8月に入れ替え?じゃ、開店できないじゃん。 納得できない気持ちが、爆発しそうだったが、のみこんだ。 メーカーの営業は、値引き対応はコスト的に難しいので、小さな自社製品をプレゼントすると言った。 そんなプレゼントは不要だと思ったし、こんな問題が出て、このような対応、理不尽だと思うし、私は運が無い、というか、縁起が悪い感じで、とても嫌な気分だった。 しかし、こうして準備をしていたら、入れ替えは不可能だという気持ちになった。 色々な什器や棚、家具類を設置してくると、オーブン入れ替えのためのスペース確保が段々難しくなってきて、これらをどこへ移動したらいいのか?っていう感じである。準備を再度やり直す感じになる。そう思うと、準備も進まない。 このまま引き取って、使おうか。壊れるかもしれないけれど。。。 その代わり、値引きするように要求する事にした。 交渉方法は、もう、今までのvivienじゃない声と言葉使いでやる事にした。 今までの業界なら、納期が遅れれば、分単位で、製造補償という賠償金を支払う取引だった。 このような業界とは、違うのだと、自分に言い聞かせ、それなら、私も変わらないといけない。 向こうの回答が出るまで、連絡をしないで待った。 1週間の沈黙のあと、こちらの希望金額になった。 この日から、私は、パン屋になったと、思う(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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