ヴィヴィとショコラの応援記

神戸には大きな壁があります。

私達サポーターに１２番という背番号がついています。
１２番目の選手という意味で、試合開始の笛が鳴ってから、試合終了まで選手と一緒に戦う事。
その場所がグランドであったりスタンドであったり。
神戸のユニを着て、ゴール裏で応援する限り試合終了するまで応援し続けて欲しい。

リーグ戦でも痛感しますが、人数の少ないアウェイや今日のような天皇杯は特にそう感じます。
どうして、ピッチで一生懸命プレーしている選手を野次る事が出来るのかわかりません。
自分の贔屓の選手のミスには何もないのに。
周りの人達が同じ選手だけを応援しているわけではなく、いろんな人が集まるように、いろんな選手を応援しています。

サポーターとしてゴール裏に応援に来ているのであれば、試合終了の笛が鳴るまでは、応援し続けましょう。

野次る声が出るのであれば、試合終了まで大きな声を出して選手を鼓舞する応援をし続けましょう。

サポが勝たせる試合もあるのです。


今日の天皇杯４回戦。
選手達は最後まで諦めず戦い続けました。
そして、川崎有利の芝。
そして、ホーム。

川崎の猛攻撃は試合前からわかっていた事。
前半は２－０で終了。
サポも諦めません。
選手達も諦めてはいません。

そして、後半平瀬＆主税ＩＮ
開始早々の主税からのいい展開でホルヴィのゴール。

一気にゴール裏も逆転を信じて一生懸命応援しました。
そして、試合終了するまで、一生懸命選手達は戦い続け、攻撃し続けました。

しかし、同点から神戸の勝利を信じて応援し続けましたが、無情にも川崎に決められ、試合終了。

試合終了後、ゴール裏に来て挨拶の時に手を合わせ深々と頭を下げた選手達がいました。
その選手達の姿を見ながらも「お前のせいで負けた！！」
という野次。

一生懸命戦い続けた選手達に対して、
そして神戸の勝利を信じ続けて応援してたサポ達に対して、本当に心ない野次です。

歓びに歌を歌い続けるフロンターレのサポ達。
本当に悔しかったです。
決定的なチャンスは沢山あったのに、決めれなかった。
Ｊ１の意地を見せて欲しかった。
そして、サポもＪ１の意地を見せたかった。
「勝」に対する気持ちの面でも負けてしまったと思いました。

応援し続けている人達がいる所での野次はいい加減にして欲しい。
野次るなら離れた場所でして欲しい。
同じ気持ちだと思われたくない。
野次って選手達を鼓舞する事が出来ますか？
勝利に導く事が出来ますか？
野次る前に勝たせたろう！！って気持ちになろうよ！！
せっかくゴール裏にいるのだから。

これから、神戸のゴール裏もどんどん成長して行く時です。
私達サポーターも成長が求められている時期に来ていると思います。
そして、神戸もどんどん成長して行かなければなりません。

この大きな壁をまずひとつ乗り越えた時にゴール裏も大きく成長出来るのではないでしょうか？